6時半起床。
朝食は、昨日「もりもと」で買ってきたパン。カレーパンが濃厚で美味しい。
出発前にハスカップジュエリーも食べる。
北海道銘菓の中で、これがダントツに美味しいと思う。要冷蔵なので、気軽にお土産に出来ないのが残念である。
9時前にホテルをチェックアウトし、午前中は空港周辺を回る。
お昼前に新千歳空港へ戻る。
予約している飛行機まで2時間ほど余裕があり、便を前倒すことも考えたが、せっかくだから仕事をしていこうと思い、有料のラウンジに入る。
飲み物は無料だし、広い机でゆっくり作業が出来る。1時間半ほど滞在し、溜まっていた仕事を処理し、今回の出張の報告書を完成させることが出来た。
新千歳14:05発のJAL512便に乗り、羽田へ戻る。便を前倒さなかったのは、クラスJシートが国際線ビジネスクラス座席だからでもある。
都心上空から着陸。いつもは木更津方面からだから、この景色を見るのは初めてである。
時刻は15時半過ぎ。昼食を食べておらず、空腹が限界に近付いている。
ロビーに出てすぐのところに見つけたカレー屋「カレースマイル」に吸い込まれる。
三軒豚の黒胡麻カツカレーをいただく。
バスに乗り、馬車道駅前へ。今日は夜にPOGのドラフト会議があるので、そのまま会場へ向かう。
久しぶりに馬車道を歩く。
関内駅が綺麗に整備されていた。ただ、特に何かお店が出来たわけではなく、だだっ広いロビーになっただけである。
ドラフト会議の会場である「とりろう」に到着。個室を予約してある。
18時からドラフト会議がスタート。6人がそれぞれ10頭を指名する。指名が重複して抽選になることもあり、しっかり3時間掛かる。年に1度の大イベントである。この時間が最高に楽しいのだ。
私が指名したのは以下の10頭。
・1位 ダノンザタイガー(牡、父・ハーツクライ、母・シーズアタイガー、美浦・国枝厩舎、ノーザンファーム)
ドラフト1位候補3頭の(本場、シャザーン、グランヴィノス)の内、最終的に選んだ1頭。ハーツクライ産駒も残り数年なので、1番手で選んだ。そろそろ国枝先生がダービーを取るのでは(取って欲しい)という期待を込めて。
・2位 シャザーン(牡、父・ロードカナロア、母・クイーンズリング、栗東・友道厩舎、社台ファーム)
社台ファーム生産馬の1番手。1位候補に挙げていた本馬が2位で取れたのは嬉しかった。母・クイーンズリングも好きな馬だったし、金子真人HDと友道厩舎のタッグには期待しかない。
・3位 ヤングローゼス(牡、父・エピファネイア、母・ローザフェリーチェ、美浦・手塚厩舎、ノーザンファーム)
薔薇一族の1頭で、母の父はエンパイアメーカー。エピファネイア産駒は期待馬が多くて迷ったのだが、最終的にはエンパイアが決め手になった。
・4位 オーマイベイビーの2020(牡、父・バゴ、母・オーマイベイビー、栗東・藤原厩舎、ノーザンファーム)
一昨年の指名馬で、皐月賞とダービーで3着に入ったステラヴェローチェの全弟。バゴも高齢なので、産駒を指名できるのも残り数年だろう。バゴ産駒がダービーを勝ったら…という夢をのせて。
・5位 カルロヴェローチェ(牡、父・シルバーステート、母、スサーナトウショウ、栗東・須貝厩舎、ノーザンファーム)
大好きだったシルバーステートの産駒から選んだのはこの1頭。育成が順調そうであることと、馬主が先述のステラヴェローチェと同じ大野さんであることも選ぶ理由となった。父の果たせなかったクラシック参戦を果たして欲しい。
・6位 ラビアンムーン(牝、父・デクラレーションオブウォー、母・ラビアンローズ、厩舎未定、辻牧場)
個人的に期待している新種牡馬・デクラレーションオブウォーの産駒から、先日のJRAブリーズアップセールで最高価格をつけた本馬を選んだ。調教タイムも上場馬の中で2番目の速さだったし、ある程度のスピードと持続力は期待できるのではないかと考えている。
・7位 セレスティアリティ(牝、父・バゴ、母・アドマイヤテンバ、栗東・西村厩舎、ノーザンファーム)
バゴ産駒をもう1頭。既に入厩済みでデビューも決まっているが、調教タイムには少し物足りなさも感じる。初戦は様子見で、ゆくゆくしっかり走ってくれれば。
・8位 Distinguishableの2020(牝、父・Runhappy、母・Distinguishable、厩舎未定、米国産)
先日の北海道トレーニングセールで最速の調教タイムを叩き出し、最高価格をつけた外国産馬。血統的にはダート向きの馬で、距離も長くてマイルまでだと思うのだが、これだけのスピードを持っていると芝も走れるのではと期待してしまう。芝適正があれば、桜花賞まで楽しめると思うのだが。
・9位 バンドネオン(牡、父・バンドワゴン、母・ハッピーパレード、美浦・手塚厩舎、ノーザンファーム)
大好きだったバンドワゴンの産駒を選んだ。厩舎も馬主さんも父と同じで、陣営の思い入れの強さが感じられる。父のように、パワー溢れる走りでどこまでも逃げて欲しい。
・10位 ポリゴンウェイヴ(牡、父・ヘニーヒューズ、母・カヒリ、北海道・田中厩舎、北星村田牧場)
昨年度から創設された早期デビューの地方馬を事前指名できる特別ルールにより、ドラフト会議前に指名済の馬。現時点で既に、ホッカイドウ競馬で2戦1勝という成績を残している。完全にダートのスピード馬なので、地方の重賞戦線を賑わせてくれると期待している。
22時前に帰宅。荷解きをして入浴と洗濯を済ませ、今日の指名結果を集計サイトに登録してから、日付が変わる頃に就寝。