7時半起床。寮の宿泊者には食堂での朝食フリーパス券が配られる(というか、いつからか朝食代が寮費に組み入れられるよう=値上げになった)のだが、ここの食堂の味は良くないので、食べていない。毎晩、明日くらいは食べてみるかと思いながら寝るのだが、朝起きるとそんな気は更々なくなっている。その上、今回からはメニューの種類も減らされていた。経費削減だろう。実際、朝食を食べている寮生の割合はどのくらいなのだろう。
今日は、一昨日からの講義の最終日。明日からはテーマも先生も変わる。今日の内容は、昨日までの講義を踏まえて、事例研究と演習が中心だった。何度も(この手の研修の度に言っているような気がする)繰り返しているように、私はグループワークが嫌いだ。同じ職場のメンバーやある程度環境や前提条件、そしてレベル感が一致している人たちとやるのならいいが、そうでない場合のグループワークは無益なものに終わることが結構ある。今回も、講義全体の前提として「表面的には表れてこない情報を、日頃の支援や会話のやりとりを通じて顕在化していく」ことが挙げられているにも関わらず、とあるメンバーの第一声が「決算書を見てみると…ということが言える」だったのには辟易した。明らかに軌道修正が必要であることを認識しながらも、その気力もなく、そのまま時間が過ぎるのを待つ。確かに、きちんと軌道修正する努力をするべきだっただろう。それは私の反省すべきところだ。しかし、一回り以上も年上を相手にそれをやるというのは、特に人間関係が出来ていない相手に対しては、かなり難しい。
昼食は、東大和市駅の近くにあるイタリア料理屋「MOTHERS」へ。一昨日行ったタイ料理屋「カオチャイ」の向かいにあるお店だ。ここはいつも混雑しているのだが、かっこいいマスターのお兄さんがてきぱきと全体を統括しているので、時間がなくても安心して入ることが出来る。注文は、何とかというお洒落な名前のハムとキャベツのクリームソースパスタ。マスターのマネージメントだけでなく、味も良い。キャベツがいい具合にしっとりしていて、クリームソースやベーコンと絡めて食べると本当に美味しい。東大和市でイタリアンを食べたい時には、昨日の「フェリーチェ」かこの「MOTHERS」に来れば間違いはない。
サラダもいつもひと工夫されている。
デザート(パンナコッタ?)も美味しいというのはありがたい。
この3日間の講義を受けて、これまでは何となく重たいイメージで捉えていた事業承継というテーマを、初めて面白いと感じることが出来た。具体的な支援のポイントや取り組み方法、活用する資料等もしっかりと理解したし、現場へ戻ってすぐに実践の機会が来ても、何とかやれそうな気がする。むしろ、早く実際にやってみたい。事業承継を控えていて、比較的話をする機会も頂けそうな企業さんがいくつかあるので、まずはそちらへアプローチしてみよう。
今日は、職場で私も顔を出しておきたい事業が開催されているので、講義終了後に急いで向かう。スムーズに行けば、最後の1時間くらいには間に合うのだ。しかし、中央線の人身事故で足止めを食らってしまい、新宿まで来たところで諦める。後輩が主に準備を進めていたもので、どのような形になるのか見たかったのだが、残念だ。
西武新宿駅へ移動し、19時00分発の西武線特急小江戸33号に乗る。帰り道は通勤ラッシュともろに重なるので、ちょっと贅沢をすることにした。この時間なので、座席は全て売り切れたようだ。
30分ほどで東村山駅に到着し、国分寺線で小川、拝島線で東大和市という経路で帰ってくる。
夕食は、ステーキ屋「テキサス」へ。研修に来たら、このお店だけは外せない。注文は、シャリアピンステーキ。私の一番好きなメニューである。ワインに漬けたお肉を、ワイン、玉ねぎ、ニンニクなどの入ったソースで焼いたステーキで、ステーキというよりも肉だけビーフシチューといった感じである。この美味しさは本当にやみつきになるもので、研修だからテキサスに来るのか、テキサスがあるから研修に来るのか、わからないくらいだ。ちなみに、私はあえてライスを少し残しておいて、お肉を食べ終わったあとのソースに浸して食べるのがお気に入りになっている。少しお行儀は悪いが、これだけは許してほしい。
21時前に寮へ戻る。この時間だと入浴のピークかなと思ったのだが、大浴場にはほとんど人がいなかった。みんな、いつお風呂に入っているんだろう。
日中は気を遣い、夕方からは体力を使ったので、お風呂を済ませたら一気に眠くなり、何時に寝たのかよくわからない。