奄美自然観察記

高のフィールドより

当面の目標達成  須子茂離

2009-10-16 19:36:41 | 風景







3泊4日で、無人島・須子茂離(すこもばなれ)へ行ってきました。
昨年初めて上陸して以来、2度目の上陸です。地形上瀬渡し船
の着く場所は、東側の大きな浜(写真2枚目)です。この浜の片
隅にテントを設置します。昨年は暑さにやられて、尾根を越えて
反対側(西側)の浜まで行くのを、とうとうあきらめてしまいました。
今年こそはと充分な下調べと準備で臨みました。そして、ついに
尾根を踏破し西側の浜にたどり着くことができました。写真3枚目
が、初めて西側の浜にアダンの群落をかいくぐってみた浜です。
この光景が心に強く焼き付いてしまいした。そして、小さいながら
貴重な水たまり(写真5枚目)を2か所見つけました。今回は、目
標にしていた計画の大半を達成できたので、個人的には大満足
の無人島体験になりました。とうとうがなし。ありがっさまりょうた。

【島口バージョン】(キシゆむた)
長くなりましたので省略いたします。すみょうらん。
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ヒヨドリを捕食  ツミ

2009-10-13 04:45:57 | 鳥類




森を歩いていて、突然近くの茂みからツミが飛び去りました。
見ると、羽が散乱しすでに虫の息のヒヨドリがいました。これ
から食事に入ろうとしたところにだったようです。これは、もう
1度食べにくると思い、自動カメラを素早く仕掛けてみました。
案の定、10分もたたないうちやってきて、食事を始めた様子。
ヒヨドリには気の毒ですが、これも厳しい野生の現実です。

※明日から2日ほどお休みいたします。すみょうらん。

【島口バージョン】(キシゆむた)
山ん中ばあっちゅたっとぅ、あっただんまぶちぬぶすらツミ
とぅびじゃしゅりょうたっと。にしゃとぅ、羽ぬちれぇとぅてぃ、き
っさ死にょし死にょしゅんヒュースィぬうりょうたっか。なまら、
かもっちしゅりょうたんあんべじゃ。くれぃやなぁ1回かみがき
ゅろち思てぃ、ちゃけんま自動カメラば仕掛けてぃにょうたっと。
案の定、10分もしらんうちなんてぃしっち、かみ始めたんあん
べぇじゃ。ヒューシィにや気ぬどぅくなりょうんば、くれぃだかくぃ
だむんきゃぬしかただりょっと。
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みんな少しずつ形が違う18個の種  ヤブツバキ

2009-10-12 19:38:08 | 植物





台風の影響でしょう、ヤブツバキの実が結構落ちていました。
まだ熟しきらないもの(写真上)や、充分熟して種を散らし終
わったもの(写真2枚目)もありました。実の中の種は6つの
部屋に分かれていて、一つの部屋の種は3つずつに割れて
います。その割れ方は6つの部屋ごとに結構違っていて、全
部で18個の種はみんな微妙に形が違っています。木の上で
実が割れて種が落ちる瞬間は見たことがありませんが、もし
かしたら形が違うことによって、違った方向にばらばらに転が
って行くような繁殖戦略なのかもわかりません。

【島口バージョン】(キシゆむた)
て~ふぬしちゃんかなだろ、カタシィぬ実ぬて~げぇうてぃとぅ
りょうたが。まだうどぅらんむん(写真うー)きゃ、うみおわてぃ
種ば散らかしはっけとぅんむん(写真2枚目)だかありょうたっ
と。実ぬ中ぬ種やもおちぬやーちわえらっとぅてぃ、ちいちぬ
やーぬ種やみいちちわらっとぅりょうたが。うん割れ方やもお
ちぬやーごと違がとぅてぃ、全部し18ぬ種や全部て~げだっ
かぬ違とぅりょっと。きぃぬうーじ実ぬが割れぃてぃ種ぬうてぃ
んどろばにしゃんくぅとぅやねんば、やたちしだっかぬ違ゆんく
ぅとぅし、違たんどろちばらばらけぇてぃいじ、あまくまち種ばま
こうちしゅんくとぅやあらんかい。



