社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

10月26日(金) 保活、一段落。

2018年10月26日 22時21分46秒 | 2018年

 8時起床。妻と交代して娘を居間に連れ出す。今日は、朝から大量のうんちをしてくれた。最近はうんちのタイミングや量が日によってかなり異なり、出ないのかなと心配になることも多いので、朝にしっかりしてくれるとこちらも気分が良い。

 お昼寝をはじめた11時前に妻に交代してもらって、私は外出。まず、今日の一番重要なミッション、平成31年度の保育園の入園申請書を郵便局で発送する。締切は11月5日なのだが、届いた順番に書類のチェックをして不備などがあれば差し替えの連絡をしてもらえるので、可能な限り早めに発送した。ちなみに、最終的には50ヵ所の保育園(及び類似施設)を申請した。

 「星乃珈琲店」で、朝食兼昼食にサンドイッチを食べる。飲み物はアイスミルクティー。

 昨日妻がホームセンターで台所用のシャワーホースを買ってきたのだが、取り付けにつかうスパナが自宅にあるものでは小さいということがわかったので、今日改めて私が買いに行くことにした。距離としては、新横浜駅から3.3キロ。通常はバスを使うところだが、せっかくなので歩いてみることにした。日産スタジアムの脇を抜けて第三京浜の港北インターへ向かって歩き、IKEA港北店の手前を左折してすぐのところにある「コーナン港北インター店」が目的地だ。スタジアムを越えたくらいから緑も多くなり、田園風景が見られたり、廃墟になったラブホテル(後から調べたら、心霊マニアや廃墟マニアの間で有名なスポットだそうだ)があったり、港北インターの様子を間近で見られたりして、結構面白かった。

畑の隅っこになぜかカラフルなピーマン(パプリカ?)が捨てられていた。ハロウィンの飾りではなさそうだが…。

港北インターのほぼ真下にあるホテル「トロピカル」。ネットで調べると、なかなかショッキングな内部の画像がたくさん出てくる。昼間でもなかなかの不気味さだ。

港北インター下の歩道橋からは、料金所や工事現場の様子がよく見える。

IKEA港北まで来た。

ついに到着。色々と立ち止まりながらということもあるが、ちょうど45分掛かった。

 スパナの他にも雨漏りの補強テープ等を買い、帰りはバスで帰途につく。

 真っ直ぐ帰宅し、さっそく台所の水道の蛇口を交換する。念のために水の元栓を閉め、まずは既存の蛇口を外す。ナットの部分と水栓の留め具部分が一緒に回ってしまい予想外に大変だったが、何とか無事に取り外すことができた。続いて、新しいホースタイプの蛇口を取り付ける。これはとても簡単だった。何てことはない作業だったが、元栓を開けて水を流してシャワーの水が出てきた時は、結構な達成感があった。

ビフォー。

アフター。

 小腹が空いたので、おやつ代わりにお茶漬けを食べる。永谷園のお茶漬けの元に、ゆかりを少しだけ加えた。

 17時前からウォーキングに出掛ける。昨日と同様に岸根公園まで行き、合計で4.7キロを50分で歩いて帰ってきた。この時間帯だとちょうどいい薄暗さで、人もまばらにいるからいいかもしれない。昨日くらい遅い時間(21時)だと、さすがに暗すぎてちょっと怖かった。

 夕食はカルボナーラとサラダ。カルボナーラは美味しいことは美味しいが、妻が作った感じがしなかった。何だかやけに洗練され過ぎていて、ちょっとお洒落なイタリアンレストランなんかで出てきそうな味なのだ。美味しいが、好きではない味。聞くところによると、料理研究家的な人のツイッターで公開されていたレシピで作ったそうだ。サラダは、紫芋が入っていた。妻のお母さんが送ってきてくれたものだ。こちらは文句なく美味しい。

 まだ修正等があるかもしれないが、一応これで認可保育園の申請が終わった。先にも書いたように、最終的に申請書には50ヵ所を記載した。これで落ちたら本当に笑えないと思う一方で、当落以前に、子どもを保育園に入れるためになぜこれだけ大変な思いをしなければならないのかという問題意識がとても強くある。申請が終わっても1月末の発表までは精神的に休まらないし、落選に備えて認可外保育園のチェックは続く。「保育園落ちた日本死ね」という段階以前に、現時点でも既に「日本死ね」と思っている保護者は少なくないのではないだろうか。

