奄美自然観察記

高のフィールドより

2株とも白花  オキナワヒヨドリジョウゴ

2024-10-09 18:12:05 | 植物

朝からよく晴れました。近くに来たついで、去年観たオキナワヒヨドリジョウゴを探してみました。なかなか見つからず、あきらめて帰りかけたときに偶然に見つけました。白い花だったので、最初はイヌホオズキの花か何かと思いましたが、葉の形を見て、オキナワヒヨドリジョウゴだと納得しました。去年は紫の花が多かったのですが、今回観たのは2株とも白花でした。まだ咲き始めのようで蕾もたくさん付いていました。念のため葉裏をアップで撮影したところ、やはり葉脈のみたくさんの毛が生えていました(写真3枚目)。実のなる頃に、もう一度訪れてみたい。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまら、むる晴れぃりょうたが。近さちしちゃんついで、くずぃにしゃんオキナワヒヨドリジョウゴば、とぅむてぃにょうた。なかなかにっききらんてぃ、なぁうしぃ帰ろっちしゃんとぅき、ばっくらしにっきりょうたっと。しるかん花あたんかな、初むぃやイヌホオズキぬ花かぬーかち思たんば、葉ぬだっかばにし、オキナワヒヨドリジョウゴち判りょうたっと。くずぃや紫ぬ花ぬふうさりょうたんじゃが、きゅうにしゃんや、たぁ株ともしる花だりょうたっと。まだ咲き始むぇにししゅてぃ、すぅぼみっくゎも、いっぱいくっかとぅりょうたが。念のたむぇ葉ぬ裏ばだいばんし写しゃっとぅ、やっぱし葉脈だけいっぱいぬひぎぃぬ、むぇろぅりょうたっと(写真3枚目)。実ぬなりゅう頃、なぁいっくゎい、しっちにょうらんば。

 

 


道端に鮮やかな青色のマメ科植物  チョウマメ

2024-10-04 17:25:09 | 植物

北部の県道を走っていると、道端に何や蔓性の植物が繁茂しています。鮮やかな青色の花がセンダングサの白い花に混じって結構咲いています。見るからに園芸種が逃げ出したものだろうと想像できます。園芸種や栽培種に疎い私は、帰ってから早速調べてみました。一般的にバタフライピーと呼ばれ、和名はチョウマメ(蝶豆)で、古くから食用や薬用として利用されてきたようです。鮮やかな青色の花は、乾燥してハーブティーにしたり、天然の着色料として料理や食品などにも利用されているとのこと。近くで栽培されている方がいらっしゃるのかも知れません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

にし方ぬ県道ば走っちゅたっとぅ、道んぶちじ、ぬーがぬ蔓植物ぬ、まぐんしゅりょうたっと。きょらさん青色ぬ花ぬセンダングサぬしるかん花とぅ混ざてぃ、て~げいっぱい咲しゅりょっと。にいばきっとぅ園芸種ぬひんぎてぃちゃんむんだろち思われぃっと。園芸種んきゃ栽培種や、わんにや分らんかな、帰てぃっからすぐ調ぶぇてぃにょうたが。普通やバタフライピーち言ゃっとぅてぃ、和名やチョウマメ(蝶豆)あてぃ、昔らかっみむんんきゃ薬とぅし、使わってぃちゃんあんぶぇだりょっと。きょっらさん青色ぬ花や、こらかしっからハーブティーちしゃり、天然ぬ着色料ちし料理んきゃかみむんち使わっとぅんちゅか。近さじ栽培しゅんちゅぬ、うりょんかも分らんど。

 

 


黄色の小さい花がぎっしり  タイワンモクゲンジ

2024-10-03 17:04:56 | 植物

一日中、曇ったり晴れたり雨が降ったりで、不安定な天気です。2年前、道路脇で薄桃色の実をたくさんつけていた樹木を見つけ、ムクロジ科のタイワンモクゲンジであることを知りました。タイワンモクゲンジは、沖縄などに昭和50年代ごろ台湾から街路樹などとして導入され、帰化しているようですが、奄美ではあまり見かけないような気がします。今回は黄色の花が咲いていたものの、樹高が約10m前後ほどもあり、望遠カメラで撮影しました。アップで観ると、黄色の花にはオシベの長い雄花と、すでに赤い袋状の実が出始めている雌花があり、とても美しい。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

