日本人イスラム教徒ゆとろぎ日記 ~アナー・イスミー・イスハーク~

2004年に入信したのに、2003年入信だと勘違いしていた、たわけもんのブログです。

横浜の昼飯は国際的だ

2006年08月06日 10時52分15秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1427年ラジャブ(7月)12日 ヤウム・ル・アハドゥ(日曜日)
‎‎ 8月3日、4日と横浜に出張。3日の昼飯はワールドポーターズの中のインドネシアレストラン「SuraBaya」にて、ココナッツで煮込んだ鶏肉入りのナシゴレンランチ(消費税込み1050円)。
 2年ぶりだな、SuraBaya。店内のインドネシアっぽい装飾は変わっていない。

 昼食時間にあてられる時間が30分しかなかったが、素早く出してくれたのでゆっくりと楽しめた。バリコーヒーとアイスクリームのデザートもグッド。

 私は基本的に「粉粉した」飲み物が好きなのだ。だからバリコーヒーやトルココーヒーは味もさることながら、あの粉粉感がたまらん。
 インスタントみそ汁も、永谷園の「あさげ」や「ゆうげ」のドライタイプが粉粉していて好きだったのに、今や生みそタイプ一本槍。復活せんかい、ドライタイプ!

 となりの人たちが食べている「ナシ・チャンプルー」もうまそうだったな。インドネシアの料理数種類が大皿に持ってあって1050円。いつになるかわからないけど、今度来たら食べよう。

 食後にワールドポーターズ1階で、激辛チリソース「AfterDeath(コスタリカ産)」を見つけるが、1本860円也。これは高い。地元のスーパーがたまたま仕入れたときには1本399円だったのに。購入を断念。

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 8月4日はこれまた昼食の時間があまり取れず、手っ取り早く食える店は無いか…と探していたら「トルコ料理アリババ」というベタな看板を発見。思わず飛び込んでしまった。

 狭くて決して綺麗とは言えない、ラーメン屋のような店内。トルコ人のお父さんがこれまたラーメン屋のような格好で料理している。顔立ちは、眉毛が豪快で、旧ソ連のブレジネフ書記長っぽい(若い人にはわからないかな?)。
 そんな顔立ちなのに、妙にラーメン屋のご主人っぽさが身についている。
 東洋人の奥さんも「お父さん」って呼んでいるから、町のラーメン屋度がさらにアップだ(トルコ料理だってば)。

 店の中はトルコ風の青いタイルやナザールボンジュウ(目玉を象った魔よけ)、アヤ・ソフィアの写真などが飾ってあるが、雰囲気としては「トルコ:日本=6:4」というところだ。
 箱根神社の商売繁盛のお札が厨房の天井からぶら下がっているのも日本度を上げる一因と思われる。 

 「メニューに載っていないメニュー」という、言葉的に破綻した張り紙が貼ってあるのもうれしい。
 「メニューに載っていないメニュー」に載っている以上、メニューに載っていないメニューを名乗ってはいかんではないか?(何を言ってるんだかわかります?) 
 
 カウンターに座り、ケバブランチ(税込み1050円)を注文。皿の上にご飯、ケバブ、レタス、トマトが乗っかっている。
 お勧めの「アリババの唐辛子」をかけて食べてみるが、これはちょっともの足りない。ふだんから「AfterDeath(さっき書いたヤツね)」に慣れているせいか、辛さの感覚が麻痺してしまっているようだ。

 でもランチ自体は、下町的でうまかった。学生時代に大学の近くにあったら、通ったかもしれないなぁ…と思ったが、ほとんど大学には行ってなかったんだった(あまり大学と相性が良くなかったため)。

 食後にはお約束通りチャイをチャイグラスで飲んだ。
 店の外の看板を改めて見直すと、「トルコ語教室」とか「ベリーダンス教室」とか「トルコのゲーム講座」だとかいろいろなことをやっている。面白そうだからまた来てみよう。

 先週末から体調を崩し、ふらふらになりながらやってきた出張の二日間だったが、昼食が楽しかったせいか、出張自体も充実していたような気分になれた。
 やはり食べることは大切だなと実感した次第。


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