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48歳で一型糖尿病を患うも、べつだん普通に生活している男のブログ

同級生のパパ

2017年11月01日 | Weblog

昼過ぎから手伝いに行く氷屋、高校時代の同級生が経営しています

忙しい日は同級生の父親が鳳から氷屋にやってきて電話番をします

私が出社してパパがいると、家まで送って行ってから配達に回ります アウトローだが外面のいいこのパパ私とウマがあいます

向こうも同じ気持ちのようで、二人きりになると息子の悪口を言います ちなみに配達を終え、氷屋で仕事後の一杯を飲んでいるときは同級生からパパへの愚痴を聞いています

どちらも聞き流す私

さてこのパパ、私と馴染んできているので帰りの道中コーナンに寄ってくれとか菓子屋に寄ってくれとか言ってきます 同級生からは「行ってやってくれ」と言われているのでハイハイと寄り道します

 先日はアナゴ寿司を予約しているからと言って堺の有名なアナゴ寿司屋に行きました このパパなかなか憎い男で私にも一人前買ってくれます ちょっと嬉しい

 

 時が流れ、つい最近のことです

 いつものように送って行くと「軽の車買うからダイハツに寄ってくれ 息子には内緒やで」と言ってきました

 パパは歩くのも困難で杖を使っています どう考えても運転は危険です 周りの者に迷惑かかるのは明白です

 気心知れた私にパパはせがんでくるのです 

 見に行かないとぐずぐず言って蜜月関係にヒビが入るので、私は見に行くまでは大丈夫だろう 車を買うまでに同級生に言って阻止させればいいと思いダイハツに連れて行きました

 

 車を敷地に乗り入れると営業マンが飛び出てきます 機敏な営業所です 

 営業マン私に寄ってきます 私はこの人が運転すると言ってパパを紹介しました

 営業マンは屈託無く「どんな車お探しですか?」とパパに問いかけました

 

 

 パパは「アクセルペダルとブレーキペダルの離れている車がええ」と答えました

 

 

 パパを送った後、私は再度ダイハツに戻り営業マンに経緯を語り名刺をもらい、その名刺を同級生に渡してまた経緯を話し、ダイハツに電話させてことなきを得たのでした