奄美自然観察記

高のフィールドより

はみ出した腹端がメタリックに輝く  ベッコウヒラタシデムシ

2009-10-11 18:48:04 | 昆虫




昨日のリュウキュウイノシシの死体、よく見ると死体の下から
ぞろぞろとシデムシの仲間が這い出してきました。以前ご紹介
したネパールモンシデムシ(写真中)などもいましたが、体長約
2cmの平たくて大きいベッコウヒラタシデムシが一番たくさんい
ました。薄暗い中、翅からはみ出した腹端がメタリックに輝き、
一瞬ホタルかと思ったぐらいです。こうしたシデムシ類などが死
体を分解してくれるから、森が死体だけらとならずに済んでいる
かと思うと、何だかありがたくも思えてきました。

【島口バージョン】(キシゆむた)
きぬぬ死じゃんシシば、ゆんまにしゃとぅ、どぅぬしゃーらぞろぞ
ろちシデムシぬしじょぬ這いじゃしきょうたっと。前のおしったん
ネパールモンシデムシ(写真中)きゃもうりょうたんば、どぅぬて
~げ2cmぬ平ばったしだいばんぬベッコウヒラタシデムシぬ一
番いっぱいうりょうたが。薄暗かん中、翅らはみじゃしゃんわた
ぬひきゃてぃ、あげぇホタルかいち思ゆりょうたっと。かししシデ
ムシぬすじょんきゃぬ死じゃんむんば、かでぃくれぃんかな、山
ぬ死じゃん生きむんだらけならんち思うば、はげぇ~ありがたん
むんじゃや~ち思いかただりょっと。
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