霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

石州街道おまけ 津和野その2

2010年10月16日 | 石州街道
その1からの続き

山上に上がって見ると、見事な石垣を始めとする本格的な城造りの有り様に驚く(写真上)。平地に造られた城と全く変わらない巨大な石垣群を、どうやってこんな山上に持ち上げたのだろうかと想いを巡らしてみるが、当然オイラのような素人に分かる訳がないワナ。

元寇警備のため、1282年に土塁だけの原始的な山城としての築城が始まったらしいが、関ヶ原後の1601年以降に今のような石垣造りや出丸の増築などの本格的な工事になったようだ。
江戸時代になってもそのまま城として使われていたのは、隣接する長州への目付役としての使命があったのではないかとも言われているらしい。
本丸辺りから下界を眺めると(写真中)山城であることを実感できるが、ここに三重の天守閣が聳えていたかと思うと、その威容は相当なものであったことが想像できる。
本丸の東側並びには出丸跡もあり(写真下)、ここだけでもかなりの人数の武者がいたのだろうかネ。

その3へ続く


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