2010年12月5日(日) その3からの続き県道34号の大羽山交差点を右折し、俵山小学校・中学校そして俵山八幡宮を右手に見ながら、そのまま俵山温泉まで行ってみることにした。温泉街のすぐ手前に熊野山公園と書かれた小山があり、遊歩道もあって上からの眺めも良さそうなのでついでに上まで登ってみたが、斜面には躑躅が沢山植えてあるので、春に来てみるのもいいかも知れない。温泉街をすぐ足元に見下ろす山上からの眺め . . . 本文を読む
2010年12月5日(日) その2からの続き街道の左手少し高いところに、真言宗の古刹「能満寺」が見えてくる(写真上)。鐘楼を兼ねた山門や本堂は鮮やかな朱色に塗られていて、長閑な田園風景のなかで一際目立っている。1200年も前に、弘法大師が唐からの帰朝の折に、この地に立ち寄って創建したと伝えられているらしい。本堂の天井には、雪舟作と言われる花鳥図があるそうだが、生憎と本堂では何やら法事が行われている . . . 本文を読む
2010年12月5日(日) その1からの続き大寧寺を後にして県道34号の坂を登って行くと、大寧寺から5・600m位先の右手下に、旧道が見えてくる。以前はこの道がそのまま大寧寺峠に通じていたらしいのだが、最近誰かが歩いたという情報が無いまま、熊避け鈴をぶら下げて山中に入っていった。1km余りまでは普通に歩けたのだが、あと500m位で大寧寺峠の県道に合流すると思しき辺りで遂に道が無くなり、やむをえず引 . . . 本文を読む
2010年12月5日(日)今日は前回(三隅⇒湯本)からの続きで、JR長門湯本駅からスタートだ。例によって、美祢線の代行バスで駅前に降り立ち、湯本温泉街を抜けて県道34号に入る。大寧寺川沿いに往くとすぐに、大寧寺の伽藍が見えてきて、県道側からの入り口には、防長三奇矯のひとつに数えられた「盤石橋」が架かっている(写真上)。300年以上も前に架けられた橋で、当時の燈外和尚はこの橋ができたときに . . . 本文を読む
2010年11月27日(土) その2からの続き右手の一段高い所に向陽小学校が見えて来るが、子どもたちの歓声がとても賑やかに聞こえるので、グラウンドへ上がってみたところ、子どもたちと先生(多分)とが一緒になって連凧を揚げていた(写真上)。写真のように、すぐ西側は高い山になっているからと思うが、風が安定せずに結構回っていて、風向きが変わる度に全員でグラウンド中をあっちこっち一所懸命走る姿が、とても微笑 . . . 本文を読む
2010年11月27日(土) その1からの続きナフコやサンリブを過ぎて長門市内の国道沿いに歩いていると、何となく勤務先の同僚(Mさん)によく似た人が子どもさんと一緒に前を歩いていた。追い越そうとしたその時、お互いに顔を見合わせて吃驚。まさかこんな所で出会うとは思ってもいなかったのだが、『やぁやぁ』と声を掛けて、お互いの健闘を祈念した(ナンノコッチャ…)街道は、長門市中心部の正明市交差 . . . 本文を読む
2010年11月27日(土)前回からの続きとしては、JR山陰本線の長門三隅駅が今日のスタート地点になるのだが、何せ自宅からスタート地点へ行くまでの時間がかかることョ。マイカーで行けばピッタシ1時間で行けるのだが、公共交通機関を利用して行くとなると、最速で2時間、通常は3時間を覚悟しなくてはいけないのだから、とても同じ山口県内とは思えない。とは言え、その途中の時間待ちをそれなりに楽しめるようになれば . . . 本文を読む
2010年11月13日(土) その3からの続き県道36号を横断して湯免橋を渡ると「香月ロード」なる道になり、香月泰男画伯の余技とも言われた廃物利用のおもちゃを模ったモニュメントが、香月美術館までの道路沿いに建ち並ぶ(写真上)。一見、奇抜な出で立ちにギョッとするものもあるが、暫くの間周囲の風景と交互に眺めていると、次第に溶け合っていくように見えてくるのは不思議なもんだ。その先の湯免温泉入り口には小さ . . . 本文を読む
