たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第1回 3日目

2011年09月18日 | バイオダイナミック農法

9月18日 日曜日

バイオダイナミックアグリカルチャートレーニングの2泊3日のセミナー3日目。

雨模様の朝。

ちょっぴり濡れたテントの夜。

イギリス人の女の子が言いました。

「濡れなきゃそんなのイングリッシュキャンプじゃないよ!HAHAHA」

なるほどね。うん。どうやらいとえはきちんと英国式キャンプを楽しんだようです。

 

さて、今日のプログラム。

・世界の農業における課題。

・野菜の収穫&ランチクッキング。

・振り返り

 

・世界の農業における課題

各3~4人のグループに分かれて、

課題は?問題は??

そして、希望は?解決策は??といった内容で話をしながら紙に書き上げていきました。

昨夜観た「WE FEED THE WORLD」がみんなの頭に激しく残っていて、そのことから問題提起をしていったグループが多かったです。

  

 

総括すると、ローカルフードが世界の農業を救うんではなかろうかということ。

工業化された農業の大量生産は見た目には多くの食料を生み出し、良いように見えるが環境汚染や地域の小規模農家の衰退。大企業の小さな歯車の中に組み込まれ、連作しまくり、ハイブリット品種のみの生産、そして薬剤必須。

貧困国から先進国に大量出荷され、安価の支払い。。。。。。負のサイクル、、、、。

 

輸出入は避けられない世の中だから、フェアトレードも大事。

技術の伝承。そして「We feed ourselves」にするのが理想だよね。

まずは、この世界の現状をみんなが知ることが大切だよね。

他にも細かく色々と出てきたけれど、簡単にわかりやすいものをまとめると、こんなところです。

 

・野菜の収穫&ランチクッキング

2人に1枚ずつ写真が配られました。

野菜のクローズアップ写真。

このそれぞれの写真の裏に

「*束」「*コ」「*枚」「*本」などの数量指定があり、それぞれの野菜をフィールドから見つけ出して収穫するのです。

ルッコラなのに、水菜を収穫しちゃったり、コリアンダーなのにイタリアンパセリを収穫しちゃったり。

間違えちゃった人もいたけど、わいわい楽しく「え~。わかんない~!!」「みつかんないんだけど!!」

「あっちにあったよ~」「ここではないんじゃない???」などなど。

Such FUN!!!!

こんなイベントを将来自分の庭でできたら、、、、、、、。

なんて妄想が、、、f(^_^;)(誰か土地恵んで~~!!!!)

 

私はセロリ2株でした☆

無事に収穫し終えて

キッチンでみんなでお料理☆☆☆

人手がたくさんあるものだから、

大きさバラバラ(笑)  個性があってそれも良し☆

美味しいパスタとサラダができました♪♪

 

ランチのあとは振り返り。

この第1回目はあまり「バイオダイナミック農業」について大きく触れたわけではありませんでした。

みんなのトレーニング生活の導入の要素が高かったように思います。

2年間のトレーニングプログラム。

いとえは英国には1年間の滞在の予定&ボランティアが主体の目的で来ているので本格的にトレーニングを受ける事はできません。

VISAって、じれったいです。

今期のメンバーは本当に良いメンバーなのです。

勉強って、環境もすっごく大切だと思うのです。

良い仲間が居ると、深まるし、意欲も変わる。

このメンバーと2年間学び、修了証を一緒に手にする事ができたらいいのになぁって、、、、

かなわぬ願望(>_<)

 

ともあれ、素敵な素敵な週末でした☆☆☆

 

7時間の車の旅を経て、ノースヨークシャーの村にたどり着いたのは22時半。

明日も朝からミルキング☆☆☆

 

おやすみなさいまし。。。。


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