◆井上陽水と私◆2005年1月1日から2011年12月まで

マルチクリエイター。井上陽水と私。 独身氷河期世代。当時、ペンネームは夏風アザミルク。

成績の高い女とは

2006-09-27 18:29:44 | Weblog
アンアンの、「男が考える成績の高い女とは?」特集を考える。

写真は男性100人アンケート結果。
一位の顔をはじめ、ナイスバディ、家事、高収入などが正直にならんでいる。
正直すぎて驚く。
こんな条件を女に求める男はいったい何様なんだと、男から見ても思う。

これを読む女性のうち「自分は当てはまらない」と絶望しそうなキーワードだ。
が、そんなルックスがイマイチな女性への救済をアンアンは忘れない。
それが、2位の気配りをはじめ、癒し、おしゃれ、愛嬌だ。
結局は、自分磨きと称して、化粧品を買わせる広告への誘導だ。

いい男をつかまえる事が幸せへの近道だというメッセージが奥に見える。
心の弱みに付け込む姑息な商売だ。

一方、私を含め男も、当然いい女をつかまえるのが、
幸せへの条件だととらえている。
結婚はスタートだから馬鹿な女と長い人生を歩くと一生の不作だ。


今、私はそんな騙し合い、ばかし合いの戦いにも、
参加できずに一人で年をとっていく予感がしている。
一人で生きてくのを受け入れるのはつらいなあ。

日経・長谷部剛へ

2006-09-27 17:59:25 | Weblog
日本経済新聞の安倍新内閣発足に対する経済部長・長谷部剛氏の意見に反対だ。
長谷部氏の意見では
格差が広がった社会はグローバル化と情報技術革新がもたらしたものであり、
小泉改革批判はいけないと強調している。
改革に終わりはなく、安倍首相には消費税増税を含む税制改革を期待するという趣旨だ。

長谷部氏の税意識には弱者への富の再配分という福祉的な視点はない。
また、政治家をはじめとする支配階層の世襲化も無視している。
賃金格差は能力の差をそのまま表しているだけだと長谷部氏は考えているようだ。

派遣、請負など労働者に著しく不利な条件が広がっている。
フリーターを正社員に採用する大手企業は2%以下である。
グローバル化により賃金を下げるような企業が、情報技術革新を先導しているという事実があるのか?
再チャレンジ社会に向けて政府に頼らずに日経自身がなにか具体的な行動を起こしているのか?


長谷部氏の小泉・安倍路線への無批判な賛成意見は、
新聞屋として、世論を読み取る能力を疑う。
そんな長谷部氏自身が自ら能力に見合わない部長というポストと収入を
むさぼっているのだから、「能力に見合った収入」論は、全く納得できない。
年功序列で意見が通る大新聞の腐臭がしている。


私が、安倍内閣に期待するのは
再チャレンジ社会への政策だけだ。
世襲化による弊害を取り除く積極的な行動を願うが無理だろう。


若者が政治に期待しないのは新聞屋の世論誘導の拙さの結果だ。
恵まれた立場の人間が都合のいいように政治を動かしている現実を
伝える使命を新聞屋は忘れている。