京都の暑かった夏も初秋を迎え少しづつ涼しくなってきました。
現在京都の五つの寺(三千院、圓光寺、建仁寺、東福寺、常寂光寺)で「モシュ印/コケ寺リウム」キャンペーンが開催されています。(~11月30日)
「モシュ印」とは英語で苔を意味するmossと御朱印を掛け合わせて造語。
各寺院の御朱印の文字を苔で描いたオリジナルアート。
「コケ寺リウム」とは苔テラリウムと寺を掛け合わせた造語。
密閉したグラス容器の中に各寺院の象徴的な建造物のジオラマと庭園を苔で再現したミニチュアアートだそうです。
私は今回建仁寺に見に行ってきました。
建仁寺は京都最古の禅寺。
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」、小泉淳作筆の天井画「双竜図」などで良く知られています。
私がこの寺が好きなのは全てオープンにされており、他にも高精細デジタル複製された「雲龍図」、「竹林七賢図」、「琴棋書画図「」なども自由に写真撮影ができます。
本坊中庭にある潮音庭は中央に三尊石を配した四方正面の禅庭で苔に覆われています。
この機会にぜひ珍しい苔の御朱印を見に来てください。
拝観料500円で、当館からは京阪電車神宮丸太町から祇園四条駅下車徒歩約7分、市バスだと202号系統で河原町丸太町から東山安井下車徒歩約5分です。
京都好き男 細木