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日本人イスラム教徒ゆとろぎ日記 ~アナー・イスミー・イスハーク~

2004年に入信したのに、2003年入信だと勘違いしていた、たわけもんのブログです。

キルギス共和国のオルド・サフナ楽団に感動

2005年07月23日 11時12分16秒 | イベント
ヒジュラ暦1426年ジュマーダー・ッサーニヤ(6月)17日 ヤウム・サブティ(土曜日)

アンコールで女性二人が「恋の季節」を熱唱。真ん中に座っている男性は、挨拶に出てきたはいいが、やることがなくて手持ち無沙汰なダンサー。

 今日も午前中は研修の一環で鎌倉・円覚寺へ。養老孟司氏の講演を聞いた。
 「私とはなにか」という演題だったが、イスラームにも少し触れたので、いずれブログに書こうと思う。

 午後は目黒リバーサイドフェスティバルへと足を運んだ。
 商工会議所のイベントなのだが、区内約10の大使館がちょこっと参加している。いろいろお世話になっているエジプト大使館は、何種類かのパンフレットを机の上に並べているだけである。
 やる気がないのではなく、この日は愛知万博のエジプト・ナショナル・デーが重なったので、こちらまで手が回らなかったようだ。
 他にガボン、バングラディシュ、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、ポーランド、アルジェリア、ウガンダ、ケニアが参加していた。なんかポーランドが浮いていたなあ。

 ここに来た最大の目的は、キルギス共和国のオルド・サフナ楽団だ。
 いや、よかった! 感動した! 音楽にはまったく詳しくないし、日本初公演なので、どんな楽団か見当もつかなかったのだが、ホントによかった。
 技術的なことはわからんが、私の感性には非常に合っている。シャーマンの踊り、哀愁を帯びたフォークロア、オーケストラなどなど。

 キルギスの伝統楽器のみを使用しているらしいけど、素人目にもチェロとよく似た楽器、アイヌのムックリそっくりの楽器もあり、キルギスの音楽史などを探ったら面白いかも。

 一番感動したのは、ダミラ・ニヤズベコヴァさんという女性の歌だ。「オムル」という曲を聴いたときは思わず涙が出た。この際だから、私にも繊細な一面があることは強調しておきたい。

左の女性がダミラさん。大人の色気もある。右のバキット・シャテノフさんもすばらしい。


 ちょっと長くなるが、配布されたパンフレットの紹介を引用しておく。
 「オルドサフナ」劇団は1998年7月に「オルド」というテレビ・ラジオ放送局の下でシャミル ジャパロフ局長・監督の指導の下に誕生した。
 この劇団は大きな遊牧民族史と文明を伝統音楽、踊り、民族楽器の魅力や種類を通して人々に伝えることを目的としている。民謡、伝統的な音楽、民族衣装、民俗音楽楽器の能力、魅力を引き出し、新しい捕らえ方を作りだしている。劇団の音楽家は昔からの民俗音楽楽器を演奏している。その楽器はコムズ、キヤク、キルーキヤク、チョロ、チョン チョロ、スブズグ、チョポ チョール、ケルネイ、スルナイ、テミルコムズ、ジガチ オオズ コムズ、ドブルバスである。
 劇団のメンバーの全員は音楽大学の卒業者で、国際音楽コンクール、地域音楽コンクールの優勝者でもある。
 ダンスグループは、オペラとバレエの主要なダンサーによって紹介された。バレエマスターはビセエフがつとめている。
 「伝説の音楽」と呼ばれている最初のCDは、2000年に発表され、なお2001年発表された「遊牧民の歌」は、キルギス歌のベスト曲に含まれている。
 「オルドサフナ」は多くの放送プロジェクトにも参加し、特に「トグズ アク」は大きな評判を得た。「オルドサフナ」のメンバーは、様々な民謡、伝統音楽、現代音楽の演奏をして大きな経験を蓄え、現在に至っている。また、最近ではヨーロッパ作曲家の音楽、ジャズなどと幅広いジャンルにも挑戦している。


 「マナス叙事詩」をモチーフにした踊り。コケているわけではない。私が撮るとなぜ妙な写真になってしまうのか?


パンフレットの曲紹介の文章も楽しい。ついツッコミぐせが出てしまう。

「ブゼファル」という曲の説明:
マケドンスキイ氏の馬について。多くの国々を征服してきた将軍はキルギスの自然の美しさに感動して、攻め落とさない事にしたらしい。

国の一大事のわりに文章がのんき。「らしい」じゃねえだろ。 ひとごとかい!?