 この問題が解決に向かって大きく前進しないのは、問題に直面している人々が少数派だからだと思う。そもそも子どもが減っている、つまりは子育て世帯が減っていることに加えて、その中でも最終的に保育園に入れない人たちは更に少数派で、保育園に入れた多数派の人々は当時の苦労など徐々に忘れてしまうし、問題意識を持ち続けることもないだろう。私だって、きっと希望の保育園に入れてしまえば、今ほどの怒りは持ち続けられないと思う。だから、杉田水脈のような政治家が何人も当選して、問題解決に向けた歩みが遅くなるのだ。横浜市をはじめ各地方自治体は努力をしてくれていると思うが、もっと国レベルで根本的な打開策を打たなければいけない。個人的には、保育の無償化なんて必要ない。大切な我が子を毎日長時間きちんと預かってもらうのだから、むしろ今の設定より高い金額を払ってもいい。だから、消費税を増税した分のお金は、保育士さんの待遇改善とか施設運営補助の拡充とか、保育士という仕事や保育園運営という事業を儲かるもの(までいかなくても少なくとも割に合うもの)にすることに使って欲しいと思う。


10月25日(木) 次のステージでも、栄冠は君に輝きますように。

2018年10月26日 11時12分56秒 | 2018年

 8時起床。朝から天気が良い。カーテンを開けると、部屋の中にも日差しがしっかり入ってくる。

 朝食代わりに昨日スーパーで買ってきていたソフトクリームを食べる。夫婦揃って朝からソフトクリームを食べている姿というのは、当事者ながら何とも滑稽に感じる。

 妻が娘を連れてホームセンターへ出掛けていったので、1人で昼食。レトルトのカレーを食べる。「神田カレーグランプリ」の第1回優勝店舗、「欧風カレーボンディ」のチーズカレーだそうだ。味の良し悪しはレトルトだから何ともいえない。

 妻と娘と待ち合わせ、駅の反対側にある認可外保育施設の見学へ行く。横浜市の認可外保育施設には2種類あって、本当の”認可外”保育施設と、「認可には満たないが一定の基準は満たしている」と市が認定している「横浜保育室」というものに分かれている。今回訪問したのは後者で、想像よりはるかに良い施設だった。認可に満たない施設というイメージがあり、最初から優先順位をかなり下げていたのだが、それは間違っていた。施設の広さや保育士さんの数もそれなりだし、スポーツや語学などのカリキュラムも充実している。食事も調理室で手作りされているし、送迎や持ち物などに関する保護者の負担も少ない。それに何より、園内に活気があって明るい雰囲気なのが良い。また、これは盲点だったのだが、私たちの場合、収入に比例して金額が設定される認可保育園より、横浜保育室のほうが利用料が安いことがわかった。これも、「認可外のほうが高いに決まっている」というイメージだけで、よく確認していなかった。ただ、やはりここも簡単に入れるわけではなく、一応申込はしたが、枠があてがわれるかどうかはわからない。

 17時過ぎに帰宅し、娘の入浴を済ませ、夕食。私が生協で注文した成型肉を焼いていて、脂がめちゃくちゃ出てくると妻が文句を言っている。ただ、味は悪くない。

 夕食後、娘の寝かし付けは妻に任せて、久しぶりにウォーキングに出る。岸根公園まで行って、公園内の1周730mのコースを4周(内1周だけランニング)して帰ってきた。アプリの記録によると、公園までの往復も含めて5.5キロを57分掛けて歩いた。これくらいなら、無理なく続けられそうな気がする。

