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48歳で一型糖尿病を患うも、べつだん普通に生活している男のブログ

ありがとう少年

2013年08月24日 | Weblog
 お久しぶりです
 盆中ずっとゴロゴロしていました これだけ暑いとどこにも行きたくない どこにも行かないからアクシデントも起こらなく、ブログの記事も無く、時間はあるけど書くことがないというスパイラルにはまっていました

 50近く今迄体も心も無理矢理若い頃と変わらないよう引っぱってきましたが、最近はやはり夏はきつい
 足腰も衰えてきています どうにかしないと

 昨日の土曜日、仕事でした たまたま車がないのでずっと会社にいたのですが、君臨するアホ女性事務員のおかげで会社の雰囲気は悪く、血糖値も上がり最悪でした
 定時になったらとっとと帰ればいいのにグズグズと会社に残って事務員は土曜日というのにセコく残業代を稼いでいきます 口にするのは人の悪口ばかりです 恐ろしい
 実際、得意先の方もこの事務員に不愉快感を感じる方も多く「会社に電話したくないの」とかよく言われます
 メーカーの方も嫌がっているでしょう
 
 事務員にも生活があるとはいえなんとかしないといけない時期ではないか と営業会議で社長を含め確認しましたが、ここからなかなか前には進まないでしょう

 このアホ事務員の前ではインスリンを打ちたくない とっとと帰れと思うのに帰らない 

 他の営業も確実に嫌がっています ある営業は土日祭日にショートの出張で仕事をして、平日代休を取っています こうすると事務員に会わなくてすみますからね
 そういう私も明日の月曜日も車がないので出社すると会社にいるか電車で営業かです もう事務員と一日一緒に入られません 神経が持たない だから明日休みを取りました 盆休みがあったのに私も代休の申請を頻発しています 
 こういう奴は会社側の人間に取り憑くのは巧みでうまい

 

 さて、話を変えて少し爽やかに

 その夜通勤帰り駅に着くとホームに電車が滑り込む音が聞こえてきました 高架の駅なのでホームは二階です あわてて改札を通りエスカレーターを走り抜けようとしましたが足腰が最近の休暇ばかりのせいで動きません 息もすぐに切れます

 すると後ろから小学生3人が上りエスカレーターを駆け上がってきました
 私は少年たちに道を譲りながら「すまん、先に行ってワシが着く迄電車止めといてくれ!」と言いました

 少年たちは何も言いませんでしたが、私がホームに着くと電車に乗るような乗らないようなそぶりをしてドアが閉まらないよう引っぱってくれていました

 機転の利く少年達です
 無事4人乗ることが出来、下り普通電車は走り出しました 私は車内で少年3人に感謝の意を表しました


クール宅急便

2013年08月09日 | Weblog
 弊社の事務員 最近のあだ名はメガネ会計じじい  は長年高血圧で悩んでいましたが、最近調子が良くなったそうで「塩辛いもの食べたい ◯◯(私の名)山陰でなんか塩辛くてうまそうなもの買うてきてくれ」と私に懇願してきました 「わかりました シオカラトンボの塩辛でも買ってきますわ」と言葉を残して私は出張に旅立ちました

 今月はクーラーがあります 最初の頃はコンビニで板氷を買って冷却剤代わりにに使っていましたが、板氷は結構高くバカになりません
 学習能力がまだ少し残っている私は、ホテルのサービス氷、それにスーパーの冷却用の無料氷に目をつけました タダです クーラーあると便利なもので炭酸水も冷やしておけます 今迄はだんだんぬるくなっていく炭酸水を飲んでいましたが、今はいつでも何処でも冷たい炭酸水です
 学習能力はまだはじけます コンビニに寄った時に糖質70%オフのビールも買って冷やしておき、ホテルの駐車場に付くと同時にその日の打ち上げをするのです

 ニーズがあるのでしょう 一部の気の利くホテルは糖質70%オフのビールも自販機で販売していますが、やはりまだそこまで対応してくれるホテルは少ないので、買い忘れてコンビニに走る手間が省けるのです

 本当に重宝します インシュリンが無くても重宝するかも

 さて鳥取から今日大阪に向かいました メガネ会計じじい のおみやげをスーパーで探しました 瓶詰めを考えていたのですが、そうですクーラーがあるのです そこで生鮮品のイカの粕漬けを買ってきました
 ナイスですね
 シオカラトンボの塩辛は何処にも売っていません