一日中、曇たり晴れぃたり、あむぃぬ降たりし、定まらん天気だりょっと。2年むぇー、道んぶちじ薄桃色ぬ実ばいっぱいちきとぅたんきぃばにっきてぃ、ムクロジ科ぬタイワンモクゲンジち分かりょうたっと。タイワンモクゲンジや、沖縄きゃち昭和50年代ごろ台湾ら道んぶちかじうんきぃとぅし、いれぃらってじ、帰化しゅんあんぶぇだりょんば、わきゃ島じや、あんましにゃらんにししゅりょっと。きゅうや黄ーかん花ぬ咲しゅたんば、たあさぬて~げ10mべりあてぃ、望遠カメラし写しょうたっと。だいばんしにいば、黄ーかん花にやオシベぬ長さんインガ花とぅ、きっさはーさん袋にししゅん実ぬいじぃ始むぃとぅたんウナグ花ぬあてぃ、むるきょらさりょっと

 

 


朝日を浴びて一層華やかに  ショウキズイセン

2024-10-01 17:36:34 | 植物

今日から10月ですね、昨夜はかなり涼しくてよく眠れました。台風18号の影響はまだなく、早朝から晴れました。去年も観たショウキズイセンを観に行きました。森の中で黄色の美しい花が咲いていて、朝日が射し込むと輝くように一層美しく華やかに見えました。ショウキズイセンのショウキ(鍾馗)は、あのタイワンショウキランと同じ鍾馗で、中国に伝わる魔よけの神様(鍾馗)の長いヒゲにたとえられたようです。この間の観察会の下見で、人家の庭先で観たシロバナヒガンバナ(写真3枚目)は、このショウキズイセンと赤いヒガンバナとの交雑種とのことです。黄色と赤色から白色が生まれるのも、ちょっと不思議ではありますが・・・。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうら10月じゃや、ゆぶぃやいころすぃだ~あてぃ。むるにぶらったりょっと。てーふ18号やまだしちゅらんてぃ、ひかんまふぇっさら晴れぃりょうたが。くずぃだかにしゃんショウキズイセンばにが行きょうたっと。山ぬ中じ黄ーかしきょらさん花ぬ咲しゅてぃ、てぃだんぬ射しくぅむぃば、ひきゃりゅんにし、むるきょらっさ華やちにゃあたっと。ショウキズイセンぬショウキ(鍾馗)や、あんタイワンショウキランとぅ同じ鍾馗あてぃ、中国じ伝わとぅん魔よけぬ神様(鍾馗)ぬ長さんヒギィちたとえらったんあんぶぇだりょっと。こねだぬ観察会ぬしゃー見し、ちゅぬやぬ庭先じにしゃんシルバナヒガンバナ(写真3枚目)や、くぅんショウキズイセンとぅはーさんヒガンバナとぅぬ交雑種ぬことぅちゅか。黄色とぅはーさん色ら、しるさん色ぬまぁれぃんや、なありうとぅまらさりょんばや~。

 

 


群落やちょっと違う色の花も  ホウライツユクサ

2024-09-30 17:20:15 | 植物

台風17号は、小笠原諸島付近を北上しつつあるのですが、もうひとつ18号が台湾付近を沖縄の方へ進んでいるようです。今朝は北部の海岸を歩いていると、途中急に雨が降ってきました。すぐに止んで助かったのですが、天気は不安定になってきています。海岸にホウライツユクサの花がたくさん咲いているのを観ました。九州南部から奄美・沖縄でみられ、水色の花は早朝に咲いて一日でしぼむようです。少し離れたところに、花の色が薄紫色の小群落も観られました(写真3枚目)。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ17号や、小笠原諸島ぼてぇば、にし方ちいじゅんあんぶぇだりょんじゃが、なぁちいちぬ18号ぬ台湾ぼてぇば沖縄ちいじゅんあんぶぇだりょっと。きゅうひかんまや、にし方ぬ浜ばあっちゅたっとぅ、うんとぅきあっただんま、あむぃぬ降てぃきょうたが。すぐ止だんかないっちゃりょうたんじゃが、天気や定まらんにしなてぃちゅりょっと。浜じホウライツユクサぬ花ぬいっぱい咲しゅんどろば、にょうたっと。九州ふぇ方ら、わきゃ島・沖縄じにゃあてぃ、水色ぬ花やひかんまふぇっさ咲し、一日しすぅぼみゅんあんべだりょっと。なあり離れぃたんどろじ、花ぬ色ぬ薄紫色ぬいなさんまぐんだか、にゃありょうたっと(写真3枚目)。

