桜の季節がやってきて、あっという間に通り過ぎて行った。この時期は仕事の忙しさもピークに達しているため、1日1日の日記を更新することは出来なかったが、せめて写真だけでも記録に残しておこうと思う。
関内にある私の職場の近くの川沿いでは、毎年立ち止まらずにはいられないほど見事な桜が花を咲かせる。私も、出張の合間を縫って毎年立ち寄っている。
週末には、彼女と一緒に三溪園へ桜を見に行った。少し寒かったのと、天気があまり良くなかったが、ここの桜はやっぱり素晴らしい。
さて、競馬ファンにとって「桜の季節」といえば、桜花賞である。牝馬クラシックの初戦。阪神競馬場のマイル戦で行われる3歳乙女たちの頂上決戦だ。今年は、4月12日。出走馬及び私の予想は下記のとおり。
◎ ⑮ココロノアイ
○ ⑬クイーンズリング
▲ ⑧ルージュバック
△ ⑨アンドリエッテ
牡馬を相手に重賞(きさらぎ賞)で圧勝した⑧ルージュバックの力が上位なのは間違いない。しかし、やはり桜花賞への王道はチューリップ賞やフィリーズレビューだろう。というわけで、前者1着のココロノアイ、後者1着のクイーンズリングを本線で、ルージュバックは相手にする。そして、同い年のイケメン、川田騎手に期待してアンドリエッテを紐にする。
15時40分発走。当初の予想では、前に行く馬が多く、比較的ペースは流れる(早くなるだろう)と思っていた。しかし、それを懸念したのか、前に行くと予想されていた馬たちはお互いを牽制し合い、なかなか前に出ない。その様子から一瞬の判断で前へ行くことを決断したのが、岩田騎手と⑥レッツゴードンキ。優雅な単騎逃げで1,000メートル62.5秒のスローペースに持ち込むことに成功すると、先頭のまま最後の直線に入り、なんと上がり3ハロンを33.5秒と追込み馬もびっくりの速さでゴール。この上がりでは、後ろの馬は届かない。岩田騎手の一瞬の判断と、レッツゴードンキの力の融合が成した結果である。予想は完全に外れたが、歴史的にも珍しいレースを見ることが出来て、すっきりとした気持ちだ。しかし、これで総合収支がマイナスになってしまった。次は頑張らないと。