京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

蹴上散歩

2015-04-30 | 京都案内

京都へお越しの皆様、ありがとうございます。

蹴上付近のお奨めです。
三条通を東へ進みますと、仁王門通と合流します。ここを蹴上(けあげ)と言います。何故そう呼ぶかは物の本に任せるといたしまして、京都市の蹴上浄水場があります。
この時期、4600本のつつじが咲き誇り、5/3~6に一般公開され、多くの人が訪れます。地下鉄東西線京都市役所前駅から3駅目、蹴上駅下車すぐです。

仁王門通を北へ進みますと、桜の名所、インクラインがありますが、今は新緑が目に鮮やかです。



白川通りとの交差点を右に曲がると、正面に「絶景かな、絶景かな」で有名な三門を持つ南禅寺の中門が見えてきますが、手前に金地院という塔頭があります。小堀遠州作庭の「鶴亀の庭」が名高く、ほかに狩野派の襖絵がある方丈、茶室「八窓席」など見どころがあります。

 

奥に進むと南禅寺。臨済宗南禅寺派の大本山、中門を潜ると先の三門、法堂、方丈と伽藍が並びます。桜、新緑、紅葉と季節を問わず、訪れる人が絶えないお寺です。

脇道を北へ進むと永観堂、さらには哲学の道へと続きます。岡崎公園を抜けて歩くもよし、西へ戻って青蓮院から知恩院へと歩くもよし、お奨め散歩コースです。

 橋本でした。