はみ出した腹端がメタリックに輝く  ベッコウヒラタシデムシ

2009-10-11 18:48:04 | 昆虫




昨日のリュウキュウイノシシの死体、よく見ると死体の下から
ぞろぞろとシデムシの仲間が這い出してきました。以前ご紹介
したネパールモンシデムシ(写真中)などもいましたが、体長約
2cmの平たくて大きいベッコウヒラタシデムシが一番たくさんい
ました。薄暗い中、翅からはみ出した腹端がメタリックに輝き、
一瞬ホタルかと思ったぐらいです。こうしたシデムシ類などが死
体を分解してくれるから、森が死体だけらとならずに済んでいる
かと思うと、何だかありがたくも思えてきました。

【島口バージョン】(キシゆむた)
きぬぬ死じゃんシシば、ゆんまにしゃとぅ、どぅぬしゃーらぞろぞ
ろちシデムシぬしじょぬ這いじゃしきょうたっと。前のおしったん
ネパールモンシデムシ(写真中)きゃもうりょうたんば、どぅぬて
~げ2cmぬ平ばったしだいばんぬベッコウヒラタシデムシぬ一
番いっぱいうりょうたが。薄暗かん中、翅らはみじゃしゃんわた
ぬひきゃてぃ、あげぇホタルかいち思ゆりょうたっと。かししシデ
ムシぬすじょんきゃぬ死じゃんむんば、かでぃくれぃんかな、山
ぬ死じゃん生きむんだらけならんち思うば、はげぇ~ありがたん
むんじゃや~ち思いかただりょっと。
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ウリ坊受難  リュウキュウイノシシ

2009-10-10 17:57:29 | 哺乳類




琉球列島の固有亜種・リュウキュウイノシシの幼獣、いわゆるウリ坊
の死体がありました。台風などの影響のよるものか、あるいは車との
衝突によるのかは判りませんが、幼獣が大人(成獣)になるのもなか
なか厳しいようです。「ウリ坊」と呼ばれるゆえんの体毛の縞模様が
まだ残っていて、この模様が木漏れ日などのもとでカムフラージュの
役割を果たしているとも考えられています。縄文時代あたりからシカ
とともに狩猟の対象となっていて、人間とはふる~い付き合いだけに
親子ともども元気に育っていってほしいものです。

【島口バージョン】(キシゆむた)
わきゃ縞ら沖縄がれぃなんてぃだけうんシシぬくゎっくゎ、ウリ坊ぬ死
じゅりょうたっと。て~ふぬしちゃんかながぬ、やたちし車とぅ衝突しゃ
んがぬ判りょうらんば、くゎっくゎらふっちゅなしゅんや、なかなか難し
ゃんむんにししゅりょうっと。「ウリ坊」ちやれんわけぬどぅぬひぎぬ綾
ぬまだのおとぅりょうてぃ、くん綾ぬきぃん先わ漏れぃちきゅんテイダン
とう合わさってぃわかりぐるかなりゅんち、かんげらってぃうんあんべぇ
じゃ。縄文時代べりらシカとぅまあじん打ちとぅらっとぅてぃ、にんぎんと
ぅやふる~かん付き合いありょうんかな、うやっくゎともどもきまえしほ
でぇていじほっしゃんむんじゃ。
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台風で迷い込んだ?  キマユホオジロ

2009-10-09 18:55:45 | 鳥類




まだ薄暗い早朝、林道脇で一生懸命餌をついばんでいる小鳥が
いました。双眼鏡で確認すると、何と!キマユホオジロ(♀)でした。
珍鳥だけに必死で撮影するものの、何せ薄暗くてあまり鮮明な写
真は撮れませんでしたが、しばらくじっくりと観察することができま
した。これももしかしたら、台風の置き土産かもしれません。感謝。

【島口バージョン】(キシゆむた)
まだ薄暗かんひかんま、山道ぶちなんてぃ、ひったかみむんとぅむ
ぃしゅんイナドゥリくゎぬうりょうたが。双眼鏡しぃにしゃとぅ、キマユ
ホオジロ(♀)だりょうた。むじらっしゃんトゥリあてぃ、はむぇつけて
ぃ写真とぅりょうたんば、はげぇ~薄暗かぬいい写真や写さらんた
んば、いっとうきやゆるっとぅにゅんくとぅぬでけりょうたっと。くれぃ
だかやたっちぢれぃば、てーふぬむひちゃんむんかもわかりょうら
んど。とぅーとぅがなし。
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原種に近い味わい?  タイワンナシ