 

 


西仲間農道ウォーキング観察会   ナツノウナギツカミなど

2024-09-29 17:40:22 | 植物

今日は一日中ほぼ曇り空で、「西仲間農道ウォーキング観察会」を実施しました。午前8時にマングローブパーク駐車場に集合し、説明やストレットのあと、さっそく散策を開始しました。まずは駐車場周辺の植物観察で、シマニシキソウ、ハイニシキソウ、ヒメジョオン、タマザキフタバムグラ、メリケンムグラ、コケセンボンギクモドキ(写真2枚目)など、多くの帰化植物や外来種なども観察できました。西仲間農道に入って行くと、ハシカンボクやフタバムグラなどたくさんの植物のほか、法面に生えていたキノコは、ナギナタダケ(写真3枚目)やシロソウメンタケなどが観られ、イソヤマアオキの葉をボロボロになるまで食べていたマダラコオロギ(写真4枚目)や、イタドリの花に来ていたモンシロモドキなどの姿も観られました。

さらに奥の方へと進んでいくと、キダチキンバイやオオヤブツルアズキ、イヌガラシ、センナリホオズキ、ヒロハフウリンホオズキなどの黄色い花のほかに、タデ科植物でナツノウナギツカミ(写真2枚目)やイヌ タデ、ボントクタデの花なども観られました。また黄色くて大きなリュウキュウトロロアオイの花と実(写真3枚目)もたくさん観られました。果て家の周辺にはシマイボクサの群落(写真4枚目)なども観察できました。曇り空の暑いなかでしたが、幸いにも雨はほとんど降らず、楽しい観察会となりました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 


小さくてかわいらしい花や実  オガサワラコミカンソウ

2024-09-27 17:16:37 | 植物

一日中、曇ったり晴れたりの天気で、昼頃は気温31度まで上がり、暑い一日です。知り合いからの情報で、オガサワラコミカンソウを観てきました。トウダイグサ科のオガサワラコミカンソウは、インド原産で世界の熱帯に広く帰化していて、小笠原、奄美や沖縄などでもみられる帰化植物です。サトウキビ畑のそばに小群落を作っていて、草丈20~40dmほどで、茎は硬く角ばっています。互生した長丸っぽい葉の葉腋に付けていた薄黄緑色の花は、柱頭が3つに割れていて、雌花のようです(写真2枚目)。すでに実になっているもの観られました(写真3枚目)。萼片は6個で、よく似たキダチコミカンソウは5個なので区別できるようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

一日中、曇たり晴れぃたりぬ天気あてぃ、ひんま頃や気温31度がれぃ上がてぃ、あちかん一日だりょっと。どぅしぬ話し、オガサワラコミカンソウば、にしきょうたが。トウダイグサ科ぬオガサワラコミカンソウや、インド原産あてぃ世界ぬ熱帯ちひるか帰化しゅてぃ、小笠原、わきゃ島んきゃ沖縄んきゃじも、にゃあれぃん帰化植物だりょっと。ウギィばてぇぬぶちじ、いなさんまぐんばつくぅとぅてぃ、草丈20~40dmべりあてぃ、しんやくわしゅてぃ角ばとぅりょっと。互生しゅん長丸ぶぇっとぅしゅん葉ぬむとぅっくゎじあたん薄黄緑色ぬ花や、柱頭ぬみいちち割れぃとぅてぃ、ウナグ花にししゅりょっか(写真2枚目)。きっさ実なとぅんむんも、にゃあたっと(写真3枚目)。萼片やむうちあてぃ、むる似しゅんキダチコミカンソウや、いひちかな区別でけんあんぶぇだりょっと。

 


木の上からぶら下がっていた  アマミイケマ

2024-09-22 23:46:15 | 植物

調査で山の中を歩きました。雨はそれほど降らなくてよかったのですが、いつもの山道がこの間からの台風で木があちこちで倒れていて、迂回するのが大変でした。さて、調査の帰り林道脇で木の上から垂れ下がるように咲いていたのは、奄美の固有種・アマミイケマでした。ちょうど花が咲いていて、久しぶりの出会いでした。以前別の場所で、2~3年の間観ていたアマミイケマはすでになくなっていて、どうも同じ場所では数年ぐらいの間しか観られないようです。花には、ガガンボが止まっていました(写真3枚目)。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

