5時半起床。妻と娘を起こさないように身支度を整える。
今日は不要でも不急でもない大切な用事(内容はここでは書けないが、変な用事ではない)があり、福岡・博多へ行く。
娘のお世話は妻に任せ、新横浜7時10分発の東海道(山陽)新幹線のぞみ7号に乗る。新横浜から博多までの所要時間は4時間40分。昼行列車の連続乗車時間としては過去最高なのではないだろうか。
新横浜から乗った時点で同じ車両に乗っているのは私を含めて5名。私の座席は比較的車両の後方だった(14番)のだが、中段から後方にかけての座席には私以外誰も乗っていなかった。3密を避けられるだろうかという懸念は杞憂に終わった。
車内では、ラジオを3時間(オードリーのオールナイトニッポンで2時間、アルコ&ピース D.C.GARAGEで1時間)聴き、残りの時間はKindleで本を読んでいた。5時間弱もどうやって過ごそうかと思っていたのだが、案外あっという間だった。
結局、最後まで乗車人数が増えることはなく、むしろ最終的に広島以降は私ひとりになった。通常ではまず見られない光景に、不謹慎ながらワクワクする。
博多到着は定刻どおりの11時51分。リラックスして楽しい時間を過ごすことができた。ずっと座っていたので腰が少し痛いが、それ以外はすこぶる快適だった。
博多駅構内や駅ビルの、普段は賑わっているであろうお土産屋さん街がシャッター街と化している。
駅を出て、訪問先へ向かって歩く。初めての博多なので通常時の様子と比較できないのだが、これだけ大きな駅の周辺にしては驚くほど人が少ない。
訪問先での用件は1時間半で終了。
訪問先の方に「こんな時期でなければ、せっかくなので水炊きとかラーメンとか、美味しいものをたくさん食べてから帰りたかったんですけどね」という話をしたら、「もし外食に抵抗がないのであれば、1軒今も開いているおすすめのラーメン屋がありますよ」と教えて頂いた。せっかくなので、寄ってみることにする。
教えて頂いたのは「一双」。これぞ博多ラーメンという細麺とんこつラーメンのお店である。注文は味玉ラーメン。麺の固さは固めでお願いする。博多ラーメンといえばバリ固というイメージがあるが、私はバリ固はあまり好みではない。
綺麗な泡立ちのあるとんこつスープは濃厚ながら脂っこさはそれほどなく、最初から最後までおいしく食べられた。また、味玉の味も濃厚で印象的だった。
博多駅へ戻り、かろうじて開いていた改札前の売店でお土産を購入してから、14時39分発の山陽(東海道)新幹線のぞみ38号に乗る。博多での滞在時間は2時間48分。とんぼ返りとはまさにこのことである。
帰りもラジオを3時間(山里亮太の不毛な議論で2時間、ハライチのターンで1時間)聴き、残りの時間は読書にあてる。
徳山駅近辺の工業地帯。夜だったら綺麗な工場夜景が見られたのだろうか。
MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島。広島駅からとても近い。贔屓球団の球場がこれだけ駅から近いと嬉しいだろうな。
定刻どおり19時16分に新横浜に到着。19時半前に帰宅する。
お土産は辛子明太子(まるいち)と博多通りもん(明月堂)にした。
すぐに入浴し、夕食。煮物をたくさん食べる。
洗濯を終えてから、娘を寝かしつけるタイミングで一緒に眠る。今日は私も妻も計画的に寝落ちした。おそらく21時半前。