社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

7月12日(火)

2011年07月12日 23時10分29秒 | 2011年

  6時起床。今日は午前中に健康診断があるため朝食は抜き、いつもより15分ほど早い電車で出勤する。受付開始の10時に合わせて、先輩2人と病院へ。尿検査に始まり、身長・体重、血圧、血液検査、心電図、胸部レントゲン、視力・聴力、問診と、全部で1時間半弱の時間が掛かった。正式な結果は3週間後とのことだが、お医者さん曰く、全く問題ないらしい。

  それにしても、病院というのは今や完全にお年寄りの社交場と化している。来院者の9割以上が高齢者といっても過言ではない状況で、若いのは我々健康診断の受信者とMRぐらいだ。この光景を見れば、統計的な数値を見ずとも、高齢者の医療費が社会問題となっていることがよくわかる。ちなみに、彼らの中で本当に通院が必要な人の割合はどれくらいなのだろうか。それを本格的に調べたら、恐ろしい結果が出そうな気がするのだが…。

  先輩方と一緒に昼食をとってから、昼過ぎに帰社。しばらく事務処理をしてから、大量の書類を持って法務局、運輸局、県庁を回る。暑い中を歩き回るのは大変だったが、これで今年度の私の担当先の事務処理は一段落した。

  今週の土曜日に隣の部が主導で実施するシンポジウムがあり、当初の話では私たちもお手伝いとして参加するという話だったのだが、それを業務扱いとするかどうかが曖昧になっている。要するに、「実際にはそれほど手伝いは必要ないのだが、たくさん来る分には一向に構わない。しかし、業務として多くの人数を参加させるのは憚られる」ということである。結果的に、どうやら業務扱いにはせず、”自由参加”ということになるらしい。ということは、振替休日はもちろん、交通費も出ないしもしもの場合の労災も適用されないということだ。一方で、参加するかどうかが本当に”自由”かというと、そこには多かれ少なかれ何らかのプレッシャーが掛かってくる…。しかし、本来こういう曖昧な仕事のやり方はおかしいし、今後こういう形が定着していくのは防がなければならないので、ここはひとつ勇気を持って「じゃあ行きません」と言ってみようかと考えている。まだ、考えているだけだが…。

  19時半前に帰宅。この時間でも、空が明るい。


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