リセット整体の具体的な施術方法を説明します。
そもそも、“なに”をリセットするのか。
それは、“からだの柔軟性”です。
“からだの柔軟性”とは何か。
人間が本来もっている、“しなやかさ”です。
では、どういう手段でリセットするのか。
それが、『圧伸療法』(≒ズリ圧)です。
圧伸…読んで字のごとく、圧を加えつつ、伸ばしていくことです。
「なんだ、それだけ?」と期待はずれな答えかもしれません。
しかし、その“それだけ”の行為こそ、からだにとって必要な刺激であると考えています。
指圧的な施術【垂直圧】も、もちろん有効ですし、ストレッチ的な施術【伸展】も、効果的です。
それぞれに、長所もあり短所もある。基本の概念に東洋的思想や西洋的思想の違いもある。
その【圧】と【伸】の異なったベクトルを、同時におこなうことにより、からだの“こりぐせ”(≒慢性的なコリ)が、より効果的に解除(リセット)されます。
手段としてはシンプルなのですが、現実には簡単ではありません。
その【圧】と【伸】の加減・バランス・深さなど、効果をだすためには、かなり神経を使います。
“からだの声”(=反応・変化)をいかに、しっかりと受け止めることができるか。
そして、その”声”を、施術にどれだけフィールドバックしていけるかが、リセットできるかできないかの差になります。
“圧伸療法”の長所は、2つ。
(1)持続性が高い。
(2)効果が共有できる。
(1)はそのものズバリ。からだがきちんと柔軟性を取り戻せば、効果が持続してくれるのは、当然といえば当然ですね。
(2)の意味を簡単に言ってしまえば、“気持ちいい”ということ。
“圧伸療法”でリセットされていけば、“痛気持ちいい”感覚があります。
この“イタキモ”感覚こそ、お客様と施術者が共有できる感覚なんです。
シンプルだからこそ、応用範囲が広い。
シンプルだからこそ、効果が感じられる。
シンプルだからこそ、素直に納得できる。
からだが元気になるのに必要な刺激を提供できる施術法を、“圧伸療法”と定義したいと思います。
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