天下人ならぬ田舎人

いつも故郷を想い、心は永遠に田舎人が、今伝えたいことを伝えます。

待望の山形出張

2009-02-22 16:09:14 | 日記・エッセイ・コラム

待ちに待った山形出張が入りました。出張先は酒田市です。今まで日本全国飛び回っていましたが、私の出身地に出張するのは初めてです。感慨も一入です。

酒田市は港町で昔より貿易で栄えた町です。また、庄内平野で米どころでもあります。私が中学生だったころに酒田大火があり、映画館から出火した火事が庄内平野特有の強風にあおられ、商店街や何百世帯もが焼けてしまったことを思い出されます。

酒田市には小学6年のときの修学旅行と、高校1年のときの高校野球の試合で訪れた以来で、冬に訪れるのは初めてです。

今回の出張は、現地の協力会社からの要請で、お客様対応の前日にどうしても打合せと準備をさせてほしいとのことで、宿泊の出張になりました。往路は羽田空港から庄内空港に向かいましたが、庄内空港が悪天候の場合、羽田空港に引き返す条件付きフライトでした。羽田上空からは富士山がきれいに見えるいい天気だったのですが、庄内空港は強風で、上空で旋回し、かつ、着陸をやり直すアクシデントがありましたが、なんとか到着することができました。

仕事は、二日間の出張で無事目的を達成することができました。せっかく山形に来たのに、このまま横浜に引き返すのももったいないので、当初から実家に帰る予定をたてていました。酒田市から私の実家がある南陽市まで電車(在来線)で3時間半かかるのですが、山形支店の営業所長が山形市から車ではるばる酒田市までやって来てくれたので、その帰りに山形駅まで送ってもらいました。昨年12月に書いた「山形ニュース新聞」のブログの通り、キレギレの高速道路を利用してです。料金所を4箇所通過するものの、それでも電車より早いです。

実家のある南陽市赤湯に着いてビックリしたのは、雪(積雪)が少ないことです。2月は一番雪があっていい時期なのですが、これも地球温暖化の影響なのでしょうか。将来が心配されます。そう言いつつも冬の山形をひさびさに肌で感じることができました。

山形出張はこれからどれだけあるかわかりませんが、機会があれば喜んで引き受けます。こんなことを言うと会社の上長に怒られそうですが、仕事の思い入れが他の出張とは違います。山形の営業の皆様、どうか私を山形に呼んでください。


編集委員

2009-02-11 12:37:27 | 日記・エッセイ・コラム

私が所属する青少年指導委員会(ボランティア団体)では、年1回3月に広報を発行しますが、その広報の編集委員を担当することになりました。広報は約12,000世帯に配布します。広報発行にはお金がかかるため、地元商店より寄付を募り、また、サマーフェスティバルの収益金を充てます。

編集委員の仕事はいろいろあるのですが、中でも原稿をチェックし、表現がおかしい文章を変更する作業があります。編集委員は客観的に文章を読むことができるので、表現や文法上の誤りに気が付きます。原稿を読んでいると、原稿を書いた人が何を言いたいのかはっきりしない内容も意外と見受けられます。

校正の一例として「天気の方は・・・」は「天気は・・・」に、「XXの方は」は「XX地区は」に変更しました。いたるところに「方」をつけていて、その人の癖なのかもしれませんが、私はその表現は好きではありません。

「参加して下さり」は、目上の人に対する表現ならわかるのですが、あるお祭りの記事で、子供を含む地域住民を指しているので、もう少しやわらかい表現として「参加していただき」に変更しました。

「数十年この地区に住んで・・・」の表現で、「数十年」は個人的に約70年ぐらいを指す意味だと思っていますが、原稿を書いた人の年齢は50歳なので、ズレが生じます。まして、大人になってから引っ越してきたとすると、推定年齢は90歳以上になってしまいます。他の編集委員は「数十年」でもいいのではと言っていますが、せめて「長年この地区に住んで・・・」の表現に変更する予定です。

こう言った変更は、まだいいのですが、主語と動詞がばらばらになっている文章や、延々と終わらない(句点がない、または段落がない)文章もあり、この場合は、その人が言いたい内容を変えないよいに気をつけながら、文章をごっそり変えてしまう場合もありました。

原稿を書いていただいた方は、私より年上の人ばかりなのですが、もう少し文章を書くにあたっては、注意してほしいと思います。私は、仕事やブログで文章を書きますが、一番注意を払っているのは、主語と動詞をはっきさせることです。英語と違って、日本語は動詞が文章の最後にくるので、主語に対して動詞が違ってくる場合が少なからずあります。

私は、ブログは文章表現力を高める鍛錬の場だと思っています。本当は短い文章で多くのことを表現できればいいのですが、どうしても、文章が長くなってしまいます。なお、編集委員では編集後記も担当しました。200文字以内で自分の思いを伝えることは、意外と楽しかったです。


柵を壊してしまった

2009-02-01 15:38:56 | 日記・エッセイ・コラム

しまったシリーズじゃないですけど、妻が自宅の柵(フェンス)を壊してしまいました。駐車場から車を出そうとしたときに、前輪のフォィールで?、柵の端に引っ掛けて?、柵を折り曲げてしまいました。車がキズつく前に柵が折れ曲がったので、車に被害はありませんでしたが、「またか」といった感じです。

我が家の車は、四隅ともキズだらけです。すべて妻がつけたキズです。かっこ悪いけど、もうキズぐらいでは修理しません。今までにドアのへこみなど何度修理したことか。車は何とか耐えています。車がかわいそうにと思うぐらいに。

妻は車をぼろぼろにしようが、柵を壊そうが、へこたれません。へこたれていればとっくに車の運転をやめているでしょう。その精神はほめますが、注意力が足りません。妻の言い訳はいつも「疲れていたから」です。「疲れているなら車は運転しない」と言い聞かせても無駄とわかっていながら、私も同じ言葉を繰り返すだけです。このやり取りが一生ないことを願うだけです。