 出張初日、私は何の為にクーラーを出張に持っていくのか疑問だったのですが、その答えは出張最後の日にもわかりませんでした

エジソン展を見学に

2013年08月08日 | Weblog
 波なくあってもよくなく、海水浴シーズンでもあって千畳で少し入っただけです つまり時間が余ります 本来なら新規開拓を行わないといけないのですがこの暑い中、こられるほうも大変で迷惑と思い知識の研鑽に時間を使おうとイングリッシュガーデンでやっているエジソン展に行ってきました

 夏休みの親子向けの設定だろうから最初は行く気はなかったのですが、山陰中央日報の読者欄に子供のころエジソンの伝記を読んで感動し、人生に大きな影響をもらったので少し遠いがぜひエジソン展に行きたいという初老の方の記事が載っていました

 その記事を読み、そして実は私も確か中一の時にエジソンの伝記を読んでみると面白くエジソンのファンになっていたので行くことにしました

 入場料は大人900円です 私は無料にしてくれました 思えば千畳の駐車場、夏場は千円かかるのですが、私の場合事情を話すと半額にここもしてくれました 感謝


 電球や蓄音機いろんなものを発明したエジソンですが、伝記を読むとエジソンの子供のころや若いころの電信員時代の話がとても面白い それで一気にファンになったのでした

 電信員時代のエピソードが最高です

 夜勤でエジソンは支局に勤めています ほかの支局を含め夜中寝させないように本局は一時間おきに支局から本局へとある数字を発信させます それで起きている ちゃんとやっていると判断します

 エジソンはきっちり一時間おきに一番時間正確に発信します 本局は「しっかりやっている」と思うのですが、肝心の通信になると反応が遅い なかなか応答しない

 ある日 応答しないエジソンに何かあったのではないかと思い本局の人間が深夜エジソンの支局に見に行きました
 窓から覗くとエジソンは見事にベッドでグースカ寝ています 発信機に時計と何かへんな機械がついています 見に行った男は事の顛末を見ようとエジソン起こさず窓から見ていました

 きっと時間が来たら目覚ましがなってエジソンを起こすのだろうと思っていたそうです 時代的にそれでもたいしたものだったのでしょう

 ところが時間が来ると自動で動き出し、指示された数字を発信したそうです
 おどろく本局員

 すぐにエジソンは首になったそうですが、この話は私の脳裏に刻み込まれています
 能力はエジソンの足元にも及びませんが、少し考え方の影響を受けたのかも

 いつもは下らんギャグで締めくくるのですが、今日はエジソンの名言を


 ハンディキャップは特長だ

暑けりゃ冷やせ!

2013年08月07日 | Weblog
 以前宇部の商店街のお茶さんのことを書きました
 冬場売り上げが芳しくないので焼き芋を店頭で焼いて売り出し、結構はやっているという話でした
 やる気満々の奥さんは夏は中国茶かソフトクリームをやると鼻息が荒かった

 さて久しぶりに今月うかがうと焼き芋をまだやっています こんな暑い中でも売れるのかなと思いながら店に入ると奥さんは生き生きしています

 また何か始めて調子いいのかな、それとも焼き芋が夏でも売れているのかなと思いながら話を聞くと、ななんと焼き芋を冷やして 冷やし焼き芋を売っているのです

 それがまた傑作なことに地元の冊子に掲載され、ラジオからテレビ局までやってきて放映されたとのことです

 まさにびっくり じぇじぇじぇ です

 冊子の写真もプロが一緒にやってきて撮影したというだけあってきれいに“冷やし焼き芋”は撮れています

 見開きのページに他の有名な和菓子屋4~5軒のお菓子の紹介とともに同じ大きさの写真と記事で載っています

 やるなあ と思いました

 口癖のようにいう「『売り上げ落ちてあかんあかん』言う暇あったら何か行動しないといけない」とか記事に書いてありました

 その後私はしっかり説教されました

 お茶屋の発端は何か商売をしようと考えて商店街の建物を買い、この商店街にはお茶屋がないからお茶屋をしようと始めたのがきっかけです それもほんの数年前の出来事です

 今や由緒あるお茶屋に変貌しました

 創業が江戸時代で十何代目と自慢しているお茶さんよりよっぽど面白いですね

大都会を久々に

2013年08月06日 | Weblog
 今ケーブルテレビで石原プロモーションの刑事ドラマ 大都会が放送されています 大阪にいる暇なときに見て懐かしんでいます 
 渡哲也も裕次郎も松田優作も若い!
 事件が解決した後渡哲也の演歌が流れ渡哲也が道路の真ん中を歩いて帰ります パトカーがよけて通っていきます
 懐かしい

