今朝、低気圧の通過に伴う西よりの強い風が吹くなか、函館港に宇和島水産高校実習船“えひ
め丸”が入港した...。“えひめ丸”は9月に28名の実習生を乗せ宇和島港を出航し、2カ月間
の長期航海実習で九州近海や太平洋の小笠原諸島付近の海域などで将来船員になるための
訓練を行いながら、函館への寄港。甲板にいた学生に声を掛けると「寒さにビックリした」と話
していたが、日に焼けた顔には逞しさが溢れていた。宇和島まであと一息、頑張れ実習生!!...
ところで、“えひめ丸”といえば、ハワイ州オアフ島沖での米海軍原子力潜水艦に衝突され沈没
し、実習生等が犠牲となった事故は忘れることが出来ない。今回の寄港の“えひめ丸”事故後の
平成14年に竣工した5代目で、総トン数499㌧、全長約56m、乗船定員60名と函館港を母港
とする実習船「若竹丸」より一回り小さい。実習生の話では「明後日、出航します!!」とのこと...
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