あしあと

愛悠館動物慰霊センター12年の歩み。趣味のマラソン、俳句のことや愛犬花ちゃんのこと。好きな小説や映画の話し。

ドキュメント膵臓癌55~再入院

2011-03-15 08:34:21 | Weblog
3/14(月曜日)
無理が祟ったのか、朝から激痛で動けなくなってしまった。
鎮痛剤を多めに飲むも効果なく、妻から主治医の山口医師に電話で、緊急入院の許可を得て、止む無く119に緊急搬送を要請する。
生まれて初めて、救急車で運ばれる。
狭くて安定の悪いストレッチャーに寝かされて、どこをどう走っているのか分からないまま運ばれて行くのは、結構ストレスを感じるものである。30分程で病院に到着。

直ぐに山口医師の問診のあと、痛み止めの点滴を受けながら、血液検査、レントゲン、CT検査を受ける。

ベッドから担架、担架から病院のストレッチャー、さらにレントゲン台とCTの検査台への乗り降り、そして最後に病室のベッドへ移される間、計8回激痛に叫び声を上げる。

救急外来の診察室でしばらく待ったあと妻とともに、山口医師から検査結果と今後の治療方針について説明を受ける。

結果は、前回のレントゲン、CTと比べて特に変化は無く、新たな損傷は見当たらないとのこと。
治療方針は先ず麻薬系鎮痛剤オキシコンチンを一日二錠服用して痛みを押さえ込み、16日(水曜日)に紹介状とデータをもらい、大阪市立大学で放射線治療を受けることとなる。
この放射線治療の効果に、全てを託したい。

急な入院で一般病棟にはベッドに空きがなく、12階の緩和治療の病室に入る。
四人部屋とはいえ旧館とは比較にならない位、ゆったりとして設備も整っている。
まさかこんなにも早くここに入るとは思ってもみなかったが、一日も早く、放射線治療を受けることができるよう、只管耐えなければならない。