3/19(土曜日)
昨日の知恵袋の回答では、放射線治療はあくまでも腰椎に転移した癌の進行を抑え、痛みを取り除くものであり、他の部位へ転移した癌の進行を食い止めることはできないと言う内容で、少なからず落ち込んでしまった。
しかし、抗癌剤治療に救いの道はないものかと、さらに質問を投げかけてみた。
すると今日、同じ回答者から下記のような回答が寄せられて来て、そこに微かな光明を見い出すことができたような気がした。
3/17(木曜日)
<質問>
腰椎への転移癌の質問に、回答を頂きありがとうございました。病院で、取り敢えず飲み薬だけでも抗癌剤治療を始めるよう勧められています。放射線治療と抗癌剤治療を並行して行ってもよろしいんでしょうか。
3/18(金曜日)
<回答>
docterhawkさん
切除不能膵癌に対する治療の一つとして5-FUを併用した
化学放射線療法があります。放射線治療に化学療法を加
えることで治療成績が向上することが示されています。ただ
現在は化学療法の成績が向上したため、Gemcitabine単剤
による化学療法が標準治療です。
前回回答したように、腰椎転移に対する放射線治療は症状
緩和が目的であって、疾患の治癒を狙ったものではありま
せん。腰椎への放射線治療に化学療法を同時併用すること
で制御期間の延長などが得られる可能性はありますが、臨
床試験でそれを証明した報告はないため、実験的治療と言わざるを得ません。
腰椎転移の症状が出ていないなら、TS-1などの内服抗癌剤で
まず全身化学療法を行うことは妥当な選択です。ただ、全身状
態が悪くないなら、Gemcitabineを用いるのが標準です。
Gemcitabine+TS-1という併用療法が現在試みられており、もし
かしたらGemcitabineの併用を見越してTS-1を進めているのかも
しれません。きちんと計画された臨床試験なら乗ってみるのもよいと思います。
従って回答としては、
・腰痛などの症状がないならまずは化学療法のみ始めるべき。
症状が出てきたら放射線療法を単独で行う。
・既に腰痛などの症状が出ているなら、放射線治療単独で治
療を行うべき。放射線治療終了後は化学療法単独で治療を進める。
・化学療法単独のRegimenはGemcitabine>5-FU, S-1。
となります。
16:00頃、四女が彼氏を連れて来たる。ベッドに寝たままの初対面となってしまったが、なかなかの好青年で少しほっとする。
夕方、妻と次女夫婦が、DVDブレーヤーを買って来てくれる。
今日は一日中安静にしていたせいか、殆ど痛みを感じることもなく過ごせた。幸せだ。
昨日の知恵袋の回答では、放射線治療はあくまでも腰椎に転移した癌の進行を抑え、痛みを取り除くものであり、他の部位へ転移した癌の進行を食い止めることはできないと言う内容で、少なからず落ち込んでしまった。
しかし、抗癌剤治療に救いの道はないものかと、さらに質問を投げかけてみた。
すると今日、同じ回答者から下記のような回答が寄せられて来て、そこに微かな光明を見い出すことができたような気がした。
3/17(木曜日)
<質問>
腰椎への転移癌の質問に、回答を頂きありがとうございました。病院で、取り敢えず飲み薬だけでも抗癌剤治療を始めるよう勧められています。放射線治療と抗癌剤治療を並行して行ってもよろしいんでしょうか。
3/18(金曜日)
<回答>
docterhawkさん
切除不能膵癌に対する治療の一つとして5-FUを併用した
化学放射線療法があります。放射線治療に化学療法を加
えることで治療成績が向上することが示されています。ただ
現在は化学療法の成績が向上したため、Gemcitabine単剤
による化学療法が標準治療です。
前回回答したように、腰椎転移に対する放射線治療は症状
緩和が目的であって、疾患の治癒を狙ったものではありま
せん。腰椎への放射線治療に化学療法を同時併用すること
で制御期間の延長などが得られる可能性はありますが、臨
床試験でそれを証明した報告はないため、実験的治療と言わざるを得ません。
腰椎転移の症状が出ていないなら、TS-1などの内服抗癌剤で
まず全身化学療法を行うことは妥当な選択です。ただ、全身状
態が悪くないなら、Gemcitabineを用いるのが標準です。
Gemcitabine+TS-1という併用療法が現在試みられており、もし
かしたらGemcitabineの併用を見越してTS-1を進めているのかも
しれません。きちんと計画された臨床試験なら乗ってみるのもよいと思います。
従って回答としては、
・腰痛などの症状がないならまずは化学療法のみ始めるべき。
症状が出てきたら放射線療法を単独で行う。
・既に腰痛などの症状が出ているなら、放射線治療単独で治
療を行うべき。放射線治療終了後は化学療法単独で治療を進める。
・化学療法単独のRegimenはGemcitabine>5-FU, S-1。
となります。
16:00頃、四女が彼氏を連れて来たる。ベッドに寝たままの初対面となってしまったが、なかなかの好青年で少しほっとする。
夕方、妻と次女夫婦が、DVDブレーヤーを買って来てくれる。
今日は一日中安静にしていたせいか、殆ど痛みを感じることもなく過ごせた。幸せだ。