天下人ならぬ田舎人

いつも故郷を想い、心は永遠に田舎人が、今伝えたいことを伝えます。

iPhone復元奮闘記

2014-06-08 12:35:57 | 日記・エッセイ・コラム

妻のiPhoneが2,3分置きに電源が落ちてしまう障害が発生し、iPhoneサポート店に修理依頼したら、機体まるごと交換になりました。iPhone購入時に高い保障に入っていたおかげで無償対応でした。機体は真新しく、ピカピカです。

妻がサポート店からもらってきた説明資料に、iPhoneをバックアップ環境から復元する方法が書いてあり、Apple社のHPに掲載されている一般的な説明内容でした。

修理依頼する前日にiCloudにiOSデバイスをバックアップしておいたので、その環境より復元すればOKと思い、作業は20分ぐらいで終わると勝手な想像をしていましたが、それが誤りでした。

iCloudバックアップから復元するための操作は、iPhoneホーム画面より[設定]-[一般]-[リセット]-[すべてのコンテンツと設定を消去]の順に選択してデバイスを消去します。そして、再起動後に、新しいデバイスとして設定するか、または既存のバックアップから復元するかを尋ねるメッセージが表示されたら、[iCloudバックアップで復元」を選択します。そうすると今までのバックアップ一覧が表示され、どの環境を復元するのか選択します。

一般的には上記操作で復元しますが、一点注意が必要です。
バックアップ環境と復元しようとするデバイスのバージョンが一致するかデバイスのバージョンが上位でないとバックアップ一覧でバックアック環境を選択できず、なにも操作できない状況になります。(AppleのHPにはこの説明はありません。)

事前に確認した妻の真新しいiPhoneのバージョンは7.0.6で、バックアップ環境は、最新の7.1.1です。バージョン不一致のため、バックアック一覧から選択できない(何も操作できない)状況に陥りました。

機体側のバージョンを7.1.1にバージョンアップしないと復元できません。これからどうすべきか、HPを検索しても参考になる文献がありません。すでにコンテンツと設定を削除している状態なので、ホーム画面に戻るボタンを押してもなにも実行されません。

この時点でできる操作は、「バックアップから復元」と「新しいiPhoneとして設定」のみのため、「新しいiPhoneとして設定」でもう一度初期状態に戻して、コンテンツを復元してバージョンアップすることにしました。→結果的にこの操作で間違いありませんでした。

機体のバージョンをバックアップ環境のバージョンに合わせることで、バックアップ一覧からバックアック環境を選択することができ、今まで妻が使っていたコンテンツやアプリが復元できました。

やれやれと思って、コンテンツやアプリがちゃんと復元できているか、一つずつ立ち上げて確認していたら、メールが使用できません。iPhoneの[設定]-[メール/連絡先/カレンダー]の環境にe-Maiアドレスは未設定のままです。

これまたどうすべきか悩み、インターネットで[iPhone メール設定]で検索したら、たまたま契約先のauのHPが検索され、メール設定方法が掲載されていました。なんとなく「再設定しないとダメ」と思い、auのメール環境を利用するために、auIDの(再)登録や必要なソフトをダウロードし、再設定することでメールも元通り利用することができました。

妻のiPhoneを復元するために、悩んだ時間含めて約4時間かかりました。妻がAppleIDのパスワードを忘れてしまったなどいくつもの要因もありました。復元完了したときは「やったぁ」ではなく「疲れた」が正直な感想でした。

妻は私に設定を依頼すれば完璧にやってくれるものと疑いません。そのプレッシャーの中で、何とか復元できたことは、夫の権威を守ることができました。

追記
私が陥ったことを文面に残すことで、他の皆さんに少しでも役立つように願うものです。