「マシュ ボトイ」という曲の説明:
青春の歌。ラクダの子は丘を超え、青春時代が一番元気。ラクダのお母さんは誇りいっぱい。皆も可愛いラクダの子に大関心。

これって青春の歌なのか?

「エシインデビ」という曲の説明:恋愛を思い出すと、深いシワも伸びる。

恋愛を思い出していない様子のお客様が多数いらっしゃいました。

 また、アンコールで歌った、ザ・ピーナッツの「恋の季節」の歌詞の「♪裸で恋をしよう、人魚のように」の部分が「♪肌着で恋をしよう、金魚のように」と聞こえるのもほほえましい。シャツを着てデートしている金魚を想像しました(自分ながらアホである)。
 もちろん、歌自体はすばらしい。

 でも、なんだかんだ言いながら「THE MUSIC OF THE LEGENDS」と「SONG OF NOMAD」の2枚のCDを買った。自宅で聞くと、やはり生のほうがいいと感じたけど。

 それにしても、一国を代表する楽団のコンサートを商工会議所のお祭りでやるところが目黒区のすごいところだな。しかも入場無料だし。

 7月31日には川崎で公演があるので時間があったらまた行きたい。愛知万博のキルギス・ナショナル・デーでもやるようだが、それが何日かはわからない。

東京国際ブックフェアで大量に購入したけど…

2005年07月10日 06時59分09秒 | イベント
ヒジュラ暦1426年ジュマーダー・ッサーニヤ(6月)4日 ヤウム・ル・アハドゥ(日曜日)


運ぶ途中、重くて死ぬかと思った


 昨日は、東京ビッグサイトまで、国際ブックフェアに行ってきた。有明周辺に行ったのは十数年ぶりだなあ。
 それにしてもビッグサイトはデカイ。

 さて、最初にエジプトのブースに突進。
 エジプト大使館でお世話になっているWさん(女性)が、小さなブースでエジプトから送られてきた本を売っている。
 今年は「はずれ」だそうだ。アフラーム新聞社が単独で、適当に数百冊の本を送ってきたが、カタイ本ばかりで、Wさんも「全然読む気にならない」ものばかりだそうで。

 そんな中、子供向けに書かれた「イスラーム偉人伝シリーズ(勝手に命名)」を発見。
薄くて小さい本で、1冊200円。現在37巻まで出版されている。

 2月にアラブイスラム学院でおこなわれたアラビア語オリンピックのおり、このシリーズを数冊発見し、購入しようとしたら、目の前で別の女性が有名な人物のものだけ買っていってしまった。

 よしリベンジだ。「全巻ください」
 「すみません。2セットあったのですが、1セットは売れてしまいました。もう1セットは、別の方が、有名な人物のものだけパラパラと買っていったので、ところどころ抜けています」
 確認すると、イブン・シーナ、フワーリズミー、イブン・バトゥータなどが抜けている。
 クッソー! またか! そういう買い方するなよ。と地団駄をドンドコ踏みながら残りを購入。
 その他、ムバラク大統領の記録、イラク戦争の記録の写真入り大型本を購入。

 次は隣のイラン・ブースへ。
 交渉の末、以下の4冊を18000円→12000円で購入。それでもエジプトに比べると異常に高いぞ。
 ①『アラビア語-英語対訳クルアーン』(上の写真の左から4冊目の青表紙)
 ②『アラビア語-ペルシア語対訳クルアーン』(同:5冊目赤表紙)
 ③『アラビア語-ペルシア語-英語対訳クルアーン』(同:3冊目赤表紙)
 ④アラビア書道の写真集(同:一番左の銀表紙。下の写真が中身)

 日本で購入できるクルアーンの種類は限られているので、珍しいクルアーンを買える機会があれば迷い無く購入することにしている。
 サーディーの詩集なども美しくて良いのだが5000円もする。第一、私はペルシア語がわからないではないか。
 ヒゲもじゃイランおっさん二人組に「ペルシア語も勉強しろよ」と勧められたので、勢いに乗って、『CDエクスプレス ペルシア語』を後で購入。
 ペルシア語を勉強する時間なんかとれるかな? と、少々後悔気味。

 続いてトルコブース。
 アラビア書道やアラベスクの本が無いかどうか、トルコ人係員に尋ねる。すると「アラビア書道ではなく、トルコ書道だ」と修正されてしまった。
 確かにハットゥ(アラビア書道のことね)は、トルコで発達したし、今でもトルコが本場だ。トルコ人のプライドは高い。

