天下人ならぬ田舎人

いつも故郷を想い、心は永遠に田舎人が、今伝えたいことを伝えます。

授業参観

2007-10-24 23:21:37 | 日記・エッセイ・コラム

土曜日に長女が通う公立の中学校で授業参観がありました。休みの日に長女の部活の送り迎えはよくするので、学校にはよく行くのですが、授業の様子を知る機会はほとんどないので、絶好の機会と思い、授業参観にいきました。

授業参観に出席して感じたことは、父親の姿が少ないことです。自営業や土日も仕事のお父さんはいると思いますが、それにしても父親の姿が少なすぎます。

授業風景を見学して感じたことは、生徒に緊張感がないことです。私語が多いし、落ち着いて授業を受けることができない生徒が多すぎます。自分の中学時代を考えると、考えられない状況にあります。それを見越してか、横浜では私立中学への進学率が高いのでですが、小学6年生の5,6人に1人という数字は、驚く数字ではないのかもしれません。

また、授業のペースが遅いです。丁寧な授業であることはわかるのですが、、もう少しペースを上げて授業を進めることでもいいように感じました。

その日の夜に、上記3つのことを長女に聞いたら、わかりやすく解説してくれました。その内容に思わず笑ってしまうものと、考えさせられるものと入り混じっていました。

父親の姿が少ない件については、長女と部活とクラスがいっしょの子が、「お父さんはハゲていてかっこ悪いから授業参観こないでと断った」なんて言っていたそうです。もし自分が同じ立場だったらショックで立ち直れません。でも長女は私のことを「パパは若く見えるよね」とお世辞でもうれしいです。

生徒に緊張感のない授業風景についてはこうでした。普段あまり発言しない生徒が、親が授業参観に来たことで、テンションがあがって私語が多くなってしまったようです。また、逆に、いつも的外れな回答する生徒がおとなしくなって、普段の授業とは違う雰囲気になり異様な感じだったとのことです。

授業ペースが遅いことについては、先生が丁寧に教えるのはよいのですが、「1年間で教科書すべて教えるにはペースが遅すぎる」と長女も感じているようです。長女は授業参観のとき少し物足りなさそうにしていました。こうなると、塾の存在は大きいでね。ただし、学校と塾で授業内容がかけ離れてしまうことも心配です。

娘もいろんなことを感じながら授業受けているんだな。私立中学に通わせるには稼ぎがよくないことをわかってね。そのかわり、パパはハゲないように努力し、若く見えるように努力するよ。

追伸
理科の授業で10N/25c㎡の圧力を求める問題を宿題に出されました。答えは4000Nと思うのですが、先生の答えは400Nだったようで、長女が3日間悩んでしまいました。


モーター

2007-10-04 23:58:57 | 日記・エッセイ・コラム

モーターの話題を二つ。

職場の同僚が茨城県日立市に出張し、「モーター最中」を土産に買ってきました。皆さんはなぜモーターなのかわかりますか。日立市は、日立製作所の発祥地で、国産モーター第1号製作地でもあります。「モーター最中」はその地にちなんだ和菓子ということです。私は初めて食べましたが、なかなかおいしい最中です。

同僚が買ってきた「モーター最中」を食べながら話をしていると、脱穀機の話になりました。昔は(30年以上前)、刈った稲を脱穀するために、脱穀機とモーターをベルトでつなぎ、モーターの力で脱穀機を回して脱穀していたのです。脱穀は脱穀機の音とモーターの音と脱穀するときに発生する籾殻の灰で作業場は戦場になるのです。

今はコンバインで稲を刈って、そのまま脱穀しますが、昔は、刈った稲を束ねるだけの機械が主流でした。刈り取った稲を広い田んぼから拾い集めて天日干します。稲刈りの後の田んぼは、天日干しにする風景がありました。そして、何日か後にようやく脱穀することになるのです。昔の米作りは本当に手間がかかっていましたね。

脱穀の話は、日曜夕方6時に放送しているちびまるこちゃんでも紹介していました。マンガを観ながら懐かしいと思っていたら、職場でも脱穀機の話で盛り上がるとは思ってもいませんでした。ちょっとだけ昔にタイムスリップしたようなひとときでした。

モーターから「モーター最中」と「脱穀機」の二つの話でした。