先日の日曜日に堺市の大浜体育館で行われた「第41回泉北空手道選手権大会」にお誘いを受け見に行ってきた。幼児の部、小学生の部(各学年ごと)、中学生、高校生、一般の部までの選手たちが「組手競技」と「形競技」で日ごろの鍛錬の成果を競った。
会場を訪れて驚いたことがいくつかある。選手の多さと同様に観客者の多さにびっくり。観覧席はほぼ満席状態であった。そして選手の中では小学生が多いのに驚いた。それに合わせ幼児(幼稚園生)が加わり気合の叫びが会場に響いていた。日本の武道スポーツの一つとして空手の人気の高さを改めて感じた。
さらに、何よりもびっくりしたのが女子の多さである。特に小学生の部では半数近くが女子選手。空手は男子のスポーツという筆者世代は思い込んでいる。東京五輪では男子形競技で喜友名 諒(きゆなりょう)さん金メダル、そして女子形競技で清水希容(しみずきよう)さんが銀メダルを獲得し、一挙に空手ファンのテンションが上がった。
それを見た子供たちも “めちゃカッコイイ!!” という憧れが空手をしてみたいという意識につながったのではないだろうか。空手経験者の親からしてみれば、「心技体」向上に貢献する空手をさせたくなるのも門外漢の筆者でも試合や練習を観ていてもわかる。 “礼にはじまり礼におわる” 精神は何事にもつながるものであるのは言うまでもないが、勝ち負けがつく勝負だからこそ相手を敬う精神が何よりも大切である。これぞ、 “日本人の真骨頂” である。
高校生女子の形競技
小学生男子の組手競技
一般男子の形競技
試合前のウォーミングアップ
前回の大会では、試合途中で泣きだし棄権した。この大会はどうするか、と尋ねると"出たい"と本人が言ってきた、と道場の先生。先生が、付きっきりで練習相手になっている。いま幼稚園の年長さんで空手を始めちょうど1年になるという。
文・写真/ 渡邉雄二
大会/ 泉北空手道選手権大会
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