 夕方から行われたプロ野球のドラフト会議、我らが北海道日本ハムファイターズは、1位で指名した大阪桐蔭高校の根尾昂選手を4球団競合の結果外してしまったものの、外れ1位で金足農業高校の吉田輝星投手を1本釣りした。そして、2位では花咲徳栄高校の野村佑希選手、4位で横浜高校の万波中正選手、5位で大阪桐蔭高校の柿木蓮投手と、甲子園の有名スターを次々と獲得。柿木投手と吉田投手は今夏の甲子園の決勝で投げ合ったエース同士だ。3位でも日本通運の155キロ本格右腕・生田目翼投手を獲得しているし、これはとんでもない大成功と言っていいだろう。来年以降がめちゃくちゃ楽しみになった。そんな中、個人的に一番のサプライズだったのは、初めて育成選手を指名したことである。BCリーグの富山GRNサンダーバーズから、海老原一佳選手。大型のスラッガーのようだ。どういう意図で育成指名となったのかは定かではないが、今後無事に支配下登録され、試合で活躍することを願うばかりである。6位で指名された田宮裕涼捕手、7位で指名された福田俊投手も、ファイターズは指名順位に関わらずチャンスをたくさんくれるチームなので、試合で見られることを楽しみに待っています。

 他チームでは、西武に2位指名された浦和学院高校の渡邉勇太朗投手と、ロッテに3位指名された元浦和学院のエースで今は早大エース、主将の小島和哉投手に注目している。渡邉投手は、個人的には今季の高卒投手の中では一番のポテンシャルを持っていると思う。小島投手は、かつての浦和学園のエースで、身体が限界を超えるまで投げ続け、最終的には左足が痙攣してしまうのだが、監督から交代を告げられても拒否するような熱い投手だったのをよく覚えている。早大に入ってからは、先発完投型の投手として更に成長を遂げている。どちらも、本当に魅力的な投手だ。応援しているチームではなくても、活躍に期待している。

 本当の意味でドラフトが成功だったのかどうかは、5年後、10年後にならないとわからない。残念ながら志半ばで去っていく1位選手もいれば、下位指名だった選手がのちに球界を代表するようになる選手になることもある。そこは、完全なる実力社会。私なんかが想像もできないような高いレベルで、想像できないような激しい競争の中を生き抜いていく彼らを、心から応援したい。


10月24日(水) 社交を避ける。

2018年10月25日 08時32分33秒 | 2018年

 8時起床。朝食は卵かけご飯と柿。

 昼食はラーメン。

 午後から妻が菊名にあるNPO法人が運営する子育て交流サロンに娘を連れて行ってみるというので、私はその間に買い物に出掛ける。本当は私も一緒に行ったほうがいいのだろうが、根本的にコミュ障だし、パパ友・ママ友的なものが欲しいと思ったこともないので、この手のものは妻にお任せしてしまっている。ただ、こんな天気の良い日にずっと家にいるのも何なので、本当はネット注文しようかと思っていた品々を自分で買いに行くことにした。

 駅前のドラッグストアで、粉ミルクの大を2缶、食洗機用洗剤2つ、洗濯用洗剤2つ、洗濯機洗浄剤を1つ購入し、リュックサックに詰めて一旦家へ持ち帰る。これだけ買うとさすがに重く、家の近くにある150mほどの上り坂がつらかった。その後再度駅前へ出て、スーパーで卵や納豆、カレーなどの食品類を購入して帰る。

 娘のお風呂を終え、寝かせようとしたものの、今日はやけに寝つきが悪かった。外出もしてそれなりに疲れているだろうし、そもそも寝かしつける時間も普段より遅めだったのだが、とにかく泣きっぱなし。途中で妻に交代し、最終的には睡眠導入曲を使うことで、何とか眠ってくれた。

 夕食は、エビチリと煮物。どれも美味しくてご飯がすすむと思いきや、今日に限って残りのご飯が少なく、いつもの1膳分も食べられなかった。まあ、カロリーが抑えられるから良しとするか。

 妻から子育て交流サロンでの話を聞いている中で、「やっぱりアウェイの環境に行くと疲れる」という言葉を聞いた時には驚いた。交友関係が広く、初対面の人とも臆せず話し、結婚直後でも私抜きで私の実家に遊びに行くような「社交性の化け物」(と私が名付けた)である彼女でも、初対面の人に囲まれる環境では疲れるのだ。この発見には、驚きと同時によくわからない安堵感を私にもたらした。先にも書いたように、私は根本的な部分でコミュ障なところがあって、知らない人と話をすることに大きなストレスを感じる。だから、友達を増やしたいとか、交友関係を広げたいと思ったこともない(厳密に言えば女性との交流に積極的な面は多々あるが、それは人間関係への欲求ではなく性欲に基づくものだし、今はもう許されない)。そんな私にとって、結婚しておいてこんなことを言うのはなんだが、妻は異邦人だった。自分がそうなりたいとは思わないが、純粋にそんな妻を尊敬しているし、頼もしいと思ってもいる。だが、今日の話を聞いて、彼女もやはり同じ人間だったかと、少しほっとしたのだ。また同時に、娘のために頑張ってくれてありがとうとも思った。


