石川町から桔梗町の高台にあるジャガイモの花を愛でながら、ここまで来たらと大沼公園までドラ
イブ...。深緑に変わった樹木に囲まれた大沼公園もすっかり夏模様。青空に駒ヶ岳も気持ちよ
さそうに聳え、新型コロナウイルスの影響で移動自粛も解除となって、観光客の姿もちらほらと...
大沼、小沼では“コウホネ”の花が咲き誇っている。水面に突き出して咲く“コウホネ”は日本
原産で、スイレン科の多年生水草だが、これほどの群落を作っているのは珍しいとのこと。
確かに沼を埋めるほどの様は圧巻。また、「スイレン」の花も見頃...。このスイレンは「エゾ
ヒツジグサ」という種類で、花は白色が多いが、場所によっては赤や黄色もあるようだ...
ところで、“コウホネ”を眺めながら湖畔を散策していると、釣り人や巨大な望遠レンズを付
けて野鳥を撮影する人に会う。いずれも獲物をくるのを辛抱強く待っているが、特に野鳥は
巣作り、子育ての時期で人の気配には敏感でなかなか近づいてくれない。聞くと、朝早く
からお握り持参で夕方まで、一瞬を捉えるためレンズを向けているらしい。ガンバレ!!...
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)