いやしいのか、食べることならと、年末の行事を集めました。
食べて御利益があって、言う事なし!(^^)!
そして、いつも話題に上りますが、つい行けないのが、しまい弘法、しまい天神、今年こそはと思っています。
ぜひ皆様もおいしい御利益をどうぞ・・・。
<千本釈迦堂>
「千本釈迦堂」は通称で、「大報恩寺」が正式名称です。大根(だいこ)焚きは、鎌倉時代に茲禅上人が大根の切り口に梵字を書いて魔除けとしたのが始まりです。今も梵字を書いた大根を加持祈祷した後、切り分けて炊き込んでいます。古くから諸病除けに良いと信じられてきた大根をいただくと、冷えた体も芯から温まります。
2011年12月7日(水)、8日(木)10:00~16:00
<虚空蔵法輪寺>
法輪寺の本尊である虚空蔵菩薩は、技芸や芸能上達の守護仏として崇められています。同寺には、全国から使えなくなった針が寄せられ、針供養への信仰のあつさをうかがわせます。当日、本堂では古式ゆかしい衣装を身に着けた織姫が舞いを奉納、訪れた参拝者は5色の糸を通した大針を特製のコンニャクに刺して、針への感謝を表し、技芸の上達を祈願します。
2011年12月8日(木)法要13:00~14:00
<了徳寺>
鳴滝の里に佇む了徳寺。「大根焚寺」の名でも知られます。2日間で3,000本にも及ぶ大根が炊き上げられます。これを食べると中風にかからず、長寿のご利益があるとされ、約1万人の参詣者が訪れ賑います。親鸞聖人の徳を偲び、供えられる大根は、故事にちなんで塩で炊かれ、振る舞われる分はしょう油で味付けされています。
2011年12月9日(金)、10日(土)9:00~16:00
<東寺の弘法市>
「弘法さん」の名で親しまれる東寺の弘法市。1,000以上の露店が軒を連ね、多くの人で賑います。8:00ごろにはすべての店開きが完了。毎月21日に開催される市ですが、最終月は「終い弘法」と呼ばれ、師走の恒例行事となっています。味わい深い陶器の皿や古着、レトロな昭和の雑貨など、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
2011年12月21日(水)
<矢田寺>
平安時代の初期に、奈良県の金剛山寺の別院として建立された矢田寺。秀吉によって寺町に移され、現在は賑やかな商店街に面しています。本尊に安置された地蔵菩薩立像は、地獄で亡者を救うと信仰され、「代受苦地蔵」とも。かぼちゃ供養は中風除けと諸病退散にご利益があるとされる行事で、先着1,000人の参拝者には無料で、甘く炊いたカボチャが振るまわれます。
2011年12月23日(金・祝)10:00~
<終い天神>
北野天満宮の御祭神である菅原道真公が6月25日に生まれ、2月25日に亡くなったことから、毎月25日が縁日となっています。12月25日の終い天神は、京都の冬を締めくくる風物詩として定着し、全国から多くの人が訪れます。露店も通常の縁日以上に並び、迎春準備のための祝箸、注連縄飾り、葉ぼたんなども売られ迎春ムード一色に染まります。
2011年12月25日(日)