すばらしい！こんなに多くの女性がしらせに乗り込んで南極に行く時代になりました。
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南極観測船しらせ出港 女性乗員９人が初航海
朝日新聞 2015年11月16日11時11分
南極観測船しらせ（基準排水量１万２６５０トン、大鋸寿宣〈おおがひさのぶ〉艦長）が１６日、海上自衛隊横須賀基地から出港した。今回、女性自衛官の乗員９人が初めて乗船。医師１人を加えた女性１０人を含む計約１８０人で、南極へ観測隊員や物資を運ぶ。
しらせは、海上自衛隊が運航。これまでは女性専用の部屋を利用するだけの人数がそろわなかった。
女性乗員９人は気象や通信、航海、機関、電機、調理などを担当する。女性医師は臨時勤務でこれまでも乗ったことがあり、今回は医務長が女性。階級が高い医務長と気象士で２人部屋を利用し、残る８人は乗員室一つを女性部屋として使う。
通信員の平川真由美さん（４１）は今まで陸上勤務だけだった。「初めて船に乗れ、しかも南極なんて」と喜び、「船では号令も通信機器も違う。まるで外国に来た気分です」と話す。南極に行くのが夢で入隊したという機関要員の新井由以子さん（２６）は「頼れる先輩の女性がいるので不安はない。女性がいて当たり前になれたら」という。
しらせは１２月３日に豪州で、空路入りする５７次観測隊を乗せ、１２月末～年明けごろに南極の昭和基地に着く予定。越冬する隊員３０人のうち女性は５人おり、こちらも過去最多となる。
しらせは近年、厚い海氷に阻まれて昭和基地の近くまで着けないこともあり、観測隊はヘリコプターや雪上車で物資や燃料を苦労して運んでいる。（中山由美）
南極観測船「しらせ」が出港
TBS News i
南極観測船「しらせ」が調査のため、１６日午前、出港しました。
南極観測船「しらせ」は、１６日午前、海上自衛隊員１７８人を乗せ、横須賀基地を出港しました。
しらせは、来月２日に、飛行機で日本を出発する観測隊員６２人とオーストラリアで合流後、南極での観測へ向かいます。観測隊員の女性の数は８人と、過去最多となりました。
観測隊は、今回、大型の気象レーダーを使った初の通年観測などを予定しています。しらせは５か月後の来年４月に帰国予定です。（16日15:40）
南極観測船しらせ:横須賀出港７００人見送り 南極へ
毎日新聞 2015年11月16日 17時09分
南極観測船しらせ（１万２６５０トン）が１６日、第５７次南極観測隊を支援するため、神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地を出港した。午前１１時ごろ、汽笛を鳴らし岸壁を離れると、乗組員の家族ら約７００人が手や帽子を振り、別れを惜しんだ。南極・昭和基地には来年１月上旬までに到着する予定。
観測隊の門倉昭隊長と隊員らは１２月２日、空路でオーストラリアに向かい、しらせに合流し、同６日に現地を出発する。
武居智久海上幕僚長は出港式で「重要な研究が佳境を迎えようとしており、しらせの活動意義は一段と高まっている。能力を最大限に発揮することを期待する」とあいさつした。（共同）
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高倉健さんファンにとって、「しらせ」とくれば、『南極物語』（1983）です。実際に撮影に使われたしらせを観たくて、船の科学館に係留されていた船内に3回も乗り込んだほどです。
そのしらせに、女性隊員が10名も乗っていく。時代の変化を感じます。
とはいえ、米陸軍では女性の大将もいる時代です。自衛隊も、優秀な女性隊員をもっと集め、適材適所で活用すべき時代です。
南極に行くことを喜びと感じる女性自衛官に、心より拍手を贈ります。がんばってください。
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