10月23日(火) 秘書のように娘の後をついて回る。

2018年10月24日 10時30分44秒 | 2018年

 8時起床。朝食は妻が作っておいてくれた目玉焼きと納豆ごはん。

 ベビーサークル内の魅力向上策だろうか、妻が新しいおもちゃを出してきた。以前に私の母からプレゼントしてもらった積み木だ。四角いものはまだ少し怖いので、丸いものだけを出す。滑り出しは好調で、きちんと興味を持ってくれた。高く積んでいって崩す、という流れが好きなようで、私が積んでいる段階から「エヘヘ」と笑い、積み終わると手を伸ばしてきて崩し、また笑う。

 昼前から妻が美容室へ出掛けたので、日中は娘と2人でひたすらゴロゴロして過ごす。食事やおむつチェンジ以外、大半の時間をベビーサークルの外にいて、色々なところを噛んでいた。最初こそ「そこは固いからダメ」とか「そこは汚いよー」と止めていたのだが、よく考えてみれば噛んでみることで物と対峙しているんだもんなと思い直し、危険のない範囲で自由にさせるようにした。ただ、少し目を離した隙にどこからか見つけてきた妻の葉書をかじっており、その端っこを食べてしまった。少しだから大丈夫だったが、注意しないと。

ベビーサークルの下に敷いているマットの端を噛んでいる。

ベビーチェアのベルトを噛んでいる。

引き出しの取っ手を噛んでいる。

 妻が帰ってきてから交代で昼食をとりに出掛けようと思っていたのだが、カラーリングに思った以上の時間が掛かったそうで、17時前まで帰ってこなかった。さすがにお腹が空いたので、急いで「星乃珈琲店」に向かう。

 注文は、トマトクリームソースのオムライスとフルーツティー。デザートには秋限定のモンブランのフレンチトーストを注文。以前に食べたビーフシチューのオムライスもそうだったが、ここのオムライスは美味しい。フルーツティーも、果物の酸味や甘さがしっかり出ていた。普通のドリンクより若干高いが、それで3杯分ぐらい量があるのも嬉しい。フレンチトーストも美味しかったが、さすがにお腹いっぱいで食べきれなかった。もったいないことをしてしまった。注文した時にはかなりの空腹だったので余裕で食べられると思ったのだが、今度からデザートまでまとめて注文するのはやめようと反省した。

 帰りに駅ビルに入っている三省堂書店に寄り、2冊の本を購入。武さんの新刊目当てで行ったら、もう1冊面白そうな本に出会ってしまった。

武豊『名馬たちに教わったこと』双葉社
鈴木和幸『勝ち馬がわかる競馬の教科書』池田書店

 19時前に帰宅して娘をお風呂に入れる。夕食は抜き。というか、さっきの食事が夕食みたいなものか。

 『名馬たちに教わったこと』を読む。武豊騎手がこれまでに騎乗した馬の中から33頭について綴った連載をまとめ、加筆・修正した一冊だ。私がこの本を手に取ったのは、その33頭の中にサイレンススズカがいたからである。今からちょうど20年前、1998年11月1日の日曜日に開催された第118回天皇賞。「沈黙の日曜日」と言われたその日の出来事を、私はリアルタイムでは知らない。レース映像も1度見たきりで、それ以降は怖くて見られない。それでも、その日起こった悲劇に思いを馳せると、胸にこみあげてくるものがある。ただの競馬ファンである私ですらもそうなのだから、パートナーとして一緒に走り、その背中を知っている鞍上の心中は察するに余りある。武さんも、未だに当時のことを詳しくは語らない。

