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ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

京都の年の瀬風情

2024-12-29 12:59:04 | 雑感

来年2月、ヨーロッパ各国の武道家の方たちが訪日する。日本での活動の一つとして平安神宮での武道演武奉納や抹茶体験、そして飲食店などの調整を兼ね、昨日京都へ行ってきた。

 

小雪が舞うなか岡崎を少し歩いてみた。海外からの観光客はピーク時に比べかなり減っていた。冬本番を迎えたというのに、紅葉が竹林に並んで秋の残像を輝かせていた。

 

岡崎から街中に移動し、いくつかピックアップしていた飲食店を視察に。その中で「SPRING VALLEY BREERY」というクラフトビールの店に立ち寄った。外国人の好みそうなシャレた店構えで筆者も気に入りあれやこれやの確認をさせてもらった。

 

錦通は、狭い通りに人のやま、観光客に加えこの時期はとくに地元の人たちで賑わいを見せていた。歩きながらでも町のたたずまいを写真におさめた。なかに、にぎやかにシャレた正月飾りをウィンドー内に飾っていた店があった。この店は町家を改造した京都らしいオシャレな美容室だった。

 

むかしほど年末の慌ただしさはなくなったように思うが、京都の街はやはり独特の年末風情を醸し出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

賑わいをみせる錦通

 

 

 

「SPRING VALLEY BREERY」というクラフトビールの店

 

 

 

京都らしくシャレた美容室のウインドーディスプレー

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

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#京都らしい景色

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賑わいをみせた「終い弘法」 弘法さんの心情的な商いが縁をつなげる

2024-12-25 16:02:16 | 雑感

久しぶりに東寺の「弘法さん」に行った。毎月21日が弘法大師の月命日である。

この日に露店が出て多くの人たちで賑わいをみせる。聞くと歴史は古く室町時代から弘法市は行われているという。

 

学生時代は毎月のように「天神さん」と「弘法さん」は月の恒例行事のように出向いていた。

今はわからないが、当時は天神さんが骨董市の趣が強かったように思う。天神さんとご縁があって露店のアルバイトをしていたこともある。

 

先日、東寺に行ったとき、2024年の「終い弘法」だったのでいちだんと人出が多かったようだ。値段が付いているものもあるが、値札がないものも実に多い。売主は大体の価値は把握しているだろうが、その場の状況や買い手の顔色を窺って金額を即興で伝える場面もよくあると聞く。

 

買い手が提示した金額に納得すれば、それで良し、の世界である。

外国人の親子と思われるお客さんが30センチ位の銅製の仏像を手に抱え、売主のおっちゃんを相手に金額の交渉していた。おっちゃんは4万3千円ほど提示していた。それは年代物だから、という理由を片言の英語で伝えていた。そこで、外国人の女性が渋い顔でおっちゃんに “ベリーベリー イクスペンシブ” と強い口調で迫っていた。

 

こんなやり取りの光景が楽しめるのも弘法さんならではである。

結局、外国人の女性は笑顔でお金を支払っていた。後ほど、その女性に声をかけてみた。

「How much did you get it ?」

「2万円!!」

親指を立てて祝福した。

笑顔で親指を立てて返事してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

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香煙に霞む薬師如来像 終い弘法で賑わう東寺

2024-12-23 14:09:39 | 雑感

終い弘法(しまいこうぼう)は

さすがに人出が凄かった。

年内最後の縁日ということもあり、

お参りがてら弘法市はごったがえしていた。

 

南大門から入り

正面の金堂にお祀りされている

本尊薬師如来様に手を合わせ

インフル、コロナなどの感染症に

かかりませんようにお願いした。

 

薬師様は香煙で霞んでいたが、目を見ながら手を合わせた。

 

 

 

東寺本尊「薬師如来坐像」

 

 

 

香煙を浴びる

 

 

 

人出でにぎわう南大門付近

 

 

 

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「2025禅語こよみ」を愉しむ カレンダーが学びの一冊

2024-12-21 09:02:34 | 雑感

一昨日、佛日寺の和尚からいただいた来年度のカレンダー「2025禅語こよみ」は、禅宗の本山に伝わる貴重な所蔵品の中から選りすぐりの名品を月ごとに紹介している。毎月ごとに異なる名品に添えられている文字(賛)の意味を読み解き愉しんでみたと思っている。

 

表紙を捲ると「禅宗寺院の宝物」と題し書かれてある。そして中段に表紙の絵として使われている、相国寺所蔵の「鳴鶴図」(二幅のうちの右幅)に対して賛が書かれてある。中国の詩人蘇軾の詩「後赤壁賦」の一遍が訳されている。

 

時に夜将に半ばならんとし

四顧(しこ)すれば寂寥(せきりょう)たり

適たま孤鶴有り

江を横ぎりて東より来たる

 

ということが書かれている。

本来ならこの後続く言葉があるのだが省かれている。

続きを参考まで記すと

 

翅(はね)は車輪の如く
玄裳縞衣(げんしょうこうい)
戛然(かつぜん)として長鳴し
予の舟を掠めて西せり

※四顧/四方を見渡す

※寂寥/心が満たされずに寂しい様子

※玄裳縞衣/鶴の姿を黒い着物と白い上着を着ている姿にたとえた言葉

※戛然/堅いものがこすれ合って響く音

 

蘇軾の詩を読んで、この鳴鶴図(17世紀)が描かれたのだろうと想像する。

この詩は、その時の情景を詠ったものであろう。そのなかで、鶴が黒い着物に白い上着を羽織っているかの如く、「玄裳縞衣」という言葉で表現されている。

 

読みながら鳥肌がたった。

 

 

 

 

 

 

 

 

文/ 渡邉雄二

カレンダー/ 禅語こよみ

名品/ 臨済宗・黄檗宗大本山所蔵「至高の名宝」

 

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幼少時の絶品フルーツ、今は幻のフルーツ!?

2024-12-15 13:06:14 | 雑感

昨日、自転車で移動している途中に、大量に実をつけているザクロの木を発見。老木ではあるが、しっかりとした美味しそうな実がなっていた。

まちの中ではなかなか出くわす果樹ではないが、筆者にはフルーツとして印象深い果物である。

 

生まれ幼少子供時代に過ごした田舎では遊び場は山や海。山ではザクロやアケビなど取り放題食べ放題だった。そんな時に見たもの体験したことは印象深く脳裏に刻まれている。そのせいか、子ども時代に馴染んだモノが大人になったいまも目につくのは自然なのかも知れない。

 

境内に入り写真を撮らせてもらった。温暖の影響で1ヶ月くらい遅いように思うが、実を開き熟すのはもう少し先のようだ。

いまは店頭で見かけることはなくなった。ザクロも幻のフルーツになりつつあるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真/  渡邉雄二

 

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