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小池百合子と稲田朋美に何も学ばなかった杉田水脈の「末路

2022年02月05日 23時00分36秒 | 政治のこと

忘れた頃に杉田水脈…

写真:現代ビジネス

 「女性はいくらでもうそをつけますから」  性暴力被害に関する予算を議題とする自民党内閣第一部会・第二部会合同会議でそう発言したと報じられ、大きな批判を浴びた杉田水脈衆議院議員。当初は発言自体を「していない」としていたが、下村博文政調会長との会談後に記したブログで前言を撤回、発言を認めた。 【写真】安倍総理が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」


10/6/2020

  LGBTに対する「生産性がない」発言のほか、杉田氏の差別的発言は今に始まったことではない。批判されてしばらくは言動を自粛するものの、騒動が収まり、忘れた頃にまた「失言」し、注目を浴びるということを繰り返してきた。  

まさに「忘れた頃に杉田水脈」である。懲りているはずなのに、不用意にこうした発言を繰り返すのは、「失言」が彼女のキャリアにとって実質的にはマイナスではなかったことを示している。  

むしろ、自民党内や支持層には自分たちが言いにくいことを代弁してくれたと評価する人も少なからず、いや相当数いて、だからこそ50歳を超えた杉田氏に対して「若いから」などという「とってつけたような理由」で責任は不問に付され、離党等の処分もされることなく今日まで生き延びてこられたのである。

  杉田氏は今回もこれまでと同様の対処をすればいいと思っていたであろう。

  騒ぎが収まれば、任期もあと1年、近々解散が行われると言われる衆議院選挙でもまた比例優遇され、再選は固い。よしんば処遇が話題になることがあっても、選挙のドタバタにかき消され、気がつけば「みそぎは済んだ」と堂々と胸を張って国会に戻れる――。発言直後の杉田氏、自民党の対応からはその思惑が見え隠れする。  

杉田氏の方から言えば、クローズドの会合とはいえ発言が外に漏れることは想定の範囲であろう。むしろそうした発言が拡散されることで、自らの存在をアピールする絶好の機会とさえ思っていたかもしれない。  問題が起こっても、非公開の議事録は出ないだろうし、公文書すら自由自在に扱いを変えることができる党だ。内部文書ならばなおさらのこと、いざとなれば大幅に意訳した内容に修正することだって可能なのだ。

 しかし、杉田氏は下村政調会長との会談での「口頭注意」を受ける。会談では発言があったか否かの確認が行われた模様だ。関係者に確認したとなっているが、杉田氏が認めざるを得ない状況となったということは、会議の音声録音か録音をそのまま起こした内容が示されたことだろう。  


部会はクローズドで行われることが多いが、議事録を作成するために政調の職員、もしくは欠席議員の代理出席をしている秘書が録音をとっていることが多い。音源等何らかの証拠がマスコミに流れるのも時間の問題となると、それが出る前に自ら発言を訂正した方がいいというのが党の判断だったのだろう。  

またフラワーデモなど性暴力被害者や支援者によるネットでの署名活動の勢いに「言っていない」とシラを切り続けることができなくなったとの事情もあるのではないか。どこかで世論が盛り上がることを止めないといけない。党にとってもここは素直に「謝罪した体」を取るのが賢い選択である。 

 杉田氏は前回、2017年の選挙では比例代表単独候補だった。現在、小選挙区の候補者として決まったとの報道もないところを見ると、次回も同様比例単独でいくつもりでいただろう。


  選挙が公示されてから有権者に投票所で名前を書いてもらう小選挙区での候補者と違い、比例代表単独候補の場合は、選挙初日、届け出と同時にほぼ当落が決まる。名簿搭載とその順位こそが当落の鍵だからだ。 

 選挙期間ではなく、選挙に突入する前にこそ名簿の決定権を持つごく一部の党幹部にどうアピールできるか。だから比例代表候補者にとっては、むしろ「今」こそが重要な選挙期間なのである。 

 ちなみに自民党も杉田氏を理由なく比例優遇していたわけではない。安倍晋三前総理が杉田氏を評価していたのは、杉田氏の言動を肯定し、後押しする保守系団体等の全国的な組織票や未組織のネトウヨと呼ばれる層の票を意識していたからだといわれる。 

 杉田氏が意図的であろうがなかろうが定期的に問題発言を繰り返すのは、ある意味で票の掘り起こしであり、自分への支持のテコ入れ、メンテナンスでもあったのだ。 

 しかし、今回は様相が違った。  

「女性は」と大きな括りにしたことで、予想以上の反発を招いてしまったからだ。すでにLGBTに対する「生産性がない」という発言で、より多くの人々の反発を買う経験をしていたはずなのだが、それすら杉田氏の周辺では「武勇伝」となっていたことだろう。

以下はリンクで>


コメント (2)
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落葉の森と夕暮れ

2022年02月05日 19時06分23秒 | いろいろな出来事
今日は、曇りの夕暮れですね🍀



1・30・2022
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土曜日の夜にお参りです🍀

2022年02月05日 19時01分31秒 | いろいろな出来事


まだまだ、寒いですね❗
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日没になります❗

2022年02月05日 17時33分42秒 | いろいろな出来事


日没も、少しずつ早くなりますね🎵
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落葉樹の木漏れ日に

2022年02月05日 17時11分08秒 | いろいろな出来事


春の陽光ですね❗
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