 さて、数冊の本を見つけて購入しようとしたら、「今回は展示だけで売っていない」という。ええーーーーーーっ!
 売っているのは、トルコ人女性の書いた「衣服の歴史」みたいな本だけ。しかもヨーロッパ的内容ではないか。いや、それはいらない。
 
 あきらめきれないので作戦を変え、それまでの英語からトルコ語に切り替える。 
 「チョック・アルマック・イスティヨルム(すごーく買いたいなあ)」の繰り返し。
 相手も笑いながらトルコ語でなにか言うのだが、さ~っぱりわからない。わからなくても押しの一手だ。
 最後には「OK。ノーマネー。プリーズ」と微笑みながら、1冊タダでくれた。これにはこちらがビックリした。

 トルコ語-英語対訳の「メブラーナ詩集」とかもあった。せっかくだから売ればいいのに。

 中国人書道家が開発した、絵文字書道(正式名がわからない)の本も面白そうなので買った。書道家本人が来ていて、私の名前も掛け軸に書いて頂いたが、実名がばれるのでブログには載せられない。すごく美しいだけに残念!

 
 その後はハードカバーやら、文庫本やらを適当に物色。ブックフェアでは、だいたい2割引くらいで本が買える。

 そのままアラビア書道教室へ直行しようと思ったが、本の量がハンパではなく、いったん家に戻ることにした。
 駅から自宅までの間に雨にたたられ、本が濡れそうなピンチ。
 帰宅後、本の手入れをしたり、濡れた体を拭いたり、その他もろもろしているうちに時間が無くなりアラビア書道のレッスンに行けず。

 まあ、充実した一日だったからいいか。問題は、買ってきた大量の本をいつ読むかだな。読み切れる自信がなくなってきた…。

師岡カリーマさんと黒田龍之助氏のトークショーに行ってきた

2005年06月15日 23時41分54秒 | イベント
ヒジュラ暦1426年ジュマーダー・ル・ウーラー(5月)8日 ヤウム・ル・アルビアーイ(水曜日)

 今日の夜はトークショーに行ってきた。神田の三省堂自遊時間の中の上島珈琲で、定員50人の小規模なイベント。
 カリーマさんは、アラビア語方面では有名な人だし、黒田氏は、以前ロシア語をちょこっと勉強したとき、何冊か著書を読んで「なかなかオモロイ人だな」と感じていたので、今回のトークショーは非常に興味があった。

 1時間程度のショーだったけど、「押しの強い」カリーマさん「冴えない福山雅治」といった感じの黒田さんの掛け合いはよかった。
 カリーマさんのご両親の出会いや、カリーマさんとロシア料理の関係など、なかなか興味深い話が聞けたし。

ロシア革命のときに、白ロシア(現・ベラルーシ)より日本に逃れてきたタタール人が中心となって設立したのが、東京モスク(現・東京ジャーミイ)。
 日本の国策も絡んでいたわけだけど、そんなこと説明するのが趣旨ではないので省略。
 
 で、日本の大学に教授としてやってきたカリーマ父ちゃんが、毎週日曜日に東京モスクでアラビア語を教えていたところ、通うようになったのが、カリーマ母ちゃんだとか。

 人間どこで出会いがあるかわからんねえ。今のところ出会いの無い人もあきらめちゃいかんなあ。

 そして二人が結婚して生まれたのがカリーマさん。子供の頃から、ジャーミイ付近のタタールおばさんにロシア料理を作ってもらっていて、それがカリーマさんにとっての「おふくろの味」なんだとか。

 だから生まれて初めて、モスクワの空港に寄ったとき(トランジットで)は、故郷に帰ってきたようですごくうれしかったらしく、モスクワの空港をほめちぎっていた。
 黒田さんが「モスクワの空港をほめた人を生まれて初めて見ました」とつぶやき、これには会場も思わず笑ってしまった。

 アラビア語のモロッコ方言での「元気ですか?」という言葉と、エジプト方言での「下着」という言葉が同じというのも驚いた。改めてアラビア語は多様である。

 黒田さんは「のらりくらり感」全開だ。今、大学で受け持っている日本語表現の授業に「声に出して読まない日本語」というタイトルをつけているのもナイス。

 それにしてもカリーマさん、最初は黒田氏を立てていたけど、途中から結構思ったことビシビシ言っていたなあ。さすがアラブの血。

 二人とも「外国語の学習は楽しみながら」とか「発音・音読が大切」などの点で一致していた。よーし、これからも楽しみながら発音練習するぞぉっ!

