◆井上陽水と私◆2005年1月1日から2011年12月まで

マルチクリエイター。井上陽水と私。 独身氷河期世代。当時、ペンネームは夏風アザミルク。

アンアンを読み解く

2006-07-27 20:29:14 | Weblog
女性誌「アンアン」を読み解く
>>>>アンアンの魔法


【だれでも可能性がある】
今週号のアンアンは「華がある女」を特集していて、
華があって成功する女性のイメージを植え付けている。
「華がある」とは便利な誉め言葉で「美人」より幅が広い。
華のために必要なものは、

・姿勢をよくする
・目をぱっちり開く
・がさつな仕種をしない

これだけだという。
これなら誰でも華がある女性になれる。

しかも華があると職場でも恋愛でも得することだらけだという。
それが、男性の私からみて心地よい。
華がある男性を目指してみようかと
思うくらいだ。ハッハッハ。

【みんなの悩みの共感】
職場には当然ストレスが多い。
それを、華がある女性を目指せば解決できる、
ような言い方をする。
ストレスは私も感じるし、
ストレスの少なそうな仕事ができる先輩は、
華があるように見える。
私もちょっと努力すればストレスも減って
職場で一目置かれる「華がある」人になれるかも、
なあんて甘い幻想に浸る時間が心地よいのだ。

【落ち目の芸能人を誉める】
アンアンに出てくる目標の芸能人は
私からみると、落ち目で旬を過ぎた人ばかりだ。
これが、ウケル技術かもしれない。
私なら、
「今ならコイツに勝てる」
なんて思ってしまう。ニヤリ。


【男心の考察】
編集者には男性も多いのだろうか。
男ゴコロのツボは見事だ。
これをされたら、私ならイチコロです。
聞き上手な女性、
つい勘違いしてしまう人当たりの良さ、
は、納得。
「ファッションは特定の男を引き付けるための看板」
という見出しはある種の真理だ。
街でカップルをみると服が似ている、
同じ階級、同じポリシーを感じる。


男からみれば、女性の服装をみて
自分に合うか判断できれば、
恋愛の勝率が上がるのだ。
女性の服の選び方の心理学は大いに気になるものだ。ウシシシシシ。

【笑いは理解不能】
もう少し読んで、
第二特集の「笑い」はひどい。
笑える話はまったくない。
これは、笑いを「面白い」という面で捉えず、
「今の笑い」とはなにか?という視点で
みるしかない。
これも、新人お笑い芸人を売るための
作戦のひとつだからだ。

【アンアンの真の顔】
すっぴん、ナチュラル女性はアンアンではNGだ。
服でも、化粧品、小物、情報を
売るための宣伝のための雑誌だからだ。
大いなる宣伝雑誌なのだ。



当たり前の結論ですまん。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