散日拾遺

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ブログ一周年感謝/日本への信頼

2014-04-06 22:49:00 | 日記
2014年4月6日(日)

 今日が当ブログ開始一周年であることを、プロバイダーがメールで知らせてくれた。

 「ishimarium さんが 2013年04月06日 に書かれた記事をお届けします。」

 で、「人のすなるブログというものを、我もしてみんとてするなり云々」
 とお節介にも駄文を再掲しておいて、

 「1年前に書いた記事の感想を書いてみませんか?
また、ライフログとして1年後の自分に向けて素敵な思い出をブログにまとめましょう♪」

 だってさ。あの手この手を考えるものだ。

***

 勝沼さん、この間、折りにふれてのコメントをありがとう。
 次の一年もよろしくお願いします。

・タイトル:
 マシュー・マッグローリー

・コメント
 最近(といっても9年前ですが)では身長2m29cmの俳優マシュー・マッグローリーさんが32歳という若さで亡くなったことが話題になりました。ティム・バートン監督の「ビッグ・フィッシュ」の彼のインパクトは絶大でした。
 ミゼットの人達もそうですが、CGで人を大きくしたり小さくしたりできる現在でもこういった人達が活躍している映画は数多くあります。

⇒ 現にこういう人間が存在していて、その人がこの役を演じているという緊張感は、映画の何かをきわどく支えている感じがします。演劇から出発した映画の、系統発生的な証しとでも言いましょうか。演じる者の身体性は、やはり映画のリアリティの大事な支えだと思うのです。CGで固めたバーチャルな画面構成は、それはそれで結構だけど、既に別のジャンルを独走しているのではないでしょうか。
 ネットでマシュー・グローリーを引いてみたら、「巨人症」という文字が少々目立ちすぎて不快でした。ジャイアント馬場や羅生門綱五郎についても同じなんですけどね。「猟奇」という言葉が浮かびます。「奇」なるものを面白がっているんです。近世ヨーロッパの諸都市で、精神病院見物が市民の娯楽として成立していたことを、あわせて思い出しました。インターネット上で見物しているわけですね。
 
***

 それで思い出した、というのも妙だが、内心では一行飛ばしでつながっている。
 T君から久々の来信、その追伸。

> 今、PCでこんなビデオを観てました。恥ずかしながら、福島第3、4号機の爆発がどういうものであったか、初めて知りました。福島、靖国、STAP細胞、捕鯨と世界から日本への信頼が失われていっていることを厳しく受け止めないといけないと思います。

http://www.at-douga.com/?p=5228&fb_action_ids=613998452016988&fb_action_types=og.likes

 ここにT君の挙げた4つはそれぞれ意味合いが違っていて、並列することに幾分の異論もあるけれど、福島とSTAPに関する限り、実はかなり近い問題ではないかという直感がある。「科学におけるモラルの問題」と取りあえず括っておこう。

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