2009-10-08 16:55:11 | 植物




2月下旬にオオシマザクラのような美しい花を咲かせ、8月には
実がかなり育ってきたタイワンナシ。このほど持ち主が実を持っ
てきてくださいました。2、3日置いて食べたほうがいいよ、との
ことでそれから3日目の今日、味わってみました。大きさは直径
約13cmもあり結構大きく、種が1個だけ入っていました。味は、
最近話題の品種「新高」程ではないのですが、結構甘くて若干の
渋みもあります。ワイルドな味が好みの私には、とても美味しくい
ただけました。ごちそうさま。

【島口バージョン】(キシゆむた)
2月下旬オオシマザクラにししゃんきょらっさん花ば咲かしぃ、8月
にや実ぬいころほでぇてぃっちゃんタイワンナシ。このだむち主ぬ
実ばむしちくれぃしょうたっと。2、3日うしっからかだんほうがいち
ゃりょっと、ちいしっから3日目ぬきゅう、かでぃにょうたっと。ふっ
さや直径ぬて~げ13cmもあてぃふっさし、種ぬちいちだけほっちゅ
りょうたっと。味や、近頃いやっとぅん品種「新高」程やあらんじゃが、
て~げ甘っさしなありくゎ渋みだかsりょっと。自然ぬ味が好きなわ
んにや、むるまっさぬまっさりょうたっと。はげはげ~、とうとぅがなし。
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久しぶりにやってきた台風  台風18号

2009-10-07 21:25:24 | 風景




ここ2、3年大きな台風が来なかったので、今日の台風18号は
久々の大型台風でした。子どもの頃は台風がきて学校が休み
になれば、とてもうれしかったことを思い出します。台風は人家
やサトウキビなどの農作物などに被害を与えることもあります
が、悪いことばかりではありません。海の温度を下げてサンゴ
を元気にしたり、森の倒木更新を促進したり、荒治療によって
世代交代を促したりします。台風が弱まってきた午後3時過ぎ
頃、海岸に行ってみると、普段見られない大きな波が打ち寄せ、
地球の巨大なエネルギーを見た思いがしました。

【島口バージョン】(キシゆむた)
2、3年やだいばんてーふぬくんたんかな、きゅうぬて~ふ18号
やまれぃまれぃぬだいばんてーふだりょっと。わらぶぇぬ頃やて
ーふぬしちぃ学校ぬ休みなれぃば、むるほおらっしゃあたんくと
ぅば、おめぇじゃしゅっと。てーふややんきゃトウキビんきゃばと
おらしゃりしゅんば、わっさんくとぅべりやありょうらんど。うんぬ
温度を下ぐぃてぃサンゴちきまえばむたしゃり、山ぬ古かんきぃ
ばとおらしゃり、ちぎぬみっさんきぃぬほでぇやっさしゃありしゅ
りょっと。てーふぬおさまてぃちゃん昼ぬ3時過ぎ頃、うんちいじ
にしゃとぅ、いちんけんとぅ違ゆんだばん波ぬ荒立っち、地球ぬ
むるふっさんふう力ばにしゃんにししゅりょうっと。
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お昼の約3時間だけ咲く花  シマイボクサ

2009-10-06 17:36:13 | 植物




何度か花を見たいと思って出かけても、大抵は蕾や実だけで
なかなか開花している姿をみせてくれません。ある日お昼過ぎ、
みごとに花が咲きそろっていてびっくりしたのが、このシマイボ
クサです。一体何時間くらい咲いているのだろうかと、10分おき
に撮影する自動カメラを置いてみたところ、午前11時10分頃か
ら咲き始め、お昼の2時10分頃には、ほどんどの花が閉じてしま
います。雨の日もちゃんと開花しますが、晴れた日より約1時間
ほど遅くまで咲いていました。花が咲き始める午前11時ごろに
なると、地を這っていた茎が次第に起き上がってくることも判りま
した。さらに驚くべきことに、夜の11時頃にも花は咲かないものの、
茎は一旦起き上がっていたのです。この植物の不思議な生態の
一部にふれた思いで、ちょっと感動してしまいました。

