京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

2010-06-25 14:08:08

2010-06-25 | インポート

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<夏待草>

祇園祭大船鉾が 復興に  幕末焼失 債権準備

祇園祭孟宗山の胴掛に  平山画伯の 砂漠らくだ行き

水琴窟 心開いて 音色聴く  静寂の中 心洗わる

黒谷の鎧の池の 謎を解く  水枯れ起きず  水源調査

沙羅の花 無情に落ちる苔の上  はかなき人生 縮図のように

                       調理部仕入担当 上野

京都では季節がうつろうたびに肌で感じる四季と目に見えて変化して行く景色が、この時期めまぐるしく感じるのです。

特に今年は夏日があったり梅雨に出会ったりして、訪れる方々も色々な京都を実感ざれているのでしょうね。

「水無月」と言う言葉も「水の月」と言う意味もあって各地の苔が見事なまでも人々の目を楽しませてくれています。

自然の力と生命力にはいつもながら感心しています。

もうすぐ祇園祭りが始まり、京都にも夏の訪れがコンコンチキチンの祭囃と共に街中にひびくことでしょう。

きっとそんな時は、やっぱり京都だな、と感じていただけることでしょうね。

今もこれからも、「やっぱり京都」であるために私達も頑張りたいと思います。

A  ( ^^) _旦~~