入間カイのアントロポゾフィー研究所

シュタイナーの基本的な考え方を伝えたいという思いから、日々の翻訳・研究作業の中で感じたことを書いていきます。

シュタイナー医学の通訳

2006-03-26 23:55:27 | 日々の雑感
鹿児島に帰ってきた。

飛行機が、霧でなかなか着陸できず、場合によっては福岡空港へ行くかもという機長のアナウンスに驚かされたが、霧が薄くなって戻ることができた。

疲れで、頭がボーっとしている。

今日は通訳をした。
アントロポゾフィー医学の通訳で、たまたま僕が東京にいて、その講演会に参加させてほしいとお願いしたら、通訳を担当されることになっていた方が体調不良で、僕が引き受けることになった。

準備もできず、講師の人柄も事前に知らないまま、講演の通訳を始めることになった。
話を訳しながら、だんだんにその人の考え方や、感じ方を探っていった。

四つの臓器、肺、肝臓、腎臓、心臓と、精神疾患の関係について。

それぞれの臓器の特徴を語ったうえで、その機能に問題が生じたとき、心の働きにどのような症状が現れるのかを示していく。

その基本となるのが、これらの四つの臓器と地、水、風、火という四元素との対応であり、さらには炭素、酸素、窒素、水素との対応。

講師の人柄によって、これらの問題がどのように語られていくのか、それが通訳をしていて興味深かった。

これについては、また書いてみたい。