 もしも……もしも、あの府中の4コーナーを、何事もなく回っていたら、どうなっていたんだろう……。今でも、ふとした拍子に、そんなことを考えてしまうことがあります。20年経った今でも、彼のことを思い出すと、喉に刺さった棘のようにちくりと胸が痛みます。

(中略)

 彼との思い出はたくさんあります。語るべきことも、まだ、まだ、あります。でも、今でもまだ、その傷口は膿んでいて、瘡蓋をはがすと、血が噴き出してきます。忘れることは生涯ないと思いますが、いつか……そう、いつか……傷が癒え、瘡蓋を剥がしても血がにじむ程度になることがあったら、そのときは、彼の話をしたいと思います。

 本書の中で、武さんは(天皇賞のひとつ前のレースである)毎日王冠までのことを語っている。しかし、その先のことを聞けるのはまだ先になりそうだ。私を含め競馬ファンの多くが、その時を静かに待っている。


10月22日(月) 妻ごきげん娘うたたね秋日和

2018年10月23日 21時10分42秒 | 2018年

 8時起床。妻から娘を引き取り、一緒に遊ぶ。洗濯物を干しに一緒に2階へ上がり、せっかくなので部屋で自由にさせてみたら、一目散に私のいるベランダのほうへ突進してきて焦った。当たり前のことだが、高いところは危なくて怖いという発想がまだないのだ。

 歯医者へ行く。以前治療したところで被せ物の内部が虫歯になっているであろうところが3ヵ所あるらしい。先生曰く、治療した際に虫歯を取りきれていないとこういうことになるらしい。その3ヵ所を見ると、「ああ、全部あそこの歯医者さんでやってもらったところだ」ということがわかってきた。今日はその内の1ヵ所の治療が終了。あと2ヵ所だ。

 昼過ぎから、妻と娘と3人で昼食を兼ねたお散歩に出掛ける。以前から気になっていた、岸根公園駅前にあるハワイアンレストラン「メレンゲ」へ。妻はロコモコとコナコーヒーのカフェオレ、私はハワイアンBBQプレートとレモングラスティーを注文。お店は子ども連れで賑わっているが、雰囲気的には過ごしやすい。メインの料理もまあまあ美味しいが、付け合わせの品々にももう少し気を配って欲しいというのが正直なところだろうか。

 岸根公園を散歩する。所々に秋の気配が漂ってきている。もう少ししたら、綺麗な紅葉が見られそうだ。赤や黄色が好きな娘も喜ぶだろうか。今日は公園に入って早々に眠ってしまったので見せてあげられなかったが、一方で妻はやけにご機嫌である。

 帰り道、これも以前から気になっていた近所の和菓子屋「三吉野」へ立ち寄る。お団子やいなりずしに加えて、「うちはお餅が専門だから」という女将さんの言葉につられてあんころ餅を購入。

 家に帰ってさっそく食べる。いなりずしはちょっと味薄め。ただ、ご飯が1粒1粒しっかりとしている。お米の種類なのか、炊き方なのか、こういうお米は好きだ。みたらし団子の甘すぎない香ばしい感じも良い。あんころ餅はやわらかく粘りがあって、久しぶりにちゃんとしたお餅を食べたなーという感覚になった。さすが、「お餅が専門」と言うだけのことはある。

 2時間ほどお昼寝をする。寝室で娘と遊ぼうと布団に隠れていたら、そのまま眠ってしまった。

 昼食に加えておやつもがっつり食べたので、夕食は軽めにお茶漬けで。

 私の職場への復帰が年明け1月からに決まった。少し前から職場と相談していて、当初の4月より早めに復帰する方向で話を進めていたのだが、正式に1月復帰ということで話がまとまった。せっかくのパパママ育休プラス制度をふいにすることになるが、当初の予定通り妻が(娘の誕生日のある)2月復帰、私が(1歳2ヶ月目となる)4月復帰だと、万が一保育園が決まらなかった場合に私が育休を延長しなければならないというのがネックだったので、ホッとしたというのが正直なところである。組織の規模的に、私の職場で育休を延長するのは申し訳なさすぎる。そこは妻(と妻の会社)に甘えることにした。これで、私は1月復帰、妻は(おそらく年度途中の2月では保育園に入れないから育休延長をして)4月復帰というプランで進めることになる。