先日朝の出勤前にプルプルと電話の鳴る音が来ました。
友人から突然、山口・萩に旅行しないかとの誘いでした。
友人とは久しく会っていません、会いたい気持ちと私自信還暦を過ぎ、一年目の歳を迎え人生の再スタートをきるに当り何かを求めていた矢先でもありました。
直ぐに“OK” と返事をしたくなりました。
しかし、躊躇し検討すると答え急ぎ通勤電車の待つ駅に向かいました。
この日は予定の時刻が来てもまで電車が到着しません。
待っている間にも寒さが増し、身体がだんだんと震えなかなか止まりません。
このような中で萩といえば桂小五郎・高杉晋作など幕末の志士たちが生まれ育った街であり、又、当館石長松菊園が桂小五郎、後の木戸孝允の屋敷跡地に建っている事を思い出しました。
これも何かの縁と感じ、人生の再スタート地として、山口・萩は最適な所と考え志士にはなれませんが、見聞を広める為にも旅行に参加することを決めました。
するとなぜか楽しみのあまり“春よ来い♪ 早くこい~♪”と口ずさみながら電車に乗っていました。
さらに電車内で冬の冬の味覚ふぐ料理のポスターを見つけました・・・。
そのポスターを見ている内に先ほどより少し大きな声で・・・
“春よ来い♪ 早くこい~♪”
と口ずさんでいた自分に気が付き、急に恥ずかしくなり、顔が赤面し、身体も火照ってきて慌てて途中下車をしてしましました。
その後、本当はふぐ料理に舌鼓したかっただけのもう一人の自分がいた一日でありました。