たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
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脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

交配後の調査 & ちょっとサジェスト

2011年06月29日 | シードワークショップ

 

6月29日水曜日

 

今日は、なんだかとってもSeed Workshopらしいことをした日でした。

 

ここのボスたちはPea(エンドウ)たちの交配に挑戦しているのだそうです。

スナップエンドウ、さやエンドウ、背の高い品種、背の低い品種、紫がかった(アントシアニンを含む品種・含まない品種など。

色々な品種の花粉が熟して自家受粉してしまうその前に、花を摘んで別の品種に受粉させ、タネを作り、それを栽培して、経過を観察する。

まだまだ、はじめたばかりの段階らしく、色々調査中で、その調査を手伝わせてもらったのです。

今回の各種(約交配をしたPeaからそれぞれ収穫し、播種したもの)調査内容。

・無事に育っている株の数

・アントシアニンの有無

・草丈

・一番花までの節数

・開花時期

・実の長さ、幅

・筋の有無

・マメの数

・さやの形、厚さ

・さやの可食or

などなど、、、、。

 

午前中に作業をしていて、それぞれをつまみ食いしながらしていたら、ランチ前にお腹がいっぱいになってしましました。

(っても、まぁ、そりゃぁランチは食べるんですけどね。)

 

午後は午前中の続きを少ししてから、パースニプス(ニンジン風味のいものような食感のセリ科の根菜)の除草をしました。

この状態だと、セロリの芽みたいですね☆

 

このフィールドに行くまでの道。

こないだのシュンギクが更に開花してました♪♪

 

そして、こんな所も通るのです。

牧草農地をザパザパかき分けて歩くのです。

(この角度は帰り道だけど、、、。)

雨降りあととかだと、膝下ビショビショ。

 

パースニプスの除草をしながら、ボスにちょこっと聞いてみました。

 

“塩っぽい土地でも育てる事のできる野菜、なにか知らない?”

“なんで??”

“知ってるように、日本は大きな津波にあったから、、、”

“ん~、、、。確実に!って言い切れるわけではないけど、Leaf Beetなら海岸沿い出身の野菜だし、痩せた土地でもほっといても育つから良いんじゃない?”

って。

 

リーフビート“Leaf Beet"って、「スイスチャード」とかがそのなかまです。

テーブルビートの仲間で葉っぱを食す種類。

 

東北だし、関東以西のような蒸し暑い土地ではないし、どうかしら??東北のみなさん。

 

「スイスチャード?あんまし好きくないんだけど、、、」ってかた!!

 

ちょっと肉厚で美味しいリーフビートもありますのよ。

英国気候で3月から7月中旬が播種期だから、、、。ちょい遅いのかしら??、、、orz

 



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