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島根の禁煙外来病院、職員の喫煙を黙認したため、その資格を失う

2016年10月03日 06時39分54秒 | 離煙ニュース: 国内編

まず、喫煙職員の禁煙治療から始めましょう。

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禁煙外来病院で喫煙、4年半分の診療報酬返還へ 島根

 禁煙外来を設けている島根県江津(ごうつ)市の済生会江津総合病院(300床)が、職員らが敷地内で喫煙したため禁煙外来の保険適用が認められなくなったとして、4年半分の診療報酬を返すことを決めた。取材に対し明らかにした。禁煙外来は9月27日から休診している。

 病院によると、8月下旬の厚生労働省中国四国厚生局の調査で、複数の職員が裏口などで喫煙しているのを確認。禁煙治療で病院が保険適用を受けるには敷地内での全面禁煙が条件で、厚生局は禁煙外来の診療報酬請求辞退と過去に受領した診療報酬の自主返還を指導したという。

 病院の聞き取り調査の結果、病院が現地に移転した2006年6月から全面禁煙にしていたのに職員が喫煙していたことが判明。吸い殻が入ったペットボトルも見つかった。過去にも職員の喫煙を患者からの通報で知り、会議や院内報などで注意喚起したことが複数回あったという。

 禁煙外来の診療報酬の請求で敷地内の全面禁煙が条件に加わったのが12年4月からで、病院は今年9月までに受け取った診療報酬を保険者の自治体などに返還する方針。禁煙外来以外の診療でも、全面禁煙が保険適用の条件になっているため、返還額を調べている。安食治外(あじきはると)事務部長は「指導を重く受け止めている。職員が一丸となって禁煙に取り組みたい」と話している。(礒部修作)

禁煙外来院内で職員が喫煙…注意されてもまたスパァ〜

禁煙外来院内で職員が喫煙…注意されてもまたスパァ〜

島根県江津市 【報知新聞社】

(スポーツ報知)

 禁煙外来を設け、敷地内を全面禁煙にしているにもかかわらず、職員らが隠れて喫煙をしていたとして、島根県江津市の済生会江津総合病院が厚生労働省の指導を受けて2012年度以降の診療報酬の一部を返還することが2日、病院への取材で分かった。同病院では先月27日から禁煙外来を休止しているが、今後は院内での禁煙を徹底する方針。将来的には改めて禁煙外来を再開したいという。

 本来ならたばこをやめることを指導しなければいけない立場の病院スタッフが、事もあろうに禁煙の病院内で隠れてたばこを吸っていた。

 病院によると、8月下旬に厚労省の中国四国厚生局島根事務所(松江市)が調査に訪れた際、病棟北側の裏口近くなどの敷地内で、複数の病院職員らが喫煙しているのを事務所職員が確認した。病院は2006年6月に現在の場所へ新築移転して以来、敷地内を全面禁煙としていた。事務所は病院に対し、禁煙外来の休止と診療報酬の返還などを指導。これを受け、病院側は毎週火・金曜に実施していた禁煙外来を先月27日から休止している。

 返還の対象となるのは、敷地内を禁煙とすることで保険適用の条件となる診療報酬。禁煙外来の患者以外の治療にもあてはまるものがあり、12年度に制度ができた。病院は喫煙者の職員などを対象に聞き取りをして喫煙が行われていた期間などを調査したが、特定するのが困難だったことから、全期間の診療報酬を返還することを決めた。今後、額を算定して保険者の自治体などに返還する作業を進めていくが、件数が多いだけに相当な時間がかかるとみられる。

 病院には以前にも外部から苦情が寄せられ、敷地内では灰皿代わりに使ったとみられる空き缶やペットボトルが見付かったことも。安食治外事務部長によると、移転当初から敷地内での喫煙が認められたが、口頭での注意喚起などにとどめられていた。

 安食氏は「率先して禁煙に取り組むべき病院でこのような事態になり、市民や患者の皆様に申し訳ない。職員が一丸となり、敷地内の環境整備に取り組みたい」とコメント。今後については「一度は禁煙外来を休む形になるが、襟を正し、将来的には正々堂々と再開したい」とした。ただ、これまでも喫煙者に注意し、その度に敷地内での喫煙が一時はなくなったものの、しばらくすると再び吸う職員が出るという“イタチごっこ”が繰り返されていただけに、相当な指導が必要となりそうだ。

 ◆禁煙外来 喫煙をやめたい人向けに作られた専門外来。03年に受動喫煙の防止に関わる健康増進法が施行され、06年4月には喫煙が「ニコチン依存症」という疾病として位置づけられて、以前は健康保険の対象外だった禁煙治療に対する保険適用が承認されたことから、設置する病院が増加した。治療には医師による禁煙のアドバイスや禁煙補助薬の服用などがある。

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どうして病院側は、喫煙している職員に対して禁煙治療を行わなかったのでしょう。非常に残念です。

口頭注意でタバコを止められるくらいなら、禁煙外来などいりません。タバコを吸っていた職員を責めるのではなく、すべては、病院側の甘い判断こそ問題にすべきです。病院側がどのような態度に出るか、注目です。

とはいえ、日本中、まだまだこういう病院が多いんでしょうねえ。タバコは、やめたら、これほどつまらないものはなかったとわかるのに。


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