待ちに待った山形出張が入りました。出張先は酒田市です。今まで日本全国飛び回っていましたが、私の出身地に出張するのは初めてです。感慨も一入です。
酒田市は港町で昔より貿易で栄えた町です。また、庄内平野で米どころでもあります。私が中学生だったころに酒田大火があり、映画館から出火した火事が庄内平野特有の強風にあおられ、商店街や何百世帯もが焼けてしまったことを思い出されます。
酒田市には小学6年のときの修学旅行と、高校1年のときの高校野球の試合で訪れた以来で、冬に訪れるのは初めてです。
今回の出張は、現地の協力会社からの要請で、お客様対応の前日にどうしても打合せと準備をさせてほしいとのことで、宿泊の出張になりました。往路は羽田空港から庄内空港に向かいましたが、庄内空港が悪天候の場合、羽田空港に引き返す条件付きフライトでした。羽田上空からは富士山がきれいに見えるいい天気だったのですが、庄内空港は強風で、上空で旋回し、かつ、着陸をやり直すアクシデントがありましたが、なんとか到着することができました。
仕事は、二日間の出張で無事目的を達成することができました。せっかく山形に来たのに、このまま横浜に引き返すのももったいないので、当初から実家に帰る予定をたてていました。酒田市から私の実家がある南陽市まで電車(在来線)で3時間半かかるのですが、山形支店の営業所長が山形市から車ではるばる酒田市までやって来てくれたので、その帰りに山形駅まで送ってもらいました。昨年12月に書いた「山形ニュース新聞」のブログの通り、キレギレの高速道路を利用してです。料金所を4箇所通過するものの、それでも電車より早いです。
実家のある南陽市赤湯に着いてビックリしたのは、雪(積雪)が少ないことです。2月は一番雪があっていい時期なのですが、これも地球温暖化の影響なのでしょうか。将来が心配されます。そう言いつつも冬の山形をひさびさに肌で感じることができました。
山形出張はこれからどれだけあるかわかりませんが、機会があれば喜んで引き受けます。こんなことを言うと会社の上長に怒られそうですが、仕事の思い入れが他の出張とは違います。山形の営業の皆様、どうか私を山形に呼んでください。