湯湾岳にみられる奄美固有のユワンツチトリモチ、こぶのような
根株(寄生根)からイチゴのような赤い頭を出し始めていました。
一見キノコのようにも見えますが、イジュなどの根に寄生する双
子葉植物です。こぶのような根茎をすりつぶしてとりもちに使った
ことなどから、「ツチトリモチ」の名が付いています。冬には赤い
花茎が伸びてイチゴのような頭に「肉穂花序」呼ばれる小さな花
をぎっしり付けます。もちろん食べてもおいしくないので、間違っ
ても食べたりしないように。
【島口バージョン】(キシゆむた)
湯湾岳じあてぃ島じしかねんユワンツチトリモチ。がぶにししゅん
株(寄生根)ら、イショビにしはーかしゅんかまちばいじゃし始むぇ
とぅりょうたっと。ぱっちにいばナバにししゅんじゃが、イジュんき
ゃぬにぐりちくっかりゅん双子葉植物だりょっと。がぶにししゅん
ばすりつぶし、やまむちにしちかたんくとぅら「ツチトリモチ」ぬ名
ぬつちゅりょっと。冬にやはーかんしんぬぬでぃイショビにししゃ
んかまちち「肉穂花序」ちいゃっとぅんいなさん花ば、ぎっしりちき
りょっと。とーぜんかだちまぁくねんかな、かみんしょんなよぉ~。