2010年11月13日(土) その2からの続きその先、床並地区に入ると、国道からは少し離れた道を辿るのだが、九十九折りでかつ上り下りの連続となり、国道を歩くよりも道のりが倍以上長くなるのは仕方ない。鎖峠の少し手前で国道と合流するのだが、その合流点のもう少し手前には、石造りの眼鏡橋(三見橋)を見ることができる(写真上)。説明板によれば、明治26年に県道の土橋として建設されたのが最初で、その後、大正3 . . . 本文を読む
2010年11月13日(土) その1からの続き暫くは歩道の無い危険な国道を歩くしかないが、三見漁港方向への三叉路を過ぎると右手に旧道が残っているので、こちらを往く。この道は舗装してあって歩きやすく、大型車に脅えながら道端を歩いていたのが嘘のようだ。道ばたに咲く綺麗な山野草と共に、長閑なひととき(写真上)が満喫できる。やがて街道沿いの宿駅である三見市に到着する。現在は、三見地区の中心は三見漁港の辺り . . . 本文を読む
2010年11月13日(土)赤間関街道は、 ・萩から日本海沿いに大回りする「北浦道筋」 ・長門市深川から南下して山間部に入る「北道筋」 ・萩往還途中の明木市から呑水峠・美祢を経て吉田で山陽道に合流する「中道筋」の3本のルートがあることは、前に記した。この内、中道筋は既に今年5月に歩いているので、次の目標として北道筋を目指してみた。新山口駅からバスに乗って萩バスセンターで下車し、まずは真っ直ぐ南下し . . . 本文を読む
2010年5月29日(土)湯谷温泉と言えば、何はさておき、ふるさと製菓の「親子饅頭」だわナ。しっとりとした薄皮の下に詰まったたっぷりの白あんと、その中から(子)饅頭が現れるという驚きは、この饅頭でしか味わえない。写真の六個入りで確か800円かそこらだったと思うが、全てが手作りでかつ、饅頭二個分の手間がかかっていること、そしてこの美味さからすれば、何とも良心的過ぎる値段ではある。立ち寄った時は「がん . . . 本文を読む
2010年5月29日(土) その2からの続き県道65号は200m位南下して、すぐ先で右折して再び県道233号に入る。その先、300m位行ったところで県道を外れて左の山道に入るのだが、この入り口でもまたまた迷ってしまった(写真上)。写真のように道路の右側に黄色いガードレールがあったので、何も考えずにそのまま直進したのだが、暫く行ってから県道を外れなければいけないことに気がついて、後戻りした。その先の . . . 本文を読む
2010年5月29日(土) その1からの続き四郎ケ原集落を抜けて、再度、危険な県道33号に戻り、美祢市衛生センターの少し先から右へ入る道があるのでこれを行く。最初はそこそこ歩ける道だったのが、次第に藪と倒木で歩きにくくなる。…が、歩道の無い道を車がビュンビュンと行き交う県道33号に比べれば、こちらの方がまだマシだ。小さな峠を越えて坂を下って行くと、江の河原公会堂前に出て(写真上)、県道235号を横 . . . 本文を読む
2010年5月29日(土)先々週は、赤間関街道の旧美東町絵堂から美祢までを歩いたので、今日はその続きで、美祢から長門吉田までを歩いてみることにした。先々週は帰路を急いでいたこともあって、美祢市内の上領八幡宮と八幡摩能峰宮(やはたうすのみねぐう……うっ、読めネェよ)を通過したので、まずはここを散策。ここの神社にもあったのだが、この辺りの石像や庚申塚には、必ずと言っていいほど「注連縄」が掛けてあるのだ . . . 本文を読む