「オマエがオカマになったら、ジイちゃんは縁を切るぞ」
ちょっとなよっとした仕草を見せた孫にそう言い放つと、
「なんちゅうひどい言葉・・・」
と娘があきれかえった。
「たかが」その程度のことで「縁を切る」という発想が「ひどい」のだそうだ。
そうか、「たかが」なのだ。
たしかに、考えてみればそりゃそうだ。
娘の言い分のほうに圧倒的に分がある。
ホント「ひどい」ジジイだな、と反省した。
ことほど左様に、わたしのなかでは近ごろとみに、わが子たちの言葉が重きを占めるようになってきており、あっさりと非を認めてしまうことも多い。
「老いては子に従え」というほどの年寄りでもないし、逆に、「老いたる馬は道を忘れず」とばかりに行く道を指し示す務めを放棄するつもりもないが、大まかな傾向としては、それでよいのだと思っている。
「えー、ぜんぜんコッチの言うこときかんくせにー」
そんなふうに言われるかもしれないが、内心ではマチガイなくそうである。
いやホント、
だからホントに、
少なくとも気持ちは、
そうなのであるってば ^^;
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