調査し山ぬ中ば歩っきょたっと。あむぃやうがしがれぃ降らんてぃいっちゃりょうたんじゃが、いちんけんぬ山道ぬ、こねだらぬてーふし、きぃぬあまくぅまじとぉれぇとぅてぃ、廻り道しゅんが大変だりょうたっと。がしやしゅんじゃが、調査ぬ帰り林道ぶちじ、きぃぬうーら垂れ下がりゅんにし咲しゅたんや、わきゃ島じしかねん・アマミイケマだりょうた。ちょうど花ぬ咲しゅてぃ、まれぇまれぇぬおおいかただりょうたっと。前別ぬどろじ、2~3年ぬええだにしゅたんアマミイケマやきっさねんなとぅてぃ、て~げ同じどろじや何年かべりしか、にゃあらんにししゅりょっと。花じや、ガガンボぬ止まとぅりょうたっと(写真3枚目)。

 


新しい葉も出ていた  ムカゴサイシン

2024-09-21 23:39:32 | 植物

台風14号の影響で、不安定な天気です。5月の初め頃花を咲かせていたムカゴサイシンですが、その後6月下旬には葉になっていました。今日ふと気になって観に行くと、6月に出た葉はまだ2つほど残っていましたが、ひとつは虫に食われたのかボロボロになっていました(写真1枚目)。あたりを観ると、まだ6月にはなかったまだ若い葉が4つほど出ていました。葉の長さは約1cmほどと小さいのですが、5角形で特徴があるので判りやすい。来年もまた花が出てくるといいなぁ~。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ14号ぬたむぇ、定まらん天気だりょっと。5月ぬ初め頃花ば咲かしゅたんムカゴサイシンだりょんじゃが、うん後6月下旬にや葉なとぅりょうたが。きゅう、きゃっしなてぃかいち思てぃ、にが行じゃっとぅ、6月いじとぅたん葉や、まだたあち残とぅりょうたんじゃが、ちいちや虫にかまってぃがぬボロボロなとぅりょうたっと(写真1枚目)。うんぼてぇばにしゃっとぅ、まだ6月にやねんたん若~さん葉ぬ、ゆうちべりいじとぅりょうたが。葉ぬ長さやて~げ1cmべりちいなさりょんば、5角形あてぃ判りやかっと。やねだかまた花ぬいじてぃくぅば、いっちゃりょんじゃがやぁ~。

 


見慣れない園芸種  キサントステモン

2024-09-20 23:44:16 | 植物

台風13号と台風14号の合間でよく晴れたこの間(9/17)ことですが、林道脇で見慣れない園芸種を見つけました。園芸種に疎い私には、名前が全く分かりません。とりえず写真に撮って調べてみると、オーストラリア原産のフトモモ科キサントステモン(別名ゴールデン・ペンダ)と判りました。 常緑高木で、樹高は12~20mにもなるようで、黄色の雄しべが花冠から飛び出していて、いかにもフトモモ科といった風情です。和名が学名そのものの読みになっているので、当面覚えられそうにありませんが、実が出来たときにまたじっくりと観てみたいと思います。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ13号とぅてーふ14号ぬええだあてぃ、むる晴れぃたんこねだ(9/17)ぬくとぅだりょんじゃが、林道ぶちじにぃ慣れらん園芸種ばにっきりょうたっと。園芸種やあんまし分らんわんにや、名前や全然分かりょうらんど。まずぃや写真ち写し、調ぶぇてぃにしゃっとぅオーストラリア原産ぬフトモモ科キサントステモン(別名ゴールデン・ペンダ)ち判りょうたが。 常緑高木あてぃ、たあさや12~20mちもなりゅんあんぶぇし、黄ーかん雄しべぬ花らとうびぃじゃしゅてぃ、ちゃどフトモモ科じゃがちいゅんだっかだりょっと。和名ぬ学名うんむんぬ読みなとぅんかな、いっとぅきや覚えられんち思ゆんじゃが、実ぬなりゅんとぅき、またゆんまにしにゃんばち思いかただりょっと。

 


