花冷えする週末だった。
夙川沿いのさくらは七分咲き
明日か明後日が満開か。
さくら以外に春爛漫を魅せてくれているのが
水辺にさくスイセンとユキヤナギ、
そして鮮やかな紫ピンクの花を咲かせるミツバツツヂ。
ゆらぐ水面にハーモニーを奏でるかのように風でゆらいでいた。
写真/ 渡邉雄二
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今月の5日に来日し、今夜それぞれが帰国する。約2週間の日本滞在を満喫したようである。東京、鎌倉、そして静岡、関西では京都、大阪、神戸と。昨日は日帰りで広島へ。関西での5日間は彼らと帯同し彼らのアグレッシブな行動にオジサンが必死についてゆく始末だったが、楽しい時を一緒に過ごさせてもらった。
今回は、ヨーロッパ南武道という武道のグループ20名が「日本合宿」を目的に訪日。ほとんどが初来日の人たちで12歳の男の子から71歳の初老までの好奇心旺盛な剣客ばかりだった。クロアチアをはじめにスコットランド、ノルウェー、スペイン、イタリアの5か国から参加。
日本合宿ということだったので、南武道の日本セミナー、日本の空手道場との交流、そして合宿の合間をぬって神社仏閣、酒蔵、日本庭園、お城などを見学、さらに日本の武道家や多くの日本人とのふれあいなどなど盛りだくさんのスケジュールをこなし一人ひとりが大きな力と勇気を得たはずである。
日本での最終セミナー交流会は、大阪 豊中市にある和道会尚武館吉川道場での稽古だった。幼稚園年長さん小学3年生のまでのクラス60名ほどのちびっ子空手家の中に混じって一緒に稽古。南武道を披ろう、また子どもたちの試合形式の練習を見学させてもらい、南武道家たちも大いに刺激になったようである。
年齢にかかわらず好きなことに打ち込む姿は美しい。71歳になっても来日し武道を楽しむ心意気に魅かれる。真摯に向き合う姿が同年代の筆者にもひしひしと伝わってくる。夜の食事で日本料理やお酒を楽しみながら一日の疲れを癒す。
スコットランドの71歳はさすが酒豪である。「これが明日のエネルギーになるんだ」と言いながら楽しんでいた。
古川道場の先生方と南武道の皆さん
文・写真/ 渡邉雄二
場所/ 和道会尚武館 吉川道場
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現在、ヨーロッパ各国の武道家を迎えるための準備を進めている。京都、大阪、神戸でのセミナーや稽古などを通じて日本の武道家たちとの交流を計画。また、京都や大阪、神戸、広島などの観光、そして日本文化に触れる旅を予定している。
欧米人の武道家にとって、日本文化の中でも「武士道精神」は興味をそそるファクターである。京都は土地柄、歴史事象を見たり聞いたり体験できる場所が多い。
京都到着の初日に、最初の見学地が「井伊博物館」と「東山堂(とうざんどう)」。ご存じの方は少ないかもしれないが、武士道には欠かせない道具である「甲冑・刀剣」の博物館や店舗である。
先日、その東山堂祇園八坂店を訪ねた。店内の展示ケースには刀剣や木刀が飾られていた。刀剣は、飾り物としてのものから、居合に使うもの、そして高額な真剣、さらには松平家所縁の名刀に至るまで様々な日本刀が展示されていた。2階は抜刀体験できるスペースがあり、サムライ気分が満喫できるスペースになっている。
刀剣好き、居合愛好家の人たちにとってみればワクワクスポットである。初心者でも可能だということだった。
東山堂は、武道の胴着や道具の製造販売する会社で、京都に数店舗、東京や札幌にもショップがある。昨年の5月にオープンしたばかりの祇園八坂店は、八坂神社門前のほぼ真向かいという立地から、欧米の観光客にも大変な人気のスポットとして注目を集めている。
今回の日本訪問するヨーロッパの武道家の案内役としては、日本への興味をそそる第一弾として東山堂見学を計画。ひと足先におじさん案内人が楽しませてもらった。
文・写真/ 渡邉雄二
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