JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

若松孝ニ監督 死去

2012-10-18 | 旅立った方々
若松孝二監督、死去 76歳  12日に交通事故で入院

映画監督の若松孝二さんが17日、死去した。76歳。若松さんは12日に東京都新宿区内でタクシーにはねられ、重傷を負って入院していた。若松プロダクションの担当者によると、告別式の日程については未定だという。
若松さんは1963年に映画『甘い罠』で映画監督としてデビュー。その後、自身が代表を務める若松プロダクションを設立し、政治や暴力をテーマにした作品を発表。『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』は第58回ベルリン国際映画祭にて最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)と国際芸術映画評論連盟賞(CICAE賞)をダブル受賞、『キャタピラー』では主演の寺島しのぶが銀熊賞(女優賞)を受賞するなど、その作品は国内外から高い評価を得ていた。
第69回ベネチア国際映画祭に出品された、中上健次の小説を原作にした映画『千年の愉楽』が生前に発表された最後の作品。今月行われた第17回釜山国際映画祭では、アジア映画人賞を受賞したばかりだった。(シネマトゥデイ)

12日の交通事故のニュースは見落としていました。
命に別条はないという報道だったようですが、様態が急変してしまったようです。
若松監督の初期作品は、4年前の大レトロスペクティブを足繁く通ったので、けっこう見てるんですね。
見ると睡魔との戦いになる事が多かったように記憶しています。
当時、不覚にも眠ってしまった作品は機会があればもう一度見たいなんて思っていたりしますが、あれからこちらも4年、歳を取ってる訳で、あまり気力はありません。
若松監督のように老いてもバリバリ、盛んという訳には行かないのです。
今となっては眠気と戦った諸作よりも、スクリーンに釘付けになれた、一連の暴行暗黒史ものを再見したいと思う訳です。シリーズとはいえ、内容はバラエティーに富んでいて、すごく面白かったですから・・・

監督作としては、どうしても見ておきたいのが1982年の「水のないプール」
これは若松監督追悼と見せかけて、中村れい子目当てというのがバレバレですね。



まだまだ監督として活躍できる方と思いますので事故死は残念です。

裏切りの季節
壁の中の秘事
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
処女ゲバゲバ
新日本暴行暗黒史 復讐鬼
性賊 セックスジャック
赤軍-PFLP世界戦争宣言
続日本暴行暗黒史 暴虐魔
胎児が密漁する時
天使の恍惚
鉛の墓標
日本暴行暗黒史 怨獣
裸の銃弾(やわ肌無宿 男殺し 女殺し)
腹貸し女
秘花

先日、シネパトスにポルノを観に行ったら上映前に横山リエの「ここは静かな最前線」がかかっていて、「かなんなぁ」と閉口したものですが、そのすぐ後に様態悪化したんですね。
あらためて追悼の意味で視聴しましょう。




ご冥福をお祈りいたします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東都大学野球 亜大が3連覇 | トップ | 訃報 シルヴィア・クリステ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅立った方々」カテゴリの最新記事