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魚介類を食べると、うつ病リスクが56%も低くなる

2017年09月27日 04時52分07秒 | 健康
これは、すばらしい調査結果です。記録しておきましょう。
 
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疫学調査
魚たくさん食べる人、うつ病リスク半減

毎日新聞 2017年9月27日 00時00分(最終更新 9月27日 04時16分)

 魚介を多く食べる人は、そうでない人と比べてうつ病の発症率が半減するとの疫学調査結果を、国立がん研究センターと慶応大のチームがまとめた。青魚に多く含まれる「オメガ3脂肪酸」による予防効果が考えられるという。米国の精神医学専門誌「トランスレーショナル・サイカイアトリー」に27日、論文が掲載される。
 
 研究チームは1990年に40~59歳だった長野県南佐久郡の住民1181人を25年間追跡調査し、19種の魚介の摂取量とうつ病との関係を調べた。1日当たり摂取量の多い順に4グループに分けると、2番目(中央値111グラム)の集団は最下位(同57グラム)の集団より発症率が56%低かった最も多く摂取した集団の発症率は26%の低減にとどまるが、他の食材や調理法の影響を受けたとみられるという。
 
 また、脂肪酸の摂取量を計算すると、オメガ3脂肪酸に分類されるエイコサペンタエン酸(EPA)とドコサペンタエン酸(DPA)が多いと発症率が低くなる傾向があった。
 
 オメガ3脂肪酸には脳内で情報伝達に関わる物質の合成や、神経の栄養になる物質を増やす作用があるとされる。うつ病の予防効果は海外で報告されており、日本人を対象にした疫学調査で確かめられたのは初めてという。がん研究センターの松岡豊・健康支援研究部長(栄養精神医学)は「魚介を食べる人は肉に比べて近年減ってきている。研究結果が魚食のよさを見直すきっかけになれば」と話す。【野田武】
 
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うつ病は、本当に怖い病気です。食事で防げるなら、これほどよいことはありません。
 
EPAは魚油食品、肝油、ニシン、サバ、サケ、イワシ、ナンキョクオキアミなどの魚類やエゴマ油、アマニ油から、DPA(DHAではないですよ)はアザラシやクジラから摂取できます。
 
DPAの場合、アザラシやクジラは簡単に手に入らないので、普通はサプリメントを利用したほうがよいのでしょう。長野では普通に食べられるのでしょうか。
 
そのため、EPA摂取に励んだほうがよさそうです。個人的には、毎日エゴマ油を口にしているのですが、青魚は、大好きなのに、毎日は食べていません。1日1回は食べることにします。目安は、1日111g。缶詰でもきっと効果はあるでしょうから、習慣づけることにします。
 
それにしても、食べ過ぎても効果が少ないというのも面白いもの。そのあたり、さらなる調査を期待します。

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