土曜日に長女が通う公立の中学校で授業参観がありました。休みの日に長女の部活の送り迎えはよくするので、学校にはよく行くのですが、授業の様子を知る機会はほとんどないので、絶好の機会と思い、授業参観にいきました。
授業参観に出席して感じたことは、父親の姿が少ないことです。自営業や土日も仕事のお父さんはいると思いますが、それにしても父親の姿が少なすぎます。
授業風景を見学して感じたことは、生徒に緊張感がないことです。私語が多いし、落ち着いて授業を受けることができない生徒が多すぎます。自分の中学時代を考えると、考えられない状況にあります。それを見越してか、横浜では私立中学への進学率が高いのでですが、小学6年生の5,6人に1人という数字は、驚く数字ではないのかもしれません。
また、授業のペースが遅いです。丁寧な授業であることはわかるのですが、、もう少しペースを上げて授業を進めることでもいいように感じました。
その日の夜に、上記3つのことを長女に聞いたら、わかりやすく解説してくれました。その内容に思わず笑ってしまうものと、考えさせられるものと入り混じっていました。
父親の姿が少ない件については、長女と部活とクラスがいっしょの子が、「お父さんはハゲていてかっこ悪いから授業参観こないでと断った」なんて言っていたそうです。もし自分が同じ立場だったらショックで立ち直れません。でも長女は私のことを「パパは若く見えるよね」とお世辞でもうれしいです。
生徒に緊張感のない授業風景についてはこうでした。普段あまり発言しない生徒が、親が授業参観に来たことで、テンションがあがって私語が多くなってしまったようです。また、逆に、いつも的外れな回答する生徒がおとなしくなって、普段の授業とは違う雰囲気になり異様な感じだったとのことです。
授業ペースが遅いことについては、先生が丁寧に教えるのはよいのですが、「1年間で教科書すべて教えるにはペースが遅すぎる」と長女も感じているようです。長女は授業参観のとき少し物足りなさそうにしていました。こうなると、塾の存在は大きいでね。ただし、学校と塾で授業内容がかけ離れてしまうことも心配です。
娘もいろんなことを感じながら授業受けているんだな。私立中学に通わせるには稼ぎがよくないことをわかってね。そのかわり、パパはハゲないように努力し、若く見えるように努力するよ。
追伸
理科の授業で10N/25c㎡の圧力を求める問題を宿題に出されました。答えは4000Nと思うのですが、先生の答えは400Nだったようで、長女が3日間悩んでしまいました。