カントリーポリスにお縄頂戴

　携帯がフェリーでぶっ壊れました　露出狂のたたりです　それで下関のAUで修理を頼みました　インフォバーがあればこの際買い替えると言ったのですが一ヶ月以上かかるとの事でした　そこで代替の携帯を借りました　データは移せませんでしたので、番号とアドレス以外は真っ白です　仕事に響きます
　昨日今日と借り物の携帯にコツコツと得意先と同僚の番号と名前を打ち込みました
　そして部長の番号を打ち込んだときふと「事務員とはどうなっているのだろう」邪念がわき、私は田舎の一本道しかも雨なのでポリスもおらんわいと思い部長に電話しました
　すると部長は私にすがりつくように近況を延々と話しだしました　電話を掛けたのは私です　後悔しました　電話はなかなか終わりません　気がつけば萩市内に入っていました　それでも電話は終わる気配がありません　
　そんな時です　ポリスのパトカーのサイレンが鳴り響き、私の車のナンバーが拡声器で呼ばれました
　そうです運転中の携帯電話使用でお縄頂戴です　
　私はまだ話の終わっていない携帯を切り、観念しました
　散々な一日でした　これを皮切りにアポを取っていた得意先二件にプッチされるわ、違う得意先に忘れ物し、明日再度いかないといけなくなるわ、クラゲに刺されるわの散々な日でした

　けれど物は考え様です　ポリスのおかげで　”命の電話”　を切る事が出来ました