 さて話は変わり今月の出張のスタート日のことです
 インシュリンは気温が37度を変質するそうです 夏の車内はもっと暑くなります 営業中は持ち歩けばいいのですが、問題はサーフィンのときです やむをえず車においていくのですが、先月はそれが原因なのかなかなか血糖値がいつものように下がらず、病状が悪化したのかインシュリンが熱で変質したのかじゃないかとドクターFは診察のときにおっしゃいました
 それで今月インシュリンを冷やすためにクーラーボックスを車に積み込みました
 サーフィン道具や着替えで荷物は多い それに12日分の針や血糖値センサー等の荷物で車はいっぱいです やむなく商売用のサンプルを下ろしクーラーボックスを積み込みました
 昔、生見にサーフィンに行くときに使おうと買ったクーラーボックスです 結構容量があります

 夏休みでいつも乗るフェリーが一杯でやむなく早便を予約しました 遅便なら夕食を済ませて乗るのですが、5時過ぎ出航の早便は船内で夕食になります

 私は某スーパーに弁当を買いにいきました 「そうだ クーラーがあるんだから氷と炭酸水と焼酎500ミリリットルを買ってインシュリンと一緒に冷やし、船内で一人壮行会をやろう」と思い、他に弁当と露払いの糖質70%オフの発泡酒二本を買い込みました
 入念な私は板アイスとクラッシュアイスを買いました クラッシュアイスは焼酎炭酸割用、板アイス(固まった氷)は冷却用です つまり氷で氷を冷やすのです

 買い込んだ商品を船着場の待合所で発泡酒を飲みながらクーラーに詰め始めました 公道ではないので少しくらいはいいでしょう まずは塊の板アイス そしてインシュリン セックスワックスの夏用
 ちなみにセックスワックスとはサーフィン用のワックスでHなものではありません なぜこんな名をつけたのか冗談が過ぎますね
 セックスワックスは山陰では手に入りにくいので持っていきます 熱に弱いのでクーラーに入れます
 話は飛びますが、益田のホテルのフロントのサーフィンをする女性に「どこかでセックスワックス売ってないですか」と何気に聞くと「益田では売っていない」とけれんみなく答えてくれました
 が、横にいた別のフロントの女性は勘違いしたらしく、私の顔をじろじろと見ていました

 話を元に戻します
 次にクラッシュアイス そして焼酎も冷やしておいたほうがいいと思い焼酎もクーラーに入れました

 瞬く間にクーラーは一杯になっていきます

 容赦なく次に炭酸水を詰め込み、弁当をその上に置きふたをしようとすると後ちょっとというところでふたが閉まりません 

 困りました 


 散々考えたあげく、私はクーラーからインシュリンを取り出し、ふたをしてみると見事にきれいにふたは閉まったのでした


 車で入船を待っていると渡哲也の大都会の曲が脳裏に流れました

 「何のために~」

 曲名は日暮坂です


 そうです私は何のためにクーラーを積み込んだのでしょうか?

 そして何をしに山陰に向かうのでしょうか?

営業マンの本質?

2013年08月03日 | Weblog
 益田の夜の続きを書く間もなくまたもや益田にやってきました 今月は豪雨の影響で須佐と木与の間が通行止です 床上浸水もたくさんあったようです 災害にあわれた方、お見舞い申し上げます

 幸い須佐の得意先は被害はなく、電話で様子を聞いた後、お伺いしたいと伝えると「来てもいいよ」とおっしゃってくださったので、萩の得意先を終えたあとはるばる大きく迂回して9号線から益田に入り、次の日の朝うかがいました

 須佐に向かう国道の右側は浸水がひどく、畳から家財道具まで表に出して乾かしていました 作業服の人ばかりでポロシャツ姿は私以外ほとんどいません 暑い中復興に全力を傾けているようです 後で聞いたのですが、新婚さんの住んでいるものを含め新築3件が流されたそうです


 得意先に着きました
 もし得意先に被害があればお見舞いだけで集金等は来月以降にするつもりでしたが、ご主人は「払っておく」と言って現金で結構な金額を払ってくださいました

 集金が終わった後、「注文があるから嫁はんが帰ってくるまで待ってくれ」と言われたので待っていました

 駅前の駐車場を見るとトラックやライトバンでごったがえしています 見るからに暑そうです


 やがてご主人は太平洋戦争を生き残った人が戦争の惨劇を遠い記憶の中から思い出すように静かにゆっくりと語りだしました

 「昭和40年代に大雪でここら辺1メートル以上雪が積もってどうしようもならなくなったことがある」
 山口県北部です そんな豪雪はめったになく脳裏に鮮明に残っているのでしょう 今回の水害のように…

 「そんな時大阪の業者が数千円の集金にやってきた」


 「今回2回目じゃ!」


 一ヶ月待つべきったと大きく後悔しました(その後冗談だと言ってくれました)