5月6日放送のテレビ東京『WBS(ワールド・ビジネス・サテライト)』の
「ロングセラー研究所」というコーナーで取り上げられていたのが
桃屋『ごはんですよ!』(1973年発売)。
三木のり平をキャラクターにしたCMで大人気となった海苔の佃煮です。
桃屋は最近では『辛そうで辛くない少し辛いラー油(食べるラー油)』で有名ですが、
戦後に発売した『江戸むらさき』という海苔の佃煮は関東エリアでしか売れなかったため、
甘めの味付けで子供からお年寄りまで幅広く好まれるようにした商品を開発。
社長が商品名に悩んでいたところ、奥さんが「ごはんですよ!」と呼びかけた時に
それを商品名にしようと閃いたとのこと。
番組を見ていてびっくりしたのが、『ごはんですよ!』の生産工場がわが三重県松阪市だったこと!
しかも具材は三重県が生産量全国1位を誇るアオサ海苔。
機械では不純物が完全には取れないということで、手作業で取り除いているとのこと。
『ごはんですよ!』の生産地と原材料を初めて知りました(笑)。
今日は4月頭の大阪出張のお土産に買った「油かす」を使って
しらたきのかすうどん風。しらたきを使ったのはもちろん糖質制限のため。
「油かす」は牛の小腸の油分を取り除いた後の「カス」。
かすうどんは大阪の人にはソウルフードかもしれませんが、
三重県のスーパーで油かすを買うことはなかなか困難。
今回は油かすを前回 豚バラ(軟骨)角煮を作った汁で再度圧力調理。
その油かすを水平に半分に切り、かすうどんのトッピングに。
麺はしらたき。糖質ほぼゼロ。うどんの食感とは全く違いますが、
プチプチ嚙み切れる食感はわるくありません。
フライパンに圧力鍋の煮汁と油かす、ニンジン、しらたき、ネギを投入、
大阪人御用達のヒガシマル『うどんスープ』の粉末で味付け。
食べてみたら、油かすから出た脂が濃厚でなかなか美味。
ただ、食べた後は脂が口に残り、ちょっとくどかったかも。
この一杯に油かす1個の分量は多すぎたかも。