社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

1月3日(日)

2010年01月04日 16時18分26秒 | 2010年

  7時起床。9時前に祖母と一緒に家を出て、岡寺へ向かう。吉野行きの急行に乗り、一昨日行った橿原神宮前を越えて岡寺駅へ。駅からお寺までは、ちょうど3キロの道程である。結構な距離なので祖母が大丈夫かどうか心配していたのだが、そんな心配は全く必要なかった。むしろ、私のほうが疲れていたのではないだろうか。

聖徳太子生誕地(橘寺)

 

  岡寺は、西国巡礼の7番札所である。橿原神宮や飛鳥が近いのであまり人が来ないのではないかと思っていたのだが、実際には結構な人が初詣に来ていた。元旦の清水寺、昨日の藤井寺も同様、私は初詣というよりも巡礼として行っているので、ちょっと場違いな感じになってしまう。そもそも、観音像の前で般若心経をゆっくり唱えることが難しい。しかし、こういう賑やかな時期のお寺を見るのも、逆に新鮮といえば新鮮だ。

 

  帰りも同じ道を歩き、電車に乗って13時過ぎに帰宅。祖母と2人でもらいものの鴨鍋&雑炊を食べていると、朝から友人たちと会いに行っていた母がHさんを連れて帰ってくる。Hさんは母の一番の親友で、私も小さい頃から何度となく遊んでもらっている。私が彼女と会ったのは2年振りぐらいなのだが、相変わらず明るく元気で、とても楽しい方だった。私のことも随分心配してくださっていて、たくさん励ましの言葉を頂いた。

  15時過ぎに祖母とHさんと別れ、帰路につく。新大阪駅でお土産を買い、17時過ぎの新幹線に乗り込む。少しダイヤが乱れて遅れが出たが、20時過ぎに東京駅に到着する。21時に帰宅。あっという間の正月3日間が終わった。


1月2日(土)

2010年01月04日 15時47分24秒 | 2010年

  7時起床。午前中はゆっくりと過ごす。昼前に叔父家族が来て、一緒に近所の焼肉屋で昼食。その後、母と叔母、従妹はバーゲンを見に行き、祖母と叔父と私は藤井寺へ初詣(という名の巡礼)へ向かう。藤井寺駅前には、以前は近鉄バッファローズの本拠地だった藤井寺球場があり、本拠地移転後もしばらくはそのままの状態で建っていたのだが、今日行くとその場所は学校になっていた。「時代は流れていくなー」と思いながら商店街を歩き、藤井寺へ。こちらは以前と変わらぬ姿で参拝客を迎えてくれた。

近鉄南大阪線藤井寺行き各駅停車

 

 

  16時過ぎに一旦家に戻り、今度は叔父と2人で近所の打ちっぱなしへ。ああでもないこうでもないと指導を受けながら、腕が痺れるまでみっちり打ち込む。18時過ぎに帰宅し、バーゲンから帰って来た従妹たちと合流し、近所のうどん屋で夕食。その後、叔父家族を見送ってから帰宅。あっという間に1日が終わった。

 


1月1日(金)

2010年01月04日 15時29分41秒 | 2010年

  7時起床。身支度を整えてから、居間で家族と新年の挨拶を交わし、おせち料理を食べる。私はお餅が好きではないので、食べるのは年に一度、元旦だけである。その後、8時半過ぎに家を出て、母と一緒に大阪の祖母の家に向かう。東京駅から東海道新幹線に乗り、まずは京都を目指す。しかし、米原付近の雪の影響で、40分ほどの遅延が発生。正午に着くはずが、13時前になってしまった。

最新のN700系(左)と700系

 

岐阜羽島-米原間は徐行運転

 

  京都駅のバス乗り場には長い行列が出来ていた。30分ほど並んで、ようやく清水寺へ向かうバスに乗る。清水坂が人で溢れていたので、行きは五条坂・茶碗坂経由で清水寺を目指す。清水寺はもちろん素晴らしいお寺だが、高所恐怖症の私にとって「清水の舞台」は少し恐い。そのため、そんなにうろちょろすることはなく、本堂をお参りし、御朱印を頂いてから(西国巡礼の16番札所なのだ)すぐに下まで降りる。

 

  帰りは、人でごった返している清水坂を下り、四条方向へ歩く。当初は「ひさご」という親子丼屋へ行こうと思っていたのだが、あいにくお正月休みだったので、祇園で湯豆腐を食べることにする。この時すでに15時近かったため、お腹が空きすぎて写真を撮るのを忘れてしまった。また、隣のテーブルに座っていた親子の京都弁が心地良く、ようやく「京都に来たなー」と実感することが出来た。

 

  食事を終え、河原町駅から阪急と地下鉄を乗り継いで京都駅へ戻り、そこから近鉄線で橿原神宮を目指す。近鉄線では特急に乗ったのだが、私が子どもの頃から走っている「ビスタEX」という古い車両が現役で走っていたのには驚いた。財政的な事情なのかもしれないが、今でもこういう車両に乗れることは嬉しい。京都から橿原神宮前までの1時間弱、懐かしい車両に揺られてくつろぐ。

阪急京都線大阪梅田行き準急

 

近鉄京都線橿原神宮前行き特急

 

  橿原神宮に着く頃には17時を過ぎ、日も沈みかけていた。しかし、それでも参道は人で溢れ、活気に満ちている。本殿は荘厳な雰囲気を醸し出しているし、何度来ても良い神宮である。ただ、この時間になるとさすがに寒い。所々にある焚き火には人が集まり、暖かいものを扱う屋台が人気を集めていた。

 

  橿原神宮前から近鉄線に乗り、(大阪)阿倍野橋を目指す。阿倍野で祖母と待ち合わせ、駅前のYKKでとんかつを食べる。その後、祖母の家へ。「相棒」の元旦スペシャルを見ながらゆっくりと話をし、日付が変わる頃に就寝。