霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

石州街道おまけ 津和野その3

2010年10月16日 | 石州街道
2010年10月16日(土) その2からの続き

津和野城に登ってみて、その造りや眺めに驚いたのはもちろんだが、何とここにも、SL撮影団(いわゆるトリテツ)がワンサといることにも吃驚した(写真上)。当然、こんな遠方から撮影するのだから、皆さんが持参しているカメラは、でっかいズーム付きの高級デジタル一眼と三脚他一式だワナ。
見れば、主力の年齢層はやはりオイラと同様のリタイア世代のようで、小金を貯め込まずに、国内消費向上に大いに貢献していただいているのは喜ばしいことだ。

再度リフトに乗って麓に降り、歩いてすぐのところにある津和野稲荷にも立ち寄ってみたが、まぁここの駐車場もトリテツがずらりと並んでいて、SLが津和野駅を発車するのを待ち構えていた(写真中)。
ひょっとすると、駐車場を占領している自動車の多くは、参詣客ではなくてトリテツさん達かも知れないナ。都会のトリテツは、マナーを守らない自分本位の無法者も少なくないと聞くが、ここら辺りのトリテツさんは皆さん紳士ばかりのようにお見受けする。
紳士のトリテツさん達には、どうかお稲荷さんのご加護がありますように…。

お稲荷さんに参詣した後は、北側の鳥居参道をゆるゆると歩いて下り、以前から気になっていた参道沿いの「美松食堂」へ入って、遅めの昼食とした。
真っ黒な「いなり寿司」がここの名物と聞いていたので、うどんとのセットを注文してみた(写真下)。確かに真っ黒ではあるが特に辛いという訳でもなく、全体としては僅かに酸っぱ目で、中身の五目ご飯とのマッチングはなかなか宜しい。
うどんはごく普通の素うどんだったが、小鉢に入った里芋、筍、ふきの煮物がとてもアッサリしていて、いなり寿司のおかずに最適だった。

その4に続く


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