京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

城南宮の湯立神楽

2020-01-22 | 京だより

1年で寒さが最も厳しいとされる二十四節気の大寒にあたる1月20日、邪気を払い無病息災を祈願する湯立神楽が伏見区の城南宮で行われました。



神事の後、拝殿で4人の巫女が扇や鈴を手にお祓いの神楽を舞いました。

 

続いて、たすき掛けの巫女が、煮立った大釜の湯に清めの塩、御供物のお酒とお米を入れた後、笹の束を釜に浸けて振り上げ湯を散らして参拝者の邪気を払い無病息災と願望成就を祈ります。

 


儀式の後、参拝者は釜の湯煙を浴びたり、神事に使われた笹に短冊を付けた福笹(1000円)を買い求めておりました。
この福笹を持ち帰ると福を呼ぶと言われます。

 

城南宮では毎年1月20日に催されます。

京都好き男 細木

 


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