天下人ならぬ田舎人

いつも故郷を想い、心は永遠に田舎人が、今伝えたいことを伝えます。

東京見学

2007-01-28 00:50:16 | 日記・エッセイ・コラム

長女が、正月明け早々、学校行事で上野動物園や国会議事堂に見学に行ってきました。前回のブログでちょっとだけ紹介しました。その見学先に向かう際、バスからフジテレビの建物、秋葉原、東京タワーがみえたそうです。その印象が強かったのか、実際にその場所に行ってみたいと言い出しました。特に断る必要もなく、興味を持ったならば、連れてってやるのが親の務めです。それで、1月21日の日曜日に娘二人と東京見学に行ってきました。

私は、仕事で東京タワー所在地の区役所に何度も出張したことがあります。秋葉原は他事業所のビルがあり打合せで行きます。台場にも台場にあるホテルでの展示会対応やセミナーで行きます(ちなみに台場の某テレビ局は私が担当する製品のお客様でもあります)。でも、仕事から離れ、娘二人と東京見学するのも楽しいものです。

現地までは、電車を利用しました。JR浜松町駅から東京タワー目指して歩きました。だんだん東京タワーが大きくなっていき、首を上げていなと全体がみえなくなっていきます。私は、東京タワーの展望台に登るは入社以来です。娘たちはもちろん初めてですが、ランドマークタワーの展望台に登っていますので、東京タワーの展望台は低いなんて思ったりしないのか気になっていましたが、東京の街を展望できて楽しかったようです。また、展望台には真下が覗けるようにガラス張りになっている箇所があります。私は足がすくんでだめですが、娘二人はその上でジャンプしていましたので、まったく怖くないみたいです。

秋葉原へは、東京メトロ日比谷線を利用しました。秋葉原では何かを買うこともなく、ただブラブラと歩いて、メイドなどを眺めていました。

台場には新橋からゆりかもめを利用しました。今回の目的はもちろんフジテレビを見学することです。5階の見学コースは楽しいです。写真撮影スポットでもあります。娘二人がSMAP×SMAPのビストロスマップのゲストであるシチュエーションで記念撮影をしました。

1日で3箇所を回るハードスケジュールでしたが、娘たちは楽しかったようです。私は、もう少し娘たちをいろんなところに連れてってやらないとダメだなと思った1日でもありました。

2007_01210043_1   2007_01210048


腕時計

2007-01-12 23:15:01 | 日記・エッセイ・コラム

長女が学校行事として国会議事堂や上野動物園に社会見学に行ってきました。なぜ年明け早々社会見学なんだろうと親として疑問に思ったりしますが。今回のブログはそれを話題するのではなく、腕時計の話です。

その日の朝の出来事です。長女がいきなり「時計が止まってる」と叫びました。長女は班長であり時計係で、腕時計を持参しなければならないようですが、長女が所有する腕時計が止まっていることに、まさに出かける間際に気がついたのです。まったく昨日の夜に確認していれば、なんとかなったものをもう出かけなければならないときになってこの始末です。妻は腕時計を持っていません。私はとっさに自分の腕時計をはずし、長女の腕に合うようにバンドを調節して、腕にはめてあげました。今日一日自分の腕時計を長女に貸すことにしました。長女は「ありがとう」の言葉を残し、家を飛び出していきました。私は入社以来、腕時計をしないで出勤したのは初めてです。

長女に貸した腕時計は、私が中学3年から愛用してるものです。もう30年近くになります。他に腕時計を買ったことがありません。もう私の体の一部かもしれません。そんな愛用している腕時計も3年前に壊れかけそうになりました。

3年前の出来事です。時計の動きがおかしくなり、時計屋さんに診てもらうと、
「これは30年前に製造された時計ですね。よくここまで愛用してきましたね。故障は部品の一部が錆びて、部品交換しない限り直らないです。その部品が日本全国探して、あるかどうかですが、あれば修理するし、なければ修理しないでそのまま返します。修理した場合、修理代は新しい時計が買えてしまうほどですが、30年前に製造されたこの時計は、性能がいいので、新しい時計を買うよりも修理して使用したほうが絶対いいと思います。どうしますか。」

私は、新しい時計を買うつもりはありませんでしたし、時計が直ることを信じていました。時計屋さんを信頼して待つこと10日間。腕時計は再び正確な時を刻むようになりました。

いろんな出来事に付き合ってもらった腕時計です。もう少しがんばって私といっしょに過ごしてほしいな。


マムシを食す

2007-01-06 12:07:18 | 日記・エッセイ・コラム

前回のブログで「イナゴの佃煮」について書きました。そうしたら、子供のころに食べたものをもうひとつ思い出しました。ただし、大半の人が口にしたことのないものです。それは「マムシ」です。

私の実家は農家で、ぶどうを生産していました。以前にもお話したとおり、田舎(山形県南陽市赤湯)を取り囲む丘陵にぶどう畑がありますので、いわば周りは山です。ヘビを見かけるのもめずらしくありません。また、田んぼにも野ねずみを狙ってヘビが出没することもあります。

子供のころ、ブドウ畑でアオダイショウ(青大将)を見かけましたが、両親は「害虫を食べてくれるので守り神だ。ほっとけ」と手出ししませんでしたが、マムシとなると猛毒を持っているので、ある程度捕獲することになります。

毎年、1匹か2匹は捕まえてきては、体にいいからとマムシの血を飲まされました。今思い出すと以外とさらっとしていたかな。それだけではありません。マムシを自然乾燥させて、カラカラになったものをちぎってそのまま食べるのです。こちらは苦いです。食感は煮干をかじった感じでしょうか。さすがにマムシはもう20数年口にしていません。


イナゴの佃煮

2007-01-05 23:06:32 | 日記・エッセイ・コラム

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年始めのブログは「イナゴの佃煮」についてです。

正月番組で、饅頭の中に入れた食材がわからないようにして、女性タレントがそれを食べたらイナゴの佃煮で、キャーと騒ぎ出すといったお決まりパターンをまたも観てしまいました。以前から気になっていたことなのですが、イナゴの佃煮は、そんなに食べられないものなのでしょうか。たしかにバッタのような虫そのものの形をしていますが、栄養満点の食べ物なのです。

私は、子供のころからイナゴの佃煮を食べていましたので、形や食感はまったく気になりません。初めて見る人にはちょっとグロテスクかもしれませんが、キャーと騒ぐものではないでしょう。女性タレントが騒ぐ度に、「ああ、またか」とがっかりすると同時に、自分が今まで普通に食べてきた食べ物を否定された気分になります。

イナゴの佃煮を物怖じせず、ぱくぱくと食べて、私の気持ちを晴れやかにしてくれる女性タレントは現れてくれないでしょうか。