(写真撮影が禁止だったのが残念)

 
 

エジプト展があるようです。

2005年05月26日 00時46分28秒 | イベント
ヒジュラ暦1426年ラビーウ・ッサーニー(4月)17日 ヤウム・ル・ハミースィ(木曜日)


後ろから見たスフィンクス

アラビア書道仲間のTさんが、次のようなイベントを教えてくれました。

「エジプトと吉村作治の世界展」

開催日時:6月1日(水)~13日(月) 10:00~19:30(20時閉会)
      ※ただし最終日13日は17:30まで

会場: 日本橋高島屋8階ホール

入場料:600円

ナイル川のほとりで約5000年前に誕生した古代エジプト文明。
この未知の国の神秘を40年間研究し続け、数々の世界的発見を成し遂げてきた吉村
氏。
中でも、今年1月に発見された未盗掘の彩色木棺と完全ミイラは、ツタンカーメン王
よりも古く、非常に価値の高いものです。
本展では、この木棺とミイラのレプリカを展示するとともに、3800年前のミイラ
を発掘した瞬間の貴重な記録映像を公開。
吉村氏のトークショーやサイン会も同時開催いたします


日本人ベリーダンサー、アマーニのブログがオープンしました

2005年05月23日 20時32分02秒 | イベント
ヒジュラ暦1426年ラビーウ・ッサーニー(4月)14日 ヤウム・ル・イスナイニ(月曜日)


 以前、このブログでも紹介した、日本人ベリーダンサー「アマーニ」がブログ「Arabian Cafe」を開設しました。エジプト人ダンサーの夫を持つ、素敵な女性です。

 今後、ベリーダンスやエジプトのみずみずしい情報が見られることでしょう。是非のぞいてみてください。このブログのブックマークからジャンプできます。

アル・モーメンさんはとてもいい人だった アフリカン・フェスタ4

2005年05月22日 10時42分00秒 | イベント
ヒジュラ暦1426年ラビーウ・ッサーニー(4月)13日 ヤウム・ル・アハドゥ(日曜日)


 エジプト大使館のイベントは「アラビック・カリグラフィー・ワークショップ」ということだった。簡単に言えばアラビア文字の紹介のようなイベント。
 しかし、スタッフがみんな、アラブ・イスラーム学院の関係者じゃないか? あそこはサウジアラビア系だろ? まあ、確かにアル・モーメンさんはエジプト人だが。

 アル・モーメンさんは、NHKテレビ・アラビア語講座に出演しているので、ご存じの方も多いと思う。今回は司会と通訳を務めていた。

 実際にみると、とてもカッコ良くさわやかで、女性参加者のハートを捕らえまくっていたようだ。そもそも参加者の9割が女性だ。アル・モーメン効果か?

 会場でたまたま会った、アラビア語仲間のM子さんもアル・モーメンさんに感動。イベントが終わり、「一緒に写真に写ってもらえませんか?」とお願いすると、快くOKしてくれて、笑顔で何枚もつきあってくれた。ホント、いい人だった。

エチオピアン・コーヒー1杯まで2時間 アフリカン・フェスタ2

2005年05月22日 10時12分52秒 | イベント
ヒジュラ暦1426年ラビーウ・ッサーニー(4月)13日 ヤウム・ル・アハドゥ(日曜日)


 「コーヒー・セレモニーを2時からおこないますので、よろしかったらどうぞ」と、エチオピアのブースで声をかけられたのが午後12時過ぎ。

 ジェンベ(アフリカの太鼓)に挑戦し、買い物をし、1時40分頃にエチオピアのブースに戻ってきた。「コーヒー・セレモニーまでここで待ってていいですか?」「どうぞどうぞ」。
 ということで、セレモニー担当のエチオピア女性二人と談笑しながら待つ。

 2時直前になると、セレモニー担当の二人が「ランチに行ってきます」と言い残してお出かけ。うむ、これがアフリカ時間というものだ。気にしてはいけない。

 2時半になっても戻ってこない。ブースの日本人女性が心配している。ふと、メインステージの方を見ると、例の女性二人が踊っている。エチオピアンダンスショーに出演していたのだ。
 全体的に進行が遅れ、いろいろなイベントのタイムスケジュールが狂っている。
 まあ、予想通りに予定通りに進まないというか…。ええと、言っている意味わかりますか?