種子が大きく膨らんでいた  アマミカジカエデ

2024-09-18 23:27:53 | 植物

台風13号に続き近づてきている14号のため、一日中雨模様です。幸い午前中は、雨がそれほど多くは降らず助かりました。調査のこともあって、久しぶりに奄美の固有種のアマミカジカエデを観てきました。3月下旬頃に花が咲き、4月下旬頃から実が付き始めていたのですが、今は種子(緑色の部分)が大きく膨らんでいました。一昨年もたくさんの実を付けたのですが、昨年はほとんど見られなかったので、安心しました。やがて2枚の羽でくるくる回りながら、少しづつ散っていくと思われます。新しい命があちこちに広がるといいのですが…。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日 

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ13号ち続し近ゆてぃっちゅんてーふ14号ぬたむぇ、一日中あむぃ模様だりょっと。いちゃたんくとぅに、ひかんまやあむぃや、うがしがれぃいっぱいや降らんてぃ助かりょうたが。調査ぬくとぅもあてぃ、まれぇまれぇわきゃ島じしかねんアマミカジカエデばにしきょうたっと。3月下旬頃花ぬ咲し、4月下旬頃ら実ぬちき始むぃとぅりょうたんじゃが、なまや種(緑色の部分)ぬふうさ膨れぃとぅりょうたっと。くぅずぃみっしゅだか、いっぱいぬ実ばちきtんじゃが、くずぃやて~げにゃあらんたんかな、安堵しょうたっと。やがてぃたあちぬ羽しくるくるもおりがちな、なありぢちうてぃてぃいきゅんむんち思われぃっと。みいかんにゅっちぬ。あまくぅまちひるがれぃば、いっちゃりょんじゃがや~。

 


毛むくじゃらな萼や葉の間に毛むくじゃらな花  タイワンルリミノキ

2024-09-17 15:42:13 | 植物

やっと台風13号の影響がなくなって晴れ出したと思ったら、明日から台風14号が接近してくるようです。久しぶりに生鮮食料などが並んだスーパーは、食料を買い求める人でごった返していました。さて今日は台風で大丈夫かが気になって、近くに来たついでにタイワンルリミノキを観てきました。幸い元気で、白い毛だらけの花が咲き始めていました。長さが約20cmほどもある大きな葉は、毛が生えざらざらしていて、そのう葉腋から、これまたもっと毛が生えている萼に挟まれるように、白い毛むくじゃらな花が咲いています。白い蕾などは、鳥の巣の中に卵があるようにも見えてしまいます(写真4枚目)。茎も葉も萼も花もたくさん毛が生えているのに、唯一毛の生えていない、つるつるの大きな青い実が出来るのが楽しみです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

やっとかしてーふ13号ぬねんなてぃ晴れぃじゃしゃんち思うば、あしゃらてーふ14号ぬ近ゆてぃきゅんあんぶぇじゃ。まれぃまれぃ生鮮食料んきゃぬ並だんスーパーじや、かみむんばこゆんちゅしいっぱいだりょうたっと。がしゅんじゃが、きゅうやてーふし大丈夫かいち思てぃ、近さちしちゃんついでタイワンルリミノキばんしきょうたが。いちゃたんくとぅに元気しゅてぃ、しるかんひぎぃさくらぬ花ぬ咲きぃ始むぃとぅりょうたっと。長さやて~げ20cmべりもあんだいばんぬ葉や、ひぎぬむぇてぃざらざらしゅてぃ、うん葉ぬむとぅら、くぅれぃまた、ななりひぎさくらぬ萼ち挟まれぃんにし、しるかんひぎさくらぬ花ぬ咲しゅりょっと。しるかんすぅぼみっくゎんきゃや、トゥリぬすぃぬ中じ卵ぬあんにしもにゃあれぃっと(写真4枚目)。しんだか葉だか萼だか花だか、いっぱいぬひぎぃぬむぇとぅんなんてぃ、ただちいちひぎぃぬむぇとぅらん、つるつるぬだいばんぬおおさん実ぬでけんが楽しみっくゎだりょっと。

 