【島口バージョン】(キシゆむた)
何くゎいか花ばにいしゃかんち思てぃいじゃんち、たいがいや蕾
とぅ実だけあてぃ、なかなか咲しゅうどろやにゃらんど。いちがぬ
ひんまお昼過ぎ、全部花ぬ咲しゅたんが、くんシマイボクサだり
ょっと。一体何時間べり咲しゅんかち思てぃ、10分ごと撮影しゅ
ん自動カメラばうしにしゃとぅ、午前11時10分べりら、ひんまぬ2時
10分べりら咲きぃ始めてぃ、て~げぬ花ぬしぼどぅりょうたっと。あ
むぃぬ日だかちゃんとぅ咲きゅんば、晴れたん日んまてて~げ1時
間べり遅かがれぃ咲しゅりょうたが。花ぬ咲きぃ始めん午前11時
べりなれぃば、地な這うとぅたんしんぬだんだんふぅてぃきゅうんだ
か判りょうたっと。ほかにもうどろっきちきたんや、ゆるぬ11時べり
だか花や咲かんば、しんぬ一回ふとぅりょうたっと。くん植物ぬうと
ぅまらかんどろぬちいちばにゃし、なありほおらっしゃりょうたっと。
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識別がややこしいから面白い?  タカブシギ

2009-10-05 18:55:16 | 鳥類





台風の影響で朝から雨が降り続きました。ここ秋名の田園一帯も
イネ刈り後の田んぼや湿地にサギ類やシギ類などの姿が多くみら
れるようになってきました。春から夏、秋にかけて少数が滞在する
タカブシギ(写真3枚目)ですが、かなり白っぽい個体(2枚目)がい
ました。幼鳥でもこれぐらい白っぽくなることはないので、たぶん個
体差でしょう。ほかにもコアオアシシギ(写真4枚目)やタシギもいま
した。シギ類やチドリ類は、全体として灰色っぽい地味な種類が多
く識別もややこしいのですが、そこがまた魅力的で面白い。

【島口バージョン】(キシゆむた)
て~ふぬたむぇひかんまらあむぃぬずっとぅ降りょうたっと。くま秋名
ぬ田袋やニィ刈り後ぬ田んきゃじサギんきゃシギんきゃぬ、いっぱ
いにゃあれぃんにしなてぃきょうたが。春ら夏、秋かれぃなありきゅん
タカブシギ(写真3枚目)あんじゃが、いころいるかしゅんむん(2枚目)
ぬうりょうたっと。わあさんむんも、かしがれぃしるかなりゅんくとぅや
ねんかな、おそらくうんむんだけぬ色だりょうろ。ほかにだかコアオア
シシギ
(写真4枚目)ちんきゃタシギんきゃだかうりょうたっと。シギぬ
しじゃちんきゃチドリぬしじょや、どぅ全体ぬ灰色ぬむだたんしじょぬ
ふっさしゅてぃわかりぐるかんじゃが、うっかまたいちゃあてぃ、むじ
らっしゃんじゃがな。

小さな体で七変化  ヒメカマキリ

2009-10-04 18:31:08 | 昆虫








林道脇のサキシマフヨウの葉に、小さなヒメカマキリの幼虫を
見つけました。ヒメカマキリの幼虫は体長約1、5cmほどのかな
り小さなカマキリで、幼虫のためまだ翅が出てなく飛べません。
そのためか、ちょっと警戒すると形を変え、どこが頭だかわから
なかったり、木屑にしか見えなかったりします。緑の葉っぱの上
だから判るものの、これが枯葉の上だったら相当判りづらいこと
でしょう。小さな体で精一杯、かたちを変えるところが何ともか
わいくて面白い。

【島口バージョン】(キシゆむた)
山道ぶちぬフヨウぬ葉なんてぃ、いなさんヒメカマキリぬくゎくぁ虫
ばにっきりょうたっと。ヒメカマキリぬ幼虫やどぅやてて~げ1、5cm
べりぬいころいなさんイショタマエあてぃ、まだくゎくゎ虫あてぃ翅
ぬいじとらんてぃ、とぅびぃきらんイショタマエだりょっと。うんた
むぇか、なあちくゎうどぅろっきぃばだっかばけぇてぃ、だあがかま
ちがぬわからんたり、キィンクズィにししかにゃあらんたりしゅっと。
緑ぬ葉ぬう~かな判りゅんじゃが、くっか枯葉ぬうーあれぃば相当
判りぐるかりょうろや~。いなさんどぅーしひっただか、だっかば
けぇ~んどろや、むるもぞっさしむじらっさりょっとぉ~。
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葉が人面に似ているらしいのですが・・・  オモダカ

2009-10-03 18:46:18 | 植物






休耕田に矢じり形の葉をしたオモダカの群落がありました。葉が
人面に似ているところからオモダカ(面高)の名が付いたのですが、
鼻の下に太くて長い髭をたくわた戦国武将の顔をあたりを想像す
れば、似ていないこともないかも・・・。花茎の上に咲く雄花(写真
3番目)はいくつか見られましたが、下側に咲く雌花はすでに実に
なっています。実は平らな広い翼のあるそう果で、すでにポロポロ
と種子が落ち始めていました。

【島口バージョン】(キシゆむた)
にぃ植すらん田じ矢じりにししゃんだっかぬ葉ぬオモダカぬぶすば、
にっきりょうたっと。葉ぬちゅぬ顔とぅにしゅんかなオモダカ(面高)
ち名ぬつちゅりょうんば、鼻ぬしゃーじだいばんひぎぬあん戦国武
将ぬ顔ば思うば、なありや似しゅんかも・・・。花ぬいぬうーじ咲きゅ
んインガ花(写真3番目)やなありあたんば、しゃー側じ咲きゅんウ
ナグ雌花やなぁきっさ実なとぅyろうたが。実や平べったぬひるかん
翼ぬあんそう果ありょうてぃ、きっさポロポロとぅ種ぬうてぃ始めとぅ
りょうたっと。

親キノコの上に子キノコ、さらに孫キノコ・・・  不明キノコ

2009-10-02 17:43:23 | 菌類




台風17号と18号の二つの台風が接近中のせいか、朝から時折雨が
ぱらつく不安定な天気になりつつあります。森の中で不思議なキノコ
に出会いました。雨後のタケノコのように、キノコが3段にも4段にも
なって伸びています。図鑑も調べたのですが判らず、あまり不思議な
ので取り上げてみました。キノコ自体は、高さ約2㎝ほどの小さく、ま
るで甘いお菓子のようにも見えます。うむ~、一体何なのでしょうねぇ。

※後ほど種名などが分かりましたら、また掲載いたします。

【島口バージョン】(キシゆむた)
て~ふ17号とぅ18号ぬたあちぬて~ふぬこーちしゅてぃがぬ、ひかん
まらとぅきどぅきあむぃぬふりゅんにしなりかただりょっか。山ぬ中じう
とぅまらかんナバばにょうたっと。あむぃぬあとぬダ~ナにし、ナバぬ
何段ちなてぃぬでぅうりょうたっか。図鑑だか調ぶぇたんば判らんてぃ、
あんまりうとぅまらかんかなのしてぃにょうたっと。ナバ自体や、たあさ
やて~げ2㎝べりぬいなさし、甘っさんくゎしにしどぅにゃれぃっか。は
げぇ~、ぬ~がぬちっちんわからんど。

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なが~い間の保存の力に  モロコシソウ

2009-10-01 19:26:52 | 植物




昨日は芭蕉布の着物・バシャギンをご紹介しましたが、この着物
を保存するのにそばに置かれていたのが、このモロコシソウです。
夏に黄色い花を咲かせ、秋から冬にかけて実が付きます。この
モロコシソウは実が付いていることから、おそらく秋に採集された
ものと思われます。おばちゃんの話よるとバシャギンのそばに置
いて樟脳(ショウノウ)代わりにしていたそうです。つまり、樟脳の
ように永い間このバシャギンの防虫、消臭、芳香としての役割を
果たしていたのでしょう。200年以上もの保存に役立っていたので
すから、すごいことです。

【島口バージョン】(キシゆむた)
きぬやバシャぬきん・バシャギンばのしったんじゃが、くんきんば
なげかうしゃきゅんたむぇ、ぶちちうしゃたんが、くんモロコシソウ
だりょっと。夏黄ーかん花ば咲かし、秋ら冬実ぬなりょっと。くんモ
ロコシソウや実ぬくっかとぅんかな、たいがい秋とうてぃちゃんむん
だろ。アンマぬ話とぅやバシャギンぬぶちちうし樟脳(ショウノウ)代
わりちしゅたんあんべぇじゃ。えあーげ樟脳にしなげぇさんええだ、
くんバシャギンち虫ぬくっからにしし、におば消し、いちゃんにおば
すぃむん役割ばしゃんだろ。200年あまりなげっさ役立ちちゃんち
いゅんくとぅや、うどろっきだりょっと。
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