 3時くらいになって二人が戻ってきた。やっとコーヒー・セレモニーが始まる。
 これまた、ゆったりと進む。「日本の茶道みたいなもの」とは聞いていたが、もっとゆったりとしている。で、格式張っていない。むしろ、ダラダラした感じ。何人かの客は飽きて帰ってしまった。

 小さな茶碗に入った、濃ゆいコーヒーを口にしたのが3時半近く。長い道のりだった。でも、うまい。砂糖なんか入れなくても甘味がある。

 突然、「日本語ペラペラ・エチオピアン・オヤジ」が登場し、私に向かってエチオピアを語り始めた。「煎ったコーヒー豆もうまいぞ。食ってみろ」と言われ口に運ぶ。おおっ! 香ばしくてうまい!  

 結局、何倍かのコーヒーをおかわりし、エチオピアと日本について語り合い、ブースを後にしたのは4時過ぎだった。
 でもなんだか、とても贅沢な時間を過ごしたような気分だったなあ。

 「この記事はイスラムやアラブとは直接は関係なくない?」と思う人もいるかもしれないが、まあたまにはいいじゃないですか。

ゾマホンが仏教徒になったって!? アフリカン・フェスタ1

2005年05月21日 20時36分03秒 | イベント
ヒジュラ暦1426年ラビーウ・ッサーニー(4月)12日 ヤウム・サブティ(土曜日)
 

 アフリカン・フェスタに行ってきた。NPO法人IFEのブースに入ると、ゾマホンの本が売られていた。覚えていますか、ゾマホンを?

 以前「ここが変だよ、日本人」というテレビ番組で、激しいしゃべりっぷりで存在感をアピールしていた、ベナンの人だ。

 ブースの女性が話しかけてきたので、「ゾマホンさんは熱心なイスラム教徒でしたよね?」と尋ねると「今は仏教徒になったみたいですよ」という答え。
 えぇーっ! だって、テレビで自分のムスリムっぷりを猛アピールしていたじゃない。

 「う~ん、もしかすると、日本の文化を知るという意味で仏教の勉強しているのかもしれないですけど…」
 フォローかな? しかし続けて「さらに以前はキリスト教徒だったみたいですよ」というお言葉。うっひょ~! ビックリ2連発。

 真偽のほどは又聞きだからわからない。しかし、明日はゾマホン本人がアフリカン・フェスタにやってくる。関心のある人は本人に確認してみてください。
 そして、ベナンという国にも関心を持っていただけるとありがたいです。


NPO法人IFE ベナンの国作りに役立ちたいという団体です。ホームページのURLは以下のとおり。ぜひご覧ください。http://www.negi-net.com/ife/index.html

5月21日、22日は日比谷公園でアフリカ・フェスタだ!

2005年05月19日 20時28分04秒 | イベント
ヒジュラ暦1426年ラビーウ・ッサーニー(4月)10日 ヤウム・ル・ハミースィ(木曜日)


 あさってから二日間は、アフリカ・フェスタですなあ。いやあ楽しみですなあ。
 日比谷公園でアフリカ各国の大使館が催しものを行うイベントだ。

 今回、個人的に気になっていたのはエジプト大使館が参加するかどうかであった。大使館の関係者の内緒話(?)だと「愛知万博に力を入れすぎて、アフリカ・フェスタに参加するかどうかは微妙」ということだった。でも、21日の午後4時からアラビア書道のワークショップを行うことになった。良かった良かった。

 1990年代のテロの後遺症などで、エジプトは財政がやや苦しいらしい。財政上の理由でエジプト大使館のホームページも更新されていないしなあ。
 それに11月からは、エジプトのすべての観光地で、入場料が40%アップするから、まだエジプトに行ったことが無い人はお早めに。

 と言っても、観光地の入場料のトータルが何万円にも達することはないだろうから、実際は数千円程度のアップだけどね。

 やはり、エジプトと言えば世界有数の観光国であり、深い歴史を誇っているのだからがんばってもらいたい。

 その他、個人的に気になるのは、22日昼のエチオピアン・ダンスのワークショップだ。教えるのがバーバリッチ優子さんだもんなあ。どんな人か知らないけど、なにしろバーバリッチ優子だ。名前だけでただ者ではない。これは見なきゃいかんだろう。

 アフリカ・フェスタについての詳細は以下のページをご覧ください。
 http://www.africanfesta.com/

 相変わらず、直前に情報を流す私でした。