畑の片隅にぎっしり  ローゼル

2024-09-16 17:25:44 | 植物

台風が去り時折曇ったり雨が降ったりするものの、次第に晴れ間もみられるようになりました。古見方(こみほう)の農道を車でゆっくりと走っていると、防風用のセンネンボクに囲まれた畑の片隅に、見慣れない植物がぎっしりと並んでいました。勝手に入るわけにもいかないので、農道から望遠カメラで撮影してみると、赤いザクロのような実がたくさん付いている茎の先端付近に、薄黄色の花もいくつか観られました。調べてみると、西アフリカ原産のアオイ科ローゼルという植物で、種子は炒めて食用に、蕚は煮て飲用、葉はサラダなどで食べられ、茎は繊維にと、無駄なく利用されている植物のようです。最近見慣れない植物に出会うと、園芸種や栽培種、外来種であれ、何でも調べてみたくなります。またひとつ勉強になりました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

少し長くなりましたので、省略いたします、すみょうらん。

 


花は終わりかけていた  オオオサラン

2024-09-13 17:46:33 | 植物

午前中はほぼ曇り空で、時折晴れ間も見えていたのですが、台風13号の影響でしょう、午後からは時々雨が降りました。去年9月17日に行ったとき満開状態だったラン科オオオサラン(写真1枚目)だったので、今年は少し早めにと思って昨日(9/12)出かけたのですが、すでに遅く、先端側の花は散ってしまっていました(写真2枚目)。仕方がないので、5~6個だけ残っていた花をアップで撮影(写真3枚目)しました。10年ほど前、徳之島で観たときは9月21日だったのに、まだ蕾状態でした。この状態ですと、8月下旬ごろにはすでに咲き始めたものと思われます。稀にしか観られない花の開花時期に合わせるのは、早めに何度も行かないと難しいようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまや、て~げ曇りあてぃとぅきどぅき晴れ間だかにゃあとぅりょうたんじゃが、てーふ13号ぬたむぇだろ、ひんまらやとぅきどぅきあむぃぬ降りょうたが。くずぃ9月17日行じゃんとぅきや満開だりょうたんたラン科オオオサラン(写真1枚目)だりょうたんじゃが、くぅとぅしやなありふぇっさち思てぃ、きぬ(9/12)いきょうたんじゃが、きっさ遅さあてぃ、先ぬほうぬ花やうてぃうとぅりょうたっと(写真2枚目)。仕方ねんかな、いひちむうちだけ残とぅたん花ば、だいばんし写しょうたっと(写真3枚目)。10年べりむぇー、徳之島じにしゃんとぅきや9月21日だりょうたんばまだすぅぼみだけだりょうたっと。かしゅんだっかあれぃば、8月終わりごろにや、きっさ咲き始むぃたんむんち思われぃっと。ばっくらししか、にゃあらん花ぬ咲しゅん時期ちおおしゅんや、ふぇっさら何くゎいも行かんば難しゃんあんぶぇだりょっと。

 


白い花がぎっしりと咲いていた  センニンソウ

2024-09-12 17:14:32 | 植物

今日は朝からよく晴れました。南部の海に近い林道脇で、まるで雪でもかぶっていいるかのように、たくさんのセンニンソウの白い花が咲いていました。春先に観られるヤンバルセンニンソウは多くの場所で見かけるのですが、このセンニンソウの花は、所々のわりと限られた場所に散見されるようです。木の上に絡みついているもの(写真1,2枚目)や、林道脇の地上に這っているもの(写真3枚目)も観られました。ヤンバルセンニンソウの葉が3出複葉なのに対して、このセンニンソウは羽状複葉で、少し肉厚で柔らかい感じがします。これだけたくさんの花が咲くと、見ごたえがあります。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうや、ひかんまらむる晴れぃりょうたが。ふぇ方ぬうん近さぬ林道ぶちじ、いわば雪でんかふとぅんにし、いっぱいぬセンニンソウぬしるかん花ぬ咲しゅりょうたっと。春先にゃあれぃんヤンバルセンニンソウやいっぱいぬどろじにゅんじゃが、くんセンニンソウぬ花や、あまくまぬて~げ決まとぅんどろじ、ちらほらにゃあれぃんにししゅりょっと。きぃぬうーじ巻きちきてぃうんむん(写真1,2枚目)きゃ、林道ぶちぬ地ぬうーじ這うとぅんむん(写真3枚目)だか、にゃあたっと。ヤンバルセンニンソウぬ葉や3出複葉だりょんじゃが、くんセンニンソウや羽状複葉あてぃ、なあり厚ちかし柔らかんにし思われぃっと。かしがれぃいっぱいぬ花ぬ咲きぃば